アニメ偉言

トリン「君たちに一番分かりやすい
言葉を使うなら、そこは地獄だ」

13番目の秘石は、最後の獣電竜であるブラギガスとともに眠っている。
トリンいわく、そこは地獄だというが―

獣電戦隊キョウリュウジャー 超カミツキ変形 DXギガントブラギオー


トリン「デーボスは自分を守らせるべく
大地の魔神ガドマを生んだ」

かつてのデーボスとの決戦。
デーボスはガドマという強固な魔神を生み出した。
ガドマは次々とガーディアンを破壊した。
ブラギガスが倒された仲間のために流した涙が秘石となったという。

トリン「そして、私の制止も聞かず、
禁断の必殺技ギガンド砲を使った」

十大獣電竜全てのエネルギーを集めて放つ超破壊砲。
それがガドマを貫き、デーボスの心を封印することに成功した。
しかし、ブラギガスのダメージも大きく、ガドマに大地の底へと道連れにされてしまった。

現在の魔洞湖。
そこにブラギガスの亡骸がある。
ブラギガスを「地獄」から引き揚げるには13個の秘石を使う必要があるが…

タイリョーン「わしの釣りの邪魔ばすな!
わしは暴れたり、人間を苦しめたりしちょらんぜよ」

魔洞湖ではカオスが生み出したデーボモンスター、
タイリョーンが静かに釣り糸を垂らしていた。
土佐の一本釣りを見せちゃるきに!?



タイリョーン「何じゃこりゃ。外道じゃ!」

外道というのは釣り用語で本命以外の魚が連れること。
連れたのは化石だったが、そもそも連れるわけはないとグレー。
魔洞湖底に横たわる地獄。タイリョーンはそれを物ともしない。
タイリョーンはキョウリュウジャーより先に秘石を引き揚げようとしていた。

タイリョーン「早よはできん。それが釣りじゃ」

タイリョーン「釣りは忍耐。わしの我慢強さは異常じゃ」

タイリョーンはレッドの攻撃を受けても不動で釣りに専念する。
釣り師の鑑だね?

さて、レッドとはドゴルドが戦闘開始。
そこへダイゴの父、ダンテツが現れドゴルドを吹っ飛ばす。
この人も大概強い。生身でレッドとためを張ってるぞ。

ダイゴはダンテツとともに秘石を引き揚げる。
一方、タイリョーンが釣り上げたのは…

タイリョーン「釣ったどー!」

汚い泥の塊だったが、タイリョーンの狙いは秘石ではなくそれだったようだ。
タイリョーンはラッキューロにそれをカオスに渡すよう言うと姿を消した。
ダンテツもいつの間にか消えていたが、湖の底にはブラギガスの亡骸が。
いよいよ最強最後の獣電竜が復活する時が来た。

タイリョーン「わしの釣りば終わりじゃ。
ここからは戦（いくさ）じゃーっ!」

タイリョーン「硬いんじゃなか。異常に我慢強いんぜよ!」

タイリョーンはいなくなったのではなく、キョウリュウジャーに戦いを挑んできた。
ブラギガスの復活を阻むため、その異常な我慢強さであらゆる攻撃に耐え抜く。
が、八獣電ビクトリーマキシマムフィニッシュは無理だった。

巨大戦は復活したブラギガスとともに。
ブラギガスの中にスピリットベース?
超カミツキ変形ギガントブラギオー!
訳がわからないまま盛り上がって決着。

異常に我慢強いはずのタイリョーンも耐えられない超攻撃だった。

しかし、カオスの手には大地の魔神ガドマ復活への鍵が。
ブラギガスが復活したとはいえ、予断のならない戦いが続く―



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