アニメ偉言

政府の開発したダイナミックエネルギー発生システム、通称「ディンガス」。
その極秘の試作機を実験場まで運ぶのが、今回オートボットに課せられた使命だ。
グランドブリッジを使えば楽なのだが、ワープ輸送中に爆発する危険性がある。
そこで、トレーラーに変形したオプティマスが直接輸送することになった。

オプティマス「おっとファウラー捜査官。
運転は私に任せてもらうよ」

ファウラー捜査官がハンドルを握ろうとするとオプティマスがダメ出し。
残念がって不貞腐れるファウラー捜査官がちょっと可愛い。
男ならトランスフォーマーを運転したくなる気持ちも分からないでもない?
予定通り行けば、日没までには輸送完了となるはずが…?!



ファウラー「おい、あいつだ。襲ってきたディセプティコンだ。
誰だ?　バケコプター?　アホコプター?　どこのどいつだ!?」

ヘリコプター型のディセプティコンと思しき連中が追跡してくる。
バケコプターだのアホコプターだの相手を馬鹿にするファウラー捜査官可愛い。
地上からは車数台が追跡してくるが、ディセプティコン反応がない。
相手はディセプティコンではなく人間だった。

サイラスという名の軍人が部隊を率いていた。
メックという集団組織を名乗り、ディンガス強奪を狙うサイラス。
メタルギアソリッドばりの潜入アクションでオプティマスたちにへばりつく部隊。



サイラス「これは戦争なのだ。全く新しい世界を築くための。
勝つのは最も強い力と技術を持った者なんだよ」

サイラスの言葉を聞いたオプティマスは思った。
その思想はサイバトロン星を滅亡に追いやったメガトロンと同じ。
サイラスは圧倒的武力で世界を一つにまとめようとしているのか…?

サイラス「噂は本当だったわけだ。
生きたロボットがいたとはなあ。
だがすぐに鉄屑にしてやるよ」

ディセプティコン襲撃で、オプティマスたちはビークルモードを解除し臨戦態勢に。
それを見たサイラスは、だが慌てず、「いずれ」まとめて始末しようと考える。
サイラスは狙い通りあくまでディンガスを追跡する。
ディンガスは今、列車のコンテナに移されていた。

サイラス「勝利への近道。奪えない物は破壊せよ」

ジャックやミコ、ダグの時間稼ぎもあり、オプティマスがサイラスのヘリに接近。
するとサイラスは、敵ながら天晴れな決断力でディンガスを破壊しようとする。
列車の先の線路を破壊し、脱線させてディンガスを爆発させる気だ。

列車にはジャックとミコも乗っていたが、オプティマスがどうにか止める。
だがそれにしても、ここに来て意外な第三勢力の登場と相成った。
敵は人間、危険思想の持ち主。オプティマスも認める巨大な悪―

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