アニメ偉言

メテオガーリックは特殊調理食材。
その大きさは小さな部屋一つ分といったところ。
皮を剥くだけで一苦労だが、剥こうと思ってもまず剥けない。
メルク包丁でさえ、普通にやっては刃が通らないほどだ。

ライブベアラー「いつ以来かしらねえ。
あなたのように一生懸命
調理法を模索する料理人を見るの」

小松のひたむきさに心打たれたライブベアラー。
かつて自分もそんな純粋な頃もあったと、
料理人としての心意気が甦ってきたようだ。
ライブベアラーが小松に協力し、メテオガーリックを調理する―

ココ「占うまでもないさ。
小松君の料理への情熱が、
ライブベアラーの心のアクを抜くとね」

マッチ「ココ…（感動）」

ココ「あ、今、邪悪の悪（あく）と、
料理の灰汁（アク）を掛けたわけじゃないよ」

マッチ「ココ…（呆然）」

わざわざ説明しなきゃマッチは感動したままだったのに。
ココは色んなことが先読みできるくせに、
ちょっとした場の雰囲気は読めないのか。
それとも分かっててマッチの反応を楽しんでるのか。

毒はないけど一言多いココ。

ライブベアラー「隕石のように堅い実が、
ポップコーンさながらに弾ける。
まるで流星!　メテオ…」

鉄板焼きとして調理されたメテオガーリックは、
トリコたちの前で花火のように打ち上がり、弾け飛んだ。
皿の上にはほんのわずかの実が残される。
それがメテオガーリックの食べられる部分だった。

ちょうど5切れ。
トリコ、ココ、小松、マッチ、そしてライブベアラー。

実食。
メテオガーリックの実物を食したのだ。
で、食べたらこうなった。



ムキムキのムキ
ブロリーやムキンクスも顔負けの超筋肉太り。
顔だけは輪郭そのままだから気色悪すぎる。

（顔面の筋肉も膨張したらもっと気持ち悪いことになってたかも）

特にココの巨大化は著しかった。
グルメ細胞に適合したらしく、ココの肉体が進化している。

トリコも超マッチョになったが、こっちはむしろ似合ってるな。


ライブベアラー「正確には知っている男を知っている。
ポイズンポテトの完璧な毒抜きの方法を」

さて、ライブベアラーがある男のことを語り始めた。
ジダル王国国王専属料理人、ジョア。別名「闇の料理人」―

遙か西の王宮。
ジダル王国国王、ダーニル・カーン登場。

横柄なジジイで、原作だと給仕の女性に唾を吐いてたっけ。
アニメだとそこまではしなかったけども、陰険には変わりない。
ライブベアラー率いる地下料理会とグルメカジノを支援してた黒幕。

そこへジョアも姿を現した。
銀河鉄道999の車掌さんのピエロバージョンみたいな格好だな。
黒く影になった顔に黄色い瞳が光っている。



ダーニル・カーンとジョアは、ある場所へ行くために
美食神アカシアの残した秘密の手帳を探していた。
グルメカジノ運営も目的達成のための資金集めの一環だったようだ。
そろそろ潮時だと感じたダーニルとジョアは、王国を捨て姿をくらますのだった。

ジダル王国は仮の姿で、その実態は
IGOや美食會を上回る第三勢力…?

トリコたちがやってきた時には王宮は蛻の殻。
ジョアにも会うことができなかった。


その頃、節乃食堂では。
「のの」という萌え系（?）料理人が働いていた。
IGOの一龍会長と美食會ボスの三虎は燃え系?

次回、一龍と三虎が!?

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