アニメ偉言

エリファス「アストラル世界のデュエル。
それは全てシャイニングドローによって成り立つ!」

シャイニングドローは究極体ゼアルだけの特権かと思いきや、
アストラル世界では到って普通のことだったという衝撃の事実。

エリファスは永続魔法「ランクアップ・アドバンテージ」を発動。
続けて先ほどシャイニングドローした魔法を発動する。
RUM―アストラル・フォース。
アストラル世界版のランクアップマジックだ…!

遊戯王ZEXAL 激突! デュエルカーニバル!【2013年冬発売予定】


エリファス「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!
現れろ、NO6 エーテリック・アポピス!!」

エリファスはNO4 エーテリック・アヌビスを一気に2段階もランクアップさせた。
その瞬間、ランクアップ・アドバンテージの効果が発動する。
エリファスは新たにカードをシャイニングドロー。

そして、エリファスはアポピスの効果も発動した。
アポピスがとぐろを巻いてホープに絡みつき、
攻撃力を2500から500までダウンさせる。

アポピスはエジプト神話における悪の化身で、
闇と混沌を象徴し、その姿は主に大蛇として描かれる。

遊戯王カード 【アポピスの化神】 DT12-JP047-N 《デュエルターミナル−エクシーズ始動》


エリファスはアポピスでホープへの攻撃を宣言した。
遊馬はムーンバリアを発動しようとしたが、それは
ランクアップ・アドバンテージによって封じられている。
そこで遊馬は罠「ハーフ・アンブレイク」でどうにか迎撃した。

ホープの破壊は免れ、遊馬のライフは4000から3000に。
エリファスはカードを1枚伏せてターンエンドした。

エリファス「君は、カオスという毒をばら撒いたのだ。
―我々にカオスの力は無用なのだ」

遊馬「それって逃げてるだけじゃんか。
何で戦おうとしないんだよ!　戦わねえから、
この世界の人たちはみんな弱ってるんじゃねえのかよ!」

エリファス「ならば君たちの世界はどうだ。
カオスによって多くの人々が苦しみ、失敗を繰り返している。
だからこそ、ランクアップできない世界ではないのか」

遊馬「そんなことはねえ!　たとえ失敗しても、
負けてボロボロになっても、諦めずにチャレンジする。
そうさ!　俺たちの世界のみんなは、
誰だってかっとビングできるのさ!!」

エリファス「かっとビング。カオスの言葉…」

しばしの間、エリファスと遊馬がカオスについで議論しあう。
カオスとは生きるための欲望、生きていくために必要な生存本能だ。
いわば煩悩。エリファスは要するに、煩悩を捨てて悟りを開けと言っているのだろう。
しかし遊馬やその父・一馬は、煩悩を受け入れた上で先へ進んでこその人間だと説いている。

エリファス「彼（一馬）は
アストラルが地上に行くための
プログラムを変更し、君（遊馬）に会わせた」

アストラルと遊馬の出会いにはやはり一馬が一枚噛んでいた。
アストラルの使命はバリアン世界を滅ぼし、ひいてはカオスを滅することにある。
それを遅らせたということは、一馬はカオスが世界に必要なものだと考えているのだろう。
ひいてはそれこそが真の意味でアストラル世界をも救うことになるのだと。

一馬は現在、アストラル世界で囚われの身となっているという。
遊馬がエリファスと戦うということは、一馬の意志を引き継ぐということ。
アストラル世界の価値観を改めるためにも、遊馬はエリファスに勝たなければならない!

遊馬はシャイニングドローこそできないものの、
かっとビングでRUM―ヌメロン・フォースを引き寄せた。


アストラルとの友情の結晶、
CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリーで
エリファスへの反撃を図る!


ホープレイ・ヴィクトリーはヴィクトリー・チャージでアポピス分攻撃力アップ。
5300となった攻撃力で2500のアポピスを破壊し、エリファスのライフを1200にまで減らす。
遊馬は笑顔でターンエンドを宣言したが、その瞬間、エリファスが罠を発動した。

昇華螺旋（アセンション・スパイラル）。
墓地のアポピスを除外し、さらに2ランク上のエクシーズが召喚される。
NO8 エーテリック・セベク。セベクとはワニが神格化された神のことだ。
ランクアップし続けることがアストラル世界の目指す境地。


エリファスのターン。
ドローする代わりに墓地のアストラル・フォースを手札に戻し、
その効果を発動してさらに2ランクアップを敢行する。
NO10 エーテリック・ホルス。

さらにランクアップ・アドバンテージの効果発動。
シャイニングドローで2枚目のアストラル・フォースを引き当てた。
すぐさま発動2ランクアップのランクアップ・エクシーズ・チェンジ!

エリファス「現れろ!　NO12!!
カオスよ、その穢れた魂を、
高貴なるランクアップで浄化せよ!
エーテリック・マヘス!!」

マヘス。獅子頭の戦争・天候神。
エリファスはランクアップ・アドバンテージの効果で再度シャイニングドロー。
ランクアップにシャイニングドローの連続コンボが強烈すぎる。

マヘスの効果発動。
1ターンに1度オーバーレイユニットになっているモンスターを全て場に召喚できる。
セベクとホルスまで降臨し、エリファスは遊馬を叩き潰すのに容赦がない。

エリファスはさらに永続魔法「ランク・ドミネーション」発動。
ランクを持たないモンスターは攻撃できず、攻撃順はランクが低いほうから。

まずはNO8 セベクがホープレイ・ヴィクトリーに襲い掛かる。
遊馬はヴィクトリーチャージで攻撃力を5800にアップし迎撃。
するとエリファスがランク・ドミネーションの効果を発動してきた。
ランクの差×1000、ホープの攻撃力がマイナスされ2800に。

セベクの攻撃力は3000。
遊馬に200ダメージ、ライフを2800に。
NO（ニューオーダーズ）はナンバーズではないため、
ホープレイ・ヴィクトリーを破壊することはできなかったが…

エリファス「ランクアップの高貴なる魂の前に、
ナンバーズなど無力」

エリファスはNO10 ホルスでホープレイ・ヴィクトリーへの攻撃を宣言した。
ホープレイ・ヴィクトリーのランク差は5。よって、ランク・ドミネーションの
効果でホープレイ・ヴィクトリーの攻撃力が5000ダウン。
5800に戻っていた攻撃力が一気に800に。

ホルスの攻撃力は3500。
遊馬は2700のライフを持っていかれて残り100…


凌牙「俺の…神代凌牙の記憶は、あの日、あの時で終わった?　あの時から俺の中にナッシュが?　いや。俺は、ナッシュ。この記憶は確かに俺自身のもの。ならば、俺は戦う!」

その頃、凌牙はドルベの接触によってナッシュとしての記憶を取り戻していた。
凌牙は遺跡で見たナッシュの記憶の続きを追う。
ベクターが仕掛けてきた戦争で命を落とした璃緒。
しかし、宿敵ベクターを友ドルベとともに追った先で、璃緒そっくりの少女と出会う。

一体何がどうなっているのか。
璃緒とはメラグではないのか。


そこで場面は再びエリファスVS遊馬へ。
遊馬はアストラルのために戦い続けようとするが、エリファスは遊馬に問うた。
アストラルを取り戻したとして、その先どうするのか、どうなるのか。
バリアンとの戦いを終え、ヌメロン・コードを得た時、アストラルの使命も終わる。

エリファス「アストラルとともに戦いたいという純粋さは、いずれ、アストラルを失いたくないという恐怖に変わるだろう。そしてそれは大きな枷となる。それが原因で君たちは敗北するかもしれない。それがカオスの愚かさだ」

問いかけというより、一方的な説教だった。
説教を終えたエリファスはNO12 マヘスでホープレイ・ヴィクトリーへの攻撃を宣言。
ランク・ドミネーションの効果により、ホープレイ・ヴィクトリーの攻撃力は0に。
攻撃力4000が遊馬のライフに直接襲い掛かり―

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