アニメ偉言

左大臣「神も仏もないのか、この世には…
無情すぎる!　あまりにも無情すぎる!!」

　

神・エネルに、仏のセンゴク。
ワンピース世界には一応神も仏もいるにはいるが、そういう問題ではない。

人間と魚人の和平に懸けたオトヒメ王妃が、人間の凶弾に倒れた。
魚人たちはその怒りをどこに向けるべきか、迷い、戸惑い、嘆く。
ネプチューン王は人間への殺意を抱えたまま硬殻塔に閉じこもった…

フカボシ「今回の事件で、
人間というものに対する心変わりもあるでしょう。
燃え残った署名も、全て破棄します…!
一から…始めましょう!　また…いつか…
みんなの心が癒えた時…一緒に
タイヨウの夢を見ましょう!!」

オトヒメ王妃の志は死んでいなかった。
その息子、フカボシ王子と弟妹たちが受け継ぎ、新たな芽を育み始める。
それから10年。現在では再び和平への署名が募り募っていた。

とはいえ、魚人海賊団解体の余波は東の海に思わぬ痛手をもたらしてもいた。
アーロン一味によるココヤシ村の支配。ナミが心に受けた傷。
ジンベエは諸手をついてナミに頭を下げるが…

ナミ「私の人生に勝手に謝らないで!
捨てたもんじゃないのよ!　今楽しいもん」

捨てる神あれば拾う神あり。別れと出会い。
ナミ、ジンベエ、しらほし、ルフィ。
始動したホーディ率いる新魚人海賊団。
アーロンを超える「人間への悪意」が、魚人をも脅かさんと―

スポンサード リンク