2013年09月15日
#121(II-48)「光を継ぐ者!! 希望皇ホープルーツ」遊戯王ZEXAL II・名言
エリファス「デュエルモンスターズの最高レベルは12。
だからと言って、ランク12が頂点とは限らない」
エリファスはドローする代わりに墓地からアストラル・フォースを回収。
その効果を発動し、ランク12のエーテリック・マヘスをさらにランクアップさせる。
エリファス「現れろ、NO13!
秩序を制する清浄なる志よ、
更なる高みを目指し、世界をあるべき姿へ!
刮目せよ! これぞ我らが意志!
エーテリック・アメン!!」
限界を超えたランク13のエクシーズ。
NO(ニューオーダーズ)13 エーテリック・アメン出現。
アメンとは古代エジプトで最も広く崇拝された神。
テーベの守護神でもあり、しばしば太陽神ラーと習合してアメンラーとも。
そして刮目。目をこすって、よく見ること。注意して見ること。
「かつもく」が変換できないのは何故なんだ…!?
<PR>11月30日発売予定 ホープ・ルーツ他収録
遊戯王ゼアル OCG レガシー・オブ・ザ・ヴァリアント BOX
エリファス「一つの世界が拡大するには限界がある。限界の中で、閉塞感や閉じた考えが蔓延る。やがて、世界を腐らせていく。その限界を超えていくためには、ランクアップが必要なのだよ」
遊馬「何だよ。限界を超えるって、
それって、かっとビングと同じじゃねえのかよ!」
エリファス「それは違うな。
ランクアップができるのは、
選ばれた魂だけだ」
遊馬「だったら、選ばれなかった魂はどうするんだよ!」
エリファスのいうランクアップの考え方にも一理ある。
要するに、不要な部分を「仕分け」て切り捨てて行こうというのだろう。
いわゆる断捨離。
しかし、それはただ楽になろうとしているのではないか。
本当にランクアップするためには、切り捨てるよりも、
まず受け入れる心の度量を広く大きくすることが肝要なのではないか。
たとえばドラゴンボールを通じ、読者が真・超サイヤ人効果に目覚めるような。
切り捨てるランクアップよりも、全てを受け入れて前へ進むかっとビング。
それこそが真に世界を拡大し、本当の意味でランクアップすることに繋がるのではないか、と。
話はそこそこに、エリファスはバトルを再開した。
エーテリック・アメンの効果発動。
相手の場のモンスターとのランク差の数だけ、
相手のデッキからカードを吸収しオーバーレイ・ユニットとする。
アメンとホープレイ・ヴィクトリーのランク差は8。
よって、遊馬のデッキから8枚のカードがアメンのユニットとして吸収された。
アメンのオーバーレイ・ユニットは3つから一気に11にまで増える。
効果使い放題じゃないか。
さらに、アメンはユニットの数×100、攻撃力をアップさせる。
元々の攻撃力5000に1100プラスで6100。
何から何まで反則級だ。
エリファスはランクアップ・アドバンテージの効果でカードを1枚シャイニングドロー。
そしてアメンでヴィクトリーに攻撃宣言し、ランク・ドミネーションの効果を発動させた。
ヴィクトリーの攻撃力は0になり、遊馬の手札も0。
今度こそ最後だと遊馬もエリファスも思った。
しかし遊馬は虹クリボーの声でまだ手があったことを思い出す。
伏せていた罠「パージ・レイ」を発動し、ヴィクトリーをリリース、
ターンの終わりにランクが1低いモンスターを特殊召喚する準備を整えた。
するとエリファスは遊馬へのダイレクトアタックに切り替えるが、
遊馬は墓地から虹クリボーを守備表示で特殊召喚して迎撃した。
虹クリボーは破壊され、遊馬のライフにはダメージがなかったが、
それでもデュエルで発生した衝撃は凄まじいものだった。
エリファスはターンエンド。
遊馬の場にはホープが特殊召喚された。
ランクを下げてまでホープを召喚したのは、アストラルとの絆のため。
このデュエルに勝利して、何が何でもアストラルを取り戻すためだ。
ここでアメンのさらなる効果発動。
アメンとホープのランク差分、遊馬のデッキからカードが吸収される。
これでアメンのユニットは20に、攻撃力は7000にまで増加した。
ますます打つ手がなくなってしまった遊馬だが…
遊馬「アストラル…
お前は生意気で、自分勝手で、
いつも上から目線で…でも、でもよ!
