アニメ偉言

キルア「『指組』っていう強力な
密告システムが情報を統制しているんだ」

ゴンとキルアが潜入した東ゴルトー共和国は、
共和国とは名ばかりの独裁国家だった。
国民をこの国に縛り付けておくための悪辣な情報統制。

キルア「もう『選別』は始まってる」

キメラアントの王はその仕組みも利用して、
徐々に国民の「選別」を開始していた―

HUNTER×HUNTER 2014カレンダー


ゴン「よく考えたら500万人を
殴って回るわけだよね。国中を」

キルア「ああ…仮に1％が生き残っても、
5万人が奴等の兵隊になる計算だ」

東ゴルトーの人口は500万。
選別によって念能力に開花する確率は低いが、それでも大量だ。

選別期間は10日。
キメラアント1人で1万人を処理したとしても500人は必要。
ゴンはそんなに大勢の念使いキメラアントがいるとは思えなかったが…

キルア「操ればいい」

キルア「容易に
5万人の即席軍隊が出来上がる。
495万の屍の上にな」

キルアはネフェルピトーの能力があれば楽勝だと推測した。
ピトーは人を操ることができ、人は誰でもオーラを持っている。
そのオーラを強制的に拳に集中させれば、選別は可能となるのだ。

選別を妨害すべきか否か。
ネテロ会長の作戦のことを考えたら、今目立つことは避けるべきだ。
しかし、ゴンには目の前の人間を見捨てることなどできない。
キルアはゴンの考えに従った。

キルア「約束しろよ。絶対動くな!
例え目の前で何人、人間が殺されてもだ!!」

ただし動くのは隠密行動に長けたキルアだけ。
キルアはゴンに対ピトー戦に専念するよう念を押す。

ナックル「すでに49万5千人の人間が殺されてんだぞ!
何でてめェは落ち着いてられるんだ!?」

シュート「ここで冷静さを失えば
何十億って人間が死ぬからだ!!」

ナックル「全人類のため
500万人を見捨てろっつーんだな」

シュート「そうだ」

一方、ナックルとシュートは選別阻止には動かない。
あくまで会長が作戦を遂行するための補佐役として、身を隠す。
ナックルは爆発寸前だったが、シュートが冷静に言い含めた。

そして、キルアと別れたゴンを、次々とキメラアントが襲う。
ヘビ、フクロウ、コウモリ。見守るカメレオン。

メレオロンが彼なりにゴンを選別しようとしていた―

スポンサード リンク