アニメ偉言

7月25日発売の「逆転裁判5」に向けて、シリーズ一挙再プレイを敢行中。
「逆転検事2」をクリアして、今度は「逆転裁判4」を“みぬく”!


受け継がれるはずだった逆転。
受け継がれなかった逆転?
受け継ぎそこねた逆転!?

逆転裁判1・2・3と主役を務めた成歩堂龍一に代わり、
「4」ではオドロキこと王泥喜法介が新たな主人公として登場。

見事に世代交代を果たしたかと思ったら、見事にコケてしまったというか。
おかげで「5」では成歩堂が主人公の座に返り咲き、王泥喜は準主役に降格（?）しちゃった。
ドラゴンボールでいえば、セル編から魔人ブウ編にかけての主人公交代劇に似ている。
セルゲームで悟空から悟飯へ、魔人ブウ編のラストでは悟飯から再び悟空へ。

オドロキ君も悟飯ちゃんも、決して主役に不向きってわけじゃないんだけどなあ。
ただ、成歩堂と悟空の存在と印象が大きすぎたってことなんだろうな。
逆転裁判といえば成歩堂龍一、ドラゴンボールといえば孫悟空、みたいな。

ベスト姿のオドロキが「神と神」の学者悟飯と重なって見えてきたぞ…っ

・オドロキみぬき

悟飯に悟天という弟がいるように、オドロキにも「みぬき」という妹がいる。（異父兄妹）
王泥喜法介（22）、成歩堂みぬき（15）、その差7歳。
悟飯と悟天の年齢差と一緒だ。

兄弟で7つ違いといえば結構な差だろうね。
逆転裁判にはそんな「年の差兄弟」が多い。

綾里千尋、真宵姉妹は10歳違い。
美柳ちなみ／葉桜院あやめと綾里春美の差は6歳。
牙琉霧人、響也兄弟が8歳違い。



狩魔冥にも年の離れた兄か姉がいそうだね。
（「1」で狩魔豪には7歳になる孫がいると言っていた）


かと思えば、年の近い「義親子」もいたりする。

ナルホド（33）とみぬき（15）。
逆転検事2の水鏡秤（26）と相沢詩紋（13）。
特に秤と詩紋の年齢差は危ない危ない
義親子でよかったよ(^。^;) ホッ


オドロキ「お。あんなところに
折ったハシゴがある」

ミヌキ「やだなー。あれはね。
“キャタツ”っていうんですよ!」

オドロキ「…キャタツ?　でもさ。
ハシゴとどうちがうの?　それ」

ミヌキ「まあ…ハシゴを2台合わせた、
いわゆる“上位機種”ですね」

オドロキ「…つまり。ケッキョク。
“ハシゴ”ってことだろ?」

ミヌキ「え。あれ?」

オドロキ「もっと、ホンシツをみようぜ」

ミヌキ「うーん………
なんか、ハラ立つ」




オドロキ「なんだ。
こんなところにも、ハシゴが…」

ミヌキ「オドロキさん。
アレはむしろ、キャタツですよ」

オドロキ「…めんどうだ。
まとめて、“キャシゴ”と呼ぼう」

ミヌキ「!」

ミヌキ「…………」

オドロキ「…あのキャシゴ。当然、
登るために置いてあるんだよな」

オドロキ「ってことは、天井に何か…?」

ミヌキ「みぬき。“キャシゴ”はどうかと
おもうんだけどなあ…」



オドロキみぬき兄妹といったら、このやり取り。
もはや逆裁シリーズの名物、伝統の「ハシゴかキャタツか」。
「4」ではとうとう合体して「キャシゴ」になってしまった。
「5」ではどんなやり取りが…?


ミヌキ「キャタツは使わないのかな…」

ミヌキ「みぬき。ハシゴよりキャタツの方が
好きなんですけど」

ミヌキ「…ヘン、ですか?」



キャタツフェチ?
みぬきはキャタツのハシゴより柔軟性のあるところが好きだという。
それを聞いたオドロキは、キャタツよりも柔らかいアタマを持つべきかと考える。
柔軟性ならキャタツよりナワバシゴだろう。


・「5」への期待

結局のところ、「4」は決してつまらなくはない。

むしろ面白いし、よくできている。
王泥喜のさらなる成長や、「血」の秘密も興味深い。
亡きオドロキ父ちゃんにもきっと何かあるんだろう。

ただ如何せん、成歩堂の扱いが微妙だった。
あんな、うらぶれてやさぐれた成歩堂はもう見たくないよ。

だからこそ高まる「5」への期待。



「4」から実に6年ぶり。
発売まであと一週間を切った。
「逆転裁判4」と「逆転検事1・2」を合わせた
“超”集大成作になりそうな予感…?


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