アニメ偉言

相棒シーズン11、第19話 最終回2時間スペシャル「酒壺の蛇」。

もう最終回。

去年10月のスタートからほぼ半年。
半年といっても、計一月以上が休止になってるから、
実質的に4ヶ月半くらいの放映になるんだわな。

まあ、スペシャル3回で、うち1回は元旦だし、
密度は濃いし、だからこそ光陰矢のごとし。

大河内監察官「警視庁の幹部が誤って
毒キノコを食べて死亡したなんて、
不祥事の発表に匹敵しますから」

死んだのは組対（組織犯罪対策）二課の恩地課長。
いくら味オンチでも毒キノコは毒キノコでしかない?
マリオなら1downするだけで済んだのにねえ…?

【なめこ栽培キット】ラバーストラップＳ（ニガクリタケ）


恩地課長が食べた毒キノコはニガクリタケという種類。

ニガクリタケで商品検索したら、先月発売された
おさわり探偵 なめこ大繁殖の関連キャラが出てきたよ。



元はDSのADV「おさわり探偵 小沢里奈」のキャラだったのに、
スピンオフのパズルゲームのほうが人気が出てしまったという。
「魔導物語」と「ぷよぷよ」みたいな関係だね。ばよえ〜ん。

~聖魔導物語~(限定版) 予約特典 水着で冒険!? コスチュームプロダクトコード 付き


魔導物語はキャラとシステムを一新して3月28日に新登場。
不思議のダンジョンみたいな（ローグライク）ゲームになってた。

三浦刑事「いいですねえ特命係は自由で」

相棒からゲームの話に脱線した。
このブログも自由すぎてすみませんねえ。

毒キノコの誤食による警察幹部の事故死。
それに疑問を抱いた特命係が独自に捜査を開始する。

事件の根には、日本の炭素繊維技術をめぐるスパイ活動があった。
アドリア共和国大使を騙っていた東亜民主共和国（東国）の大使。
そして、その恋人となり事件に加担してしまった女性。

バードストライクに領空内誘導。
事件には小難しい単語がチラホラと。
考えるのが面倒臭くなるが…

君原いずみ「だから私もう、
考えることやめたんです」

愛ゆえに思考停止。
後はただ愛に流されるままに。

相手のワンは東国という国柄、滅私奉公しなければならず、
個人というものがないほどに常時が思考停止といってもよかった。
難しいことを考えてよい日本人を羨ましく思っていたほどだ。

だが、いずみは日本人の特権を愛と引き換えに捨てた。
ワンは、そんないずみが嫌いだった、これからもずっと嫌いだと、
逆説的な恋文を残し、本国へと逃げ延びたのだった…

右京さん「全体像は、あなたが
ご自身の権力を強めるために、犯罪者を、
国外へ逃がしたということです」

甲斐次長「酒壺の蛇という話を知っているかね。
―餅を蛇に変えたのは愚かな人間のせいだ。
優秀な人間なら、蛇だって酒にできる」

右京さん「蛇足ですが、
餅を蛇に変えたのは愚かな人間ですが、
蛇を美味しい酒に変えたのは、優秀な人間ではなく、
純粋な人間だったはずです」

何をもって純粋とするのかね〜。
民話「酒壺の蛇」に登場する純粋な人間とやらは、
純粋というか、単に無知なだけというふうにも受け取れるけど?

今回の相棒でいえば、考えることをやめた人間がそんな感じ?

いや、ちょっと違うか。
考えるべき時に考え、考えない時は考えない。
思考の使い分け、柔軟性に優れた人間ってことかなあ。

思考の柔軟性、物は言いようというなら、
甲斐次長だってそれは凄いし、ある意味、
人間的で純粋だとは思えるけども。

「純粋な悪」という言葉もあるように。
「純粋な不純」みたいな感じの人もいるかもしれない。

右京さん&カイトくん「相棒」

警視庁一、明るく自由で、そして純粋な二人。
シーズン12開始まで、その心意気を胸に刻んでおこう。

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