アニメ偉言

千代婆「なあに、ちとお別れを言いにな。
―今からあの世へ引っ越すお主らにな」

千代婆「また下らぬ感謝の構えかえ」

美食會の刺客として珍師範の元コンビ、料理人の千代婆が現れた。
料理人といってもその戦闘力はとんでもない。
食義をマスターした師範代クラスが相手でも、
千代婆はその感謝ごと笑い飛ばす強さがある。

バブルロードを行く珍師範は食林寺の異変を察知していた。
だが今はトリコの修行の完成を優先して歩みを止めない。
いや、当のトリコの足が、餓死寸前で止まってしまう。
頼みの自食作用（オートファジー）も使い果たしてしまい…!?

＜PR＞7月4日発売予定、ニンテンドー3DS用ソフト
トリコ グルメガバトル! (初回封入特典:1データカードダス「トリコ 爆狩ジャングルメ!!」で使えるオリジナルカード 2ゲーム内で隠しキャラ「ニトロ」がすぐに使える2次元バーコード 同梱)


トリコ（多分…俺は、死ぬ。

フ…まさか最期が、飢え死にとはなあ…

心臓の、微かな音が聞こえる。
俺の体、ずっとずっと、無理させてきたなあ。
今まで本当に、ありがとう。

そして、その源である、
俺の血や肉になってくれた、
全ての食材に…

食に……


感謝します………）

死を覚悟し、これまで酷使してきた自分の体と、
これまで食べてきた全てのものに心から感謝を捧げ、
別れの言葉としたトリコ。

それこそが食義の極致、食没だった。
食への究極の感謝が、寺宝シャボンフルーツを呼び覚ます。



珍鎮々「さあ、食べるがよい。食に、没頭せい」

珍「食べる前や食べている最中だけではなく、
体内に入った食材の動向をも敬い、感謝する。
血や肉になった後も感謝し続けることこそが、
食に没頭する『食没』ということ」

食没状態で食べたものは、今度は
その食材のほうが食べた者に感謝し、
ほぼ無限に栄養を供給してるようになる。

珍師範や一龍会長が戦いに備えて食い溜めしていたが、
食没で栄養を限界以上にストックしていたのだろう。

トリコ「世界が、まるで違う色に見える。
俺は死にかけたんじゃない。
一度死んだんだ。そう思えるほど、
さっきまでの自分とは違う。
生まれ変わった気分だ」

これにて奥義の伝授終了。
珍師範は急ぎ食林寺に戻る。
トリコはしばらく食没して栄養補給だ。

食林寺では灰汁獣と呼ばれる混合生物（キメラ）が暴れていた。

ほどなくして千代婆自身が猛威を振るう。
一振り一億円といわれた包丁さばきで、
食林寺の師範代たちを「料理」していく。

原作だとグロシーンともいえるほど直接的だったけど、
アニメだとそこはさすがにやんわり演出になってる。
でもやっぱり怖い　ホネホネ〓

さらに、美食會に下った竹ちゃんが小松を包丁で突き刺した―

スポンサード リンク