アニメ偉言

レッド「愛の名を持つプリキュア、キュアラブリー。
そして幸せをもたらすハピネスチャージプリキュアか…
幸せは一瞬…愛は幻…命あるものは全て息絶える。
この世界にあるのは…絶望だけだ」

レッドの赤い星は、まるでマルスの支配する火星。
永遠なる神として、一瞬の存在でしかない人間を断罪しようとする姿勢は
まるで土星の神サターンのようであって、聖闘士星矢Ω集大成みたいな展開―!?

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イノセントフォーチュン「相楽君が
氷川道場に初めて来た日。
『強くなりたい』。あなたはそう言ったわ。
とても真剣な目で。それは、めぐみを
守れる人になりたかったからなんでしょう?」

レッド「守るための力などあって何になる。
力は、破壊をなすためだけにある。
全てを憎み、全てを壊してしまえ」

目的と手段が入れ替わってしまった感じの誠司。
力に振り回されるだけの破壊獣というか何というか。


レッド「お前に残された道は二つ。
倒すか、倒されるか。どちらを選んでも
行き着く先は絶望。それが、愛の結末だ」

キュアラブリー「これは私のわがまま。
誰にも邪魔されずに二人っきりで
誠司と話をしたかったから!」

レッド「何を血迷ったことを。
彼にはもう何を言っても聞こえぬ」

深き愛のラブリー。愛とは受け入れること。
ラブリーは誠司の暗黒面をも受け入れようとしていた。
プリキュア十八番の展開だけど、これがいいんだよね。
定番とマンネリは違うから、奇をてらえばいいってもんじゃない。


レッド「俺の意のままに
二人は戦い合っているというのに、
何故こんなにも心が苛立つ?
何だ、この不愉快な感覚は!?」

ブルー「憎しみを打ち砕くのではなく、
憎しみを、愛をもって正面から受け止める。
ラブリー。それが君の見つけ出した答え。
君の、愛の在り方なんだね」

神の思惑を上回る人の想い。
愛はどこにでもある。気付かないだけ溢れている。
ありがとう。ハピネスチャージプリキュア。


イノセントラブリー「愛は、無敵だよ」

レッド「無敵?　神を前にして
愛の名を持つ己が最強だと言う気か!?」

イノセントラブリー「みんな、
誰かと一緒に生きている。
レッド、あなたも誰かを
愛したことがあるんじゃないの?」

レッド「何が分かる…貴様に!
愛は幻。幻もろとも、この神の手で
お前たちを消し去ってくれる!」

誠司は元に戻った。
後はこのどうしようもない赤神様だけ。
レッドが愛した相手とは?
1000年前のぴかりが丘の伝説との関係は…!?

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