2012年05月16日
名言・機動戦士ガンダムAGE#31「戦慄 砂漠の亡霊」より
ディーヴァが襲撃を受けた。
敵は砂の中で活動する無人機の集団。
ヴェイガンの技術力の高さに、MS部隊隊長は唸る。
セリック・アビス「しかしこれは実に興味深いですよ。
どうして連邦より強力なモビルスーツを
所持することができたのか。
なぜ『見えざる傘』に代表されるテクノロジーを
持つことができたのか。その謎は非常に興味深い―」
確かに謎だ。
ヴェイガンの科学文明は地球連邦を上回っている。
火星圏に取り残された人類が、どのように発展したのか。
同じ「人類」とすれば興味を掻き立てられるのも当然。
しかし、フリットいわくヴェイガンは「人類の敵」。
悪魔の軍団か地獄の軍団とでもいうべき者たちであり、
その総帥であるイゼルカントは「魔王」。
キオもその考えにすっかり洗脳されている…?
シャナルア・マレン「前に出るだけが
戦いじゃないってことを忘れないで」
キオはフリットに攻撃重視の戦い方を仕込まれてきたようだ。
シャナルアはキオに守りの大切さを説こうとするが、キオは戸惑う。
守ってばかりじゃ勝てない。それで死んでしまっては元も子もない。
キオは顔に似合わず、特攻精神を持ち合わせているかのように危うい。
ウットビット・ガンヘイル「この船に乗っている人間が、
全員お前のことを特別扱いすると思うなよ!!」
ガンダムの整備士でありフリットの旧友、ディケ・ガンヘイル。
その孫であるウットビットは、キオを快く思っていない様子。
いわゆる「親の七光り」と思われているようだ。
しかも「ヘラヘラしている」だけのお坊ちゃま。
しかし、ガンダムAGE-3 フォートレスに同乗したウットビットは、
キオはキオなりに背負っているものがあると実感。
お互い呼び捨てできるような仲に急接近。
シャナルア「戦争は喜んだり嬉しくなったりするような…
そんなものじゃないんだよ」
キオはシャナルアの教えのおかげで勝つことができたと喜んだが、
シャナルアは厳しい顔でキオを叱った。
もしかすると、危ういのはキオではなく彼女自身かもしれない。
キオは戦争はゲームではないと理解している。
分かった上で、割り切っている部分があるのだ。
兵士として健全な心を保つことと、人間“らしい”心は両立できるのか―?
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