お前は俺の運命を決めちまった。俺の人生を!
アストラル…今じゃお前は俺の…
俺の全部なんだ! だから…だから俺は…
お前を失うなんてできねえ。負けるわけには…
行かねえんだよおっ」
アストラルへの想いが、ついに遊馬にもシャイニングドローを呼んだ。
その姿を見たエリファスは、遥か昔のアストラルとドン・サウザンドの戦いを想起した。
遊馬の魂のルーツ、アストラルとの絆は、まさかその時代にまで遡るというのか!?
遊馬はシャイニングドローによって新たな魔法カードを創造した。
「RDM(ランウダウンマジック)―ヌメロン・フォール」。
あえてランクアップの逆を行くランクダウンによるホープの進化。
ホープのルーツが今解き放たれる―
遊馬「エクシーズ・チェンジ!
現れろ、ランク1…No.39!!
希望の光、進化へと突き進む!
原初の記憶を解き放て!! 天衣無縫の力!!!
希望皇ホープ・ルーツ!!!!」
エナは遊馬を「あの方」と呼び、エリファスも何かを遊馬に感じ取った。
しかし、エリファスはランク1へのランクダウンを呆れ、遊馬を再び侮蔑する。
ホープ・ルーツが召喚されたことでアメンの効果が発動。
そのランク差分、計12枚のカードが遊馬のデッキからアメンのユニットとなった。
アメンのユニットは32、攻撃力は8200にまで大増加。
遊馬はデッキも手札も0になってしまう。
それでも遊馬は笑った。
遊馬「お前は世界が限界を超えるために
ランクアップが必要だっていうけど、そうじゃねえ。
もしランクアップが必要だっていうのなら、
それは生きている人のためだ!」
遊馬「誰でも心の中じゃ、いい心と悪い心が
戦ってるもんじゃねえのかよ!
でも、そっから逃げ出さなきゃ、きっと
どんなことだってやり直せる! 誰とだって分かり合える!
一人ひとりの苦しみも見ないで、何も知らないで、
本当のランクアップなんて、できっこねえ!!」
遊馬はホープ・ルーツでアメンに攻撃宣言した。
その瞬間、ホープ・ルーツのオーバーレイ効果発動。
ルーツはバトルするエクシーズに自分のユニットを1つ与えることで、
相手の攻撃を無効にし、そのランク差分ルーツの攻撃力をアップできる。
それによりアメンのユニットは33、攻撃力は8300に増加。
ルーツの攻撃力は1200に増加し、さらにそこへ
相手のユニットの数だけ攻撃力を倍加する!
遊馬「よって、33倍の攻撃力だーっ!!」
エリファス「攻撃力39600!?
だが、すでにホープ・ルーツの
バトルは終わっている!」
遊馬「それはどうかな!」
この土壇場で33倍返しというとんでもない攻撃力に!
しかも遊馬は伏せていたダブル・アップ・チャンスを発動し、
さらに2倍の66倍返しでエリファスに超反撃だ!!
エリファス「攻撃力79200!!?」
遊馬「ホープ剣・ルーツ・スラッシュ!!!」
かくしてアストラル世界はランクアップの呪縛から解放された。
アストラル世界の人々は少しずつ力を分け与え、アストラルを復活さえる。
遊馬とアストラル。
長いようで短い、短いようで長い、
しばらくぶりの、久しぶりの、再会。
ドルベ「バリアン世界は、
私たちの魂を繋ぐ奇跡の空間。
アストラル世界とバリアン世界の戦いは、
どちらかが滅びるまで続くであろう」
一方その頃、凌牙と璃緒はドルベとともにバリアン世界にいた。
バリアン世界には、ナッシュを王と慕う者たちの姿があった。
璃緒そっくりの少女、イリスもそこにいた。
凌牙「アストラル世界とバリアン世界の戦い。
俺なりのけじめを付けるのが、俺の運命」
璃緒「凌牙。私は凌牙の運命に、どこまでも着いていく」
ドルベ「そうだ。君たちはナッシュとメラグだ」
凌牙はバリアンのリーダーとして、
アストラルや遊馬と決着をつけようというのか。
そうとは知らず、遊馬とアストラルは人間世界へ戻る。
あらゆる世界を救う英雄、ゼアルとして。
見送るエリファス、そして一馬と、遊馬の母、九十九未来。
バリアン世界の別の場所では、ドン・サウザンドが
100万枚のナンバーズを完成させ―!?
