アニメ偉言

はじめ「金田一少年の事件簿Rは
ブシロードとご覧のスポンサーの
提供でお送りします」

え?　金田一少年の事件簿のトップスポンサーがブシロード?
前回以前の提供ではブシロードとは言ってたなかったような…?

金田一少年の事件簿 File(29) (講談社漫画文庫 さ 9-47)




はじめ「もう1人のスパロウの
正体は、濱秋子…あんただよ!」

地獄の傀儡師に操られるスパロウは2人。
月光荘のスパロウは氏家先生。
そして太陽荘のスパロウは文系塾生の
濱秋子だとはじめが指摘する。


明智「なるほど…このオレンジ色の光は
低圧ナトリウムランプだったんですか。
589ナノメートルと589.6ナノメートルの
共鳴線による単色光を発して
物の色合いを全て同一色に
見せてしまうんです」

はじめ「トンネルの中に入った時に、
赤いTシャツと青いTシャツがどっちも
オレンジに見えることがあるだろ?
あれと同じさ。さあ、夜明けだ」

太陽荘を月光荘に見せかける最大のトリックが解明された。
低圧ナトリウムランプを使って看板の文字を変化させていたのだ。

氏家「奴らは私の息子を…
藍野修治を殺したんだ!」

濱「違うわ!　藍野君を殺したのは私よ。
私がこの手で殺してしまったのよ」

かつて、殺された6人は濱をイジメていた。
追い詰められた濱は自殺を考えたほどだったが、
藍野修治に救われ、生きる気力を取り戻した。

そんな藍野を、6人の計略にはまった濱が殺してしまう。
藍野が持病の治療のために持ち歩いていた注射器と薬を
覚醒剤だと思わされ、ビタミン剤に摩り替えてしまったがために。
絶望した濱は再び自ら命を絶とうとしたが…


高遠「死ぬ前に、しなくてはならないことが
あるのではないですか?お嬢さん。
私は地獄の傀儡師。無念の死を遂げた
死者の声を聞く、地獄の使いです」

高遠「今回はミスキャストでしたよ」

高遠が濱を炊きつけ、氏家を巻き込み、
この獄門塾殺人事件の幕が開ける。

しかし今、高遠は失敗を認め、潔く逮捕された。

かと思ったら、剣持警部がかけた手錠をあっさり外し、
犯行に失敗した罰として濱を殺そうとするではないか。
狂気は薔薇。まるでピスケスのブラッディローズだ。



犠牲になったのは濱をかばった氏家先生。
高遠は炎のマジックを目くらましに使って
まんまと逃亡に成功してしまう。


高遠「マジシャンが何の仕込みも
なしに舞台に立つことはありませんよ。
金田一君。君と私は闇と光の双子の
ような存在。常にそばにありながら、
決して交わることのない平行線だ。
またお会いしましょ。惨劇の舞台。
グッドラック!」

はじめ咆哮。
事件は一応の解決を見たが、やり切れない。
はじめの言葉で、濱が藍野を殺したという
罪の意識が多少軽くなったのが唯一の救いか…

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