アニメ偉言

メガトロン「人間などという小さな相手と戦って捕まったのなら、あいつが弱いのだ。どうなろうと我が知ったことではない」

ディセプティコン偵察兵「壊すの大好き」ウォーブレークダウンが攫われた。
攫った相手は#9に登場した人間、サイラス率いる革命組織メックだった。
サイラスは人間版メガトロンと評される危険思想の持ち主だ。
メックは攫ったウォーブレークダウンを世界革命に利用しようというのか―!?




オプティマス「己のためではなく、
人間のためになることをしよう」

オプティマスのいう人間とは、メックを除く地球人類のことだ。
ウォーブレークダウンがメックに悪用されることは人間のためにならない。
よって、不本意だがオプティマスはウォーブレークダウン救出を提案した。

サイラス「痛覚は遮断したか?
よーし、痛くないからよく見ておけ。
バラバラになる様をな」

サイラスはウォーブレークダウン自体はどうでもよかった。
興味があり、利用しようとしているのはトランスフォーマーの構造・技術のみ。
そのためにウォーブレークダウンをバラバラに解体し、解析するつもりだ。
恐ろしいサイラス。ウォーブレークダウンが情けない悲鳴を上げる。

ミコ「友情ゴッコしろなんて言ってない。
やっつけろって言ってるの!
―助けなきゃ、やっつけられない」

バルクヘッドはウォーブレークダウンとの因縁があり、救出を渋った。
だが、虚仮の一念岩をも通す、ミコの一言バルクヘッドを動かす。
バルクヘッドはウォーブレークダウンを自ら倒すために助けに行くのだ。
壊すの大好きなのに壊されそうな、可哀想なウォーブレークダウンを。

バルクヘッドとウォーブレークダウン。
オートボットとディセプティコン。
ライバル同士の共闘という燃える展開に。
しかも相手は小さな、しかし手強い人間だ。

スタースクリームが登場しなければ
後腐れなくライバル同士の再戦を誓えただろうが…



スタースクリーム「いつか今日の貸しは返してもらうぞ
ウォーブレークダウン。そのうち
どっちにつくか選ぶ日が来るからな」

ウォーブレークダウン「正義か悪かってことかい?」

スタースクリーム「この俺様を選ぶか、メガトロンを選ぶかだ」

ウォーブレークダウン「はぁ?」

正義か悪かの判断は立場によって異なる。
オートボット、ディセプティコン、メガトロン、スタースクリーム、ライバル、人間。
サイラスは今回得たデータから「キメラ計画」なるものの推進を企むが―

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