スポンサード リンク
だからと言って、ランク12が頂点とは限らない」
エリファスはドローする代わりに墓地からアストラル・フォースを回収。
その効果を発動し、ランク12のエーテリック・マヘスをさらにランクアップさせる。
エリファス「現れろ、NO13!
秩序を制する清浄なる志よ、
更なる高みを目指し、世界をあるべき姿へ!
刮目せよ! これぞ我らが意志!
エーテリック・アメン!!」
限界を超えたランク13のエクシーズ。
NO(ニューオーダーズ)13 エーテリック・アメン出現。
アメンとは古代エジプトで最も広く崇拝された神。
テーベの守護神でもあり、しばしば太陽神ラーと習合してアメンラーとも。
そして刮目。目をこすって、よく見ること。注意して見ること。
「かつもく」が変換できないのは何故なんだ…!?
<PR>11月30日発売予定 ホープ・ルーツ他収録
遊戯王ゼアル OCG レガシー・オブ・ザ・ヴァリアント BOX
エリファス「一つの世界が拡大するには限界がある。限界の中で、閉塞感や閉じた考えが蔓延る。やがて、世界を腐らせていく。その限界を超えていくためには、ランクアップが必要なのだよ」
遊馬「何だよ。限界を超えるって、
それって、かっとビングと同じじゃねえのかよ!」
エリファス「それは違うな。
ランクアップができるのは、
選ばれた魂だけだ」
遊馬「だったら、選ばれなかった魂はどうするんだよ!」
エリファスのいうランクアップの考え方にも一理ある。
要するに、不要な部分を「仕分け」て切り捨てて行こうというのだろう。
いわゆる断捨離。
しかし、それはただ楽になろうとしているのではないか。
本当にランクアップするためには、切り捨てるよりも、
まず受け入れる心の度量を広く大きくすることが肝要なのではないか。
たとえばドラゴンボールを通じ、読者が真・超サイヤ人効果に目覚めるような。
切り捨てるランクアップよりも、全てを受け入れて前へ進むかっとビング。
それこそが真に世界を拡大し、本当の意味でランクアップすることに繋がるのではないか、と。
話はそこそこに、エリファスはバトルを再開した。
エーテリック・アメンの効果発動。
相手の場のモンスターとのランク差の数だけ、
相手のデッキからカードを吸収しオーバーレイ・ユニットとする。
アメンとホープレイ・ヴィクトリーのランク差は8。
よって、遊馬のデッキから8枚のカードがアメンのユニットとして吸収された。
アメンのオーバーレイ・ユニットは3つから一気に11にまで増える。
効果使い放題じゃないか。
さらに、アメンはユニットの数×100、攻撃力をアップさせる。
元々の攻撃力5000に1100プラスで6100。
何から何まで反則級だ。
エリファスはランクアップ・アドバンテージの効果でカードを1枚シャイニングドロー。
そしてアメンでヴィクトリーに攻撃宣言し、ランク・ドミネーションの効果を発動させた。
ヴィクトリーの攻撃力は0になり、遊馬の手札も0。
今度こそ最後だと遊馬もエリファスも思った。
しかし遊馬は虹クリボーの声でまだ手があったことを思い出す。
伏せていた罠「パージ・レイ」を発動し、ヴィクトリーをリリース、
ターンの終わりにランクが1低いモンスターを特殊召喚する準備を整えた。
するとエリファスは遊馬へのダイレクトアタックに切り替えるが、
遊馬は墓地から虹クリボーを守備表示で特殊召喚して迎撃した。
虹クリボーは破壊され、遊馬のライフにはダメージがなかったが、
それでもデュエルで発生した衝撃は凄まじいものだった。
エリファスはターンエンド。
遊馬の場にはホープが特殊召喚された。
ランクを下げてまでホープを召喚したのは、アストラルとの絆のため。
このデュエルに勝利して、何が何でもアストラルを取り戻すためだ。
ここでアメンのさらなる効果発動。
アメンとホープのランク差分、遊馬のデッキからカードが吸収される。
これでアメンのユニットは20に、攻撃力は7000にまで増加した。
ますます打つ手がなくなってしまった遊馬だが…
遊馬「アストラル…
お前は生意気で、自分勝手で、
いつも上から目線で…でも、でもよ!
お前は俺の運命を決めちまった。俺の人生を!
