アニメ偉言

「絶」は気を消すだけではなく、疲労回復にも効果があるという。
連載休止中の原作者はさしずめ「絶」ってるのだろう。

ズシ「師範代?」

ウイング「師範…もしかしたら私は
とんでもない怪物を起こしてしまったのかもしれません…」

ウイングの言う怪物とはゴンとキルアのこと。

世間一般に「天才」と呼ばれる人物は、少なからず「念」を発揮しているもの。
逆に「凡才」に近かろうが、念をマスターすれば一般人とは一線を画すことができる。
では「天才」が「念」に本格的開眼を果たしたらどうなるか。
ズシも天才の部類だが、ゴンとキルアはズシ以上の超天才。
ウイングが「怪物」と談じたくなるのも当然のことだろう。

では、師範代であるウイングの言う「師範」とは―?


通称「ビスケ」。ビスケット=クルーガー。実年齢57歳の美少女。
「我が師の師は、我が師も同然」の故事（聖闘士氷河）どおり?
ゴンとキルアがビスケに支持することになるのはグリードアイランド編。
現アニメH×Hがここまで到達できるかは、今が岐路というところだわさ?

（〓ビスケはウイングの「師匠」。心源流の「師範」はネテロ会長だったわさ）

キルア「こいつ全治四ヶ月の怪我を
たった一ヶ月で完治させやがった」

ゴンはギド戦で受けた傷を医者の診断の4分の1の期間で治し終えた。
キルアも「変」というほどのゴンの体質はやはり超天才の部類ゆえか。
ゴンはウイングとの約束があるため、あと一ヶ月は休養期間。
その間、カストロという選手がヒソカと因縁の対決を果たしていた。

キルア「へえ〜…どんなゴリラかと思えば」

カストロは、あの無敵とも思えるヒソカからポイントを奪ったことのある男。
どんな大男かと思えば、カストロは眉目秀麗という言葉が似合う優男だった。
2年前の対戦では結局カストロの負けとなってしまったが、今回の雪辱戦。
カストロは以前の自分とは別人だと落ち着いた自信に満ち溢れていた。

ウイング「ダブルと呼ばれる
もう一人の自分のことで、
本人に目撃されたもののことを、
一般的にドッペルゲンガーというんだ」

カストロの念能力は、自分の分身を出現させる「ダブル」。
ドッペルゲンガーを見た者は死ぬとさえいわれるで、
分身体は本体からエネルギーを吸収することで具現化する。
だがカストロは修練によりダブルを戦闘方法にまで昇華させたのだ。

カストロ「これが念によって完成した
真の虎咬拳…名付けて虎咬真拳!!」

カストロはさらに、念による別の必殺技を完成させていた。
虎咬拳は達人ならば大木を真っ二つにできるほどの威力。
そこへ念による強化が加われば、計り知れない威力となるだろう。

対するヒソカは「ちょっとやる気出てきたかな」。
念による戦闘の奥深さを、この後ゴンとキルアは思い知ることになる―

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