アニメ偉言

偽・毛利小五郎こと恩田遼平に殺人事件の解決などできるのか?
事件の現場となったアパートの大家、桐谷貴江には孫娘がいる。
恩田遼平は自分はその孫娘の恋人と言っていたが、どうやらウソ。
とうとう蘭からも疑いの眼差しを向けられてしまうのだが…

コナン「大丈夫、本物の
眠りの小五郎がついてるからさ!」

本物の眠りの小五郎こと、江戸川コナン（こと工藤新一）が偽者の味方をする。
眠りの小五郎はコナンの演技であって、毛利探偵本人ではない。
言われてみれば確かにそうだ。何か目からウロコナン。



コナン「大丈夫。
僕が教えたとおりに話せば大丈夫だから。
堂々としてて。シャーロック・ホームズになった気分でさ」

小学生一年生に励まされる成人男性の図。
顔面蒼白の偽小五郎を勇気付ける本物の「眠りの小五郎」。
最近のシャーロック・ホームズは結構な肉体派アクション派だが。



コナン「ノリノリだな」

高木刑事「偽者なのに本物っぽいですね」

佐藤刑事「いや、眠ってない分、本物より探偵らしいかも」

抜群の演技力と記憶力でコナンの指示通りに事件を解決していく偽者。
毛利小五郎本人も起きたまま事件解決することはあるが、滅多には見られない。
最後の最後で犯人に証拠を要求され焦ったものの、コナンのナイス横槍。
観念した犯人が自供を始めるのだった。

事件のあらましは書くのが面倒なので省略。

コナン「小学生にとって先生は親みたいなもので
女の先生をお母さんて呼んじゃう子はたまにいるから」

じゃあ男の先生をお父さんと呼ぶ子もいるのか?
（親がいない子供なんかはそういうこともありそうかな）
偽小五郎こと恩田遼平と桐谷貴江の本当の関係は、教え子と教師だった。
毛利小五郎に扮したのは、恩師への恩返しということだったのだ。

蘭「確かにウソはダメですけど…
相手を思ってついたウソなら
先生も許してくれるんじゃないですか?」

蘭の言葉に恩田はホッとするが、コナンは苦笑い。
コナン自身、蘭のために正体隠してウソつきまくりだからなあ。

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