アストラル…今じゃお前は俺の…
俺の全部なんだ! だから…だから俺は…
お前を失うなんてできねえ。負けるわけには…
行かねえんだよおっ」
アストラルへの想いが、ついに遊馬にもシャイニングドローを呼んだ。
その姿を見たエリファスは、遥か昔のアストラルとドン・サウザンドの戦いを想起した。
遊馬の魂のルーツ、アストラルとの絆は、まさかその時代にまで遡るというのか!?
遊馬はシャイニングドローによって新たな魔法カードを創造した。
「RDM(ランウダウンマジック)―ヌメロン・フォール」。
あえてランクアップの逆を行くランクダウンによるホープの進化。
ホープのルーツが今解き放たれる―
遊馬「エクシーズ・チェンジ!
現れろ、ランク1…No.39!!
希望の光、進化へと突き進む!
原初の記憶を解き放て!! 天衣無縫の力!!!
希望皇ホープ・ルーツ!!!!」
エナは遊馬を「あの方」と呼び、エリファスも何かを遊馬に感じ取った。
しかし、エリファスはランク1へのランクダウンを呆れ、遊馬を再び侮蔑する。
ホープ・ルーツが召喚されたことでアメンの効果が発動。
そのランク差分、計12枚のカードが遊馬のデッキからアメンのユニットとなった。
アメンのユニットは32、攻撃力は8200にまで大増加。
遊馬はデッキも手札も0になってしまう。
それでも遊馬は笑った。
遊馬「お前は世界が限界を超えるために
ランクアップが必要だっていうけど、そうじゃねえ。
もしランクアップが必要だっていうのなら、
それは生きている人のためだ!」
遊馬「誰でも心の中じゃ、いい心と悪い心が
戦ってるもんじゃねえのかよ!
でも、そっから逃げ出さなきゃ、きっと
どんなことだってやり直せる! 誰とだって分かり合える!
一人ひとりの苦しみも見ないで、何も知らないで、
本当のランクアップなんて、できっこねえ!!」
遊馬はホープ・ルーツでアメンに攻撃宣言した。
その瞬間、ホープ・ルーツのオーバーレイ効果発動。
ルーツはバトルするエクシーズに自分のユニットを1つ与えることで、
相手の攻撃を無効にし、そのランク差分ルーツの攻撃力をアップできる。
それによりアメンのユニットは33、攻撃力は8300に増加。
ルーツの攻撃力は1200に増加し、さらにそこへ
相手のユニットの数だけ攻撃力を倍加する!
遊馬「よって、33倍の攻撃力だーっ!!」
エリファス「攻撃力39600!?
だが、すでにホープ・ルーツの
バトルは終わっている!」
遊馬「それはどうかな!」
この土壇場で33倍返しというとんでもない攻撃力に!
しかも遊馬は伏せていたダブル・アップ・チャンスを発動し、
さらに2倍の66倍返しでエリファスに超反撃だ!!
エリファス「攻撃力79200!!?」
遊馬「ホープ剣・ルーツ・スラッシュ!!!」
かくしてアストラル世界はランクアップの呪縛から解放された。
アストラル世界の人々は少しずつ力を分け与え、アストラルを復活さえる。
遊馬とアストラル。
長いようで短い、短いようで長い、
しばらくぶりの、久しぶりの、再会。
ドルベ「バリアン世界は、
私たちの魂を繋ぐ奇跡の空間。
アストラル世界とバリアン世界の戦いは、
どちらかが滅びるまで続くであろう」
一方その頃、凌牙と璃緒はドルベとともにバリアン世界にいた。
バリアン世界には、ナッシュを王と慕う者たちの姿があった。
璃緒そっくりの少女、イリスもそこにいた。
凌牙「アストラル世界とバリアン世界の戦い。
俺なりのけじめを付けるのが、俺の運命」
璃緒「凌牙。私は凌牙の運命に、どこまでも着いていく」
ドルベ「そうだ。君たちはナッシュとメラグだ」
凌牙はバリアンのリーダーとして、
アストラルや遊馬と決着をつけようというのか。
そうとは知らず、遊馬とアストラルは人間世界へ戻る。
あらゆる世界を救う英雄、ゼアルとして。
見送るエリファス、そして一馬と、遊馬の母、九十九未来。
バリアン世界の別の場所では、ドン・サウザンドが
100万枚のナンバーズを完成させ―!?
スポンサード リンク