アニメ偉言

真名部「力が37％もアップしてますよ!」

ルスラン・カシモフ「驚いたか。俺たちが
ちょっと本気を出せば、こんなもんさ」

イナズマジャパンvsストームウルフは後半戦に突入。
点差は1点。巻き返しを図りたいイナズマジャパンだが、
ストームウルフは前半よりさらに勢いを上げてきた…!

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瞬木（駄目だ…力が違いすぎる!）

天馬（諦めるもんか…
みんなが力を合わせれば!）

懸命に食らいつこうとするイナズマジャパンだが、
ストームウルフはそれを嘲笑うように翻弄し、
スルーフェイントからのヘディングで3点目をもぎ取った。

鉄角「駄目だ…実力が違いすぎる!」

九坂「やっぱり…勝てないのか」

これで点差は再び2点に開いてしまい、
イナズマジャパンに諦めムードが漂いだす。
ここまで健闘できただけでも本望だと。
しかし天馬は諦めようとしない。

天馬「嫌だ!　このまま
負けるなんて、俺は絶対に諦めない!!」

天馬「俺は諦めない!　だって嫌だから!!
これが最後の試合になるなんて」

最後の試合。
その言葉が再び皆を奮い立たせた。
まだ先へ進みたい。最後なんかにしたくない。

イナズマジャパンで得たものは多い。
しかし、これからもっと多くのものとを得られるはずだと。

さくら「ビューティフルフープ!」

負けたくないという想いがさらなる強さを引き出す。
さくらのオフェンス必殺技が炸裂し、ボールは九坂へ。
キョウボウヘッドがイナズマジャパンに2点目をもたらした。
点差は1点に縮まり、逆転へ向かってますます勢いづく!

ルスラン・カシモフ「あいつにあんな必殺技が
あったとはねえ。油断したなあ」

ドミトリー・ソビロフ「いいや違う。実力だ!
分からないのか。奴らの覚悟が。
奴らはこの試合に全てを賭けている。
この試合、全力でかからなければ、俺たちは負ける。
そして…忘れたわけじゃないだろうな。
この試合、負けたら俺たちに帰るところはない」

ストームウルフのキャプテン、ドミトリーが本気宣言をした。
試合に負けたら、ドロドロにされてしまうのか。
とにかく決死で力を振り絞るしかない。お互いに。

皆帆のトレースプレスから天馬の真マッハウィンドへ。
それを敵キーパー、アレクセイ・カルノフのツイストリーチが防ぐ。
ツイストリーチは腕が伸びる怪奇な技だが、
もはやその程度では誰も驚かない。

試合の流れはストームウルフにあった。
ドミトリーのゴールドフィーバーが決まり、再び2点差。
追いつくどころか引き離されてしまい、今度こそ諦めムードか。

天馬「だったら2点、同時に取ればいい!」

天馬が無茶なことを言い出した。
九坂が野球じゃないんだからと突っ込むが、どうやら天馬は本気の様子。
考えがあるのか、それとも単なるノリか。
いや、算段があるようだ。真名部も頷いた。

鉄角「フットワークドロウ!」

鉄角のディフェンス必殺技もあり、ボールは一気に敵ゴール前へ。
天馬のゴッドウィンドが炸裂し1点差に詰め寄る。
そして、試合再開の一瞬の隙を突いて2点目の奪取に成功した!
決めたのは剣城、バイシクルソード。

真名部「まずは1点、何としても取るんです。
そうすれば、6.70秒後の空白を利用して、
2点目を取ることも可能です」

ストームウルフが動き始めた際に必ず生じる6.70秒の空白。
これが間髪入れずの2点同時作戦の概要だった。

今度こそ反撃に転じたストームウルフだが、
ゴール前で好葉にボールを奪われてしまう。
好葉はキツネのようなオーラを発していたが…
新必殺技の予兆か、化身の予兆か、それとももっと別の…?

黒岩「始まったようだな」

意味ありげにつぶやいた黒岩。
もしや、GO2で語りきれなかった「遺伝子」が…!?

天馬のZスラッシュから瞬木のパルクールアタックへ。
逆転の1打で、試合はイナズマジャパンが勝利をもぎ取った。

すると、試合会場全体を怪しい光が包み、
ストームウルフがグレイ型宇宙人に変貌してしまう。
そして天から舞い降りる巨大なUFOが、世界どころか、
宇宙への戦いの幕開けを告げていた―!



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