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2012年05月07日

名言・ワンピース#