アニメ偉言

怒涛のIVに追い詰められるシャークの心を闇がいざなう。
Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイクがシャークと一体化を図ろうとする。
そうなればシャークはトロンの操り人形（パペット）となってしまうだろう。
ギミック・パペットを操るIVのように。

シャーク「俺は…俺は―」

シャーク「俺は…もう絶対に
誰にも操られねェ――――っ!!!!」

シャーク（凌牙）はシャーク・ドレイクを除外することで
ナンバーズの誘惑とともにIVのコンボも断ち切った。
一方、IVは素直ではないとはいえトロンに従ってきた。
父親に頼りにされるよう、信じてもらえるように。

トロン「信じないよ、僕はもう誰も。
信じられるのは僕自身、そしバリアン世界だけ。
僕の命を助けてくれたのは彼らだからね」

人間（物質）世界、アストラル世界、そしてバリアン世界。
アストラルもバリアンも性質は違えど精神的、霊的な領域なのだろう。
トロンの言い方では、バリアンはアストラル界にも人間（物質）界にも勝る力?

IV「ふざけるな…俺には技も
運もあるってとこを見せてやる!」

IVは真の切り札としてNo.88ギミックパペット-デステニー・レオを召喚。
デステニー・レオは１ターンに一度オーバーレイユニットを消費する。
そして、3つのオーバーレイを全て失うと問答無用でデュエルに勝利できる。
5枚のパーツを揃え、封印から解き放ったエクゾディアのようなものか。

その効果発動に1つ、ターンエンドで1つ。
すでに2つのオーバーレイユニットが消費された。
シャークに残されたターンは1回きり。
いきなりのラスト1ターン宣告。

ピンチのシャークにトロンと、再び訪れるシャーク・ドレイクの呼び声。
復讐のために負けるわけにはいかないシャークは、ついにそれを受け入れてしまった。
呼び戻されるシャーク・ドレイク、そしてカオスエクシーズ・チェンジ。



アビス・ライジングしたカオスナンバーズ32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス。
代わりにIVが深淵の底に沈み、シャークにトロンの解放を託した。
だが今のシャークはいわば魔人（破壊王子）ベジータ状態?
トロンに完全に操られてはいないとはいえ、復讐の鬼と化してしまった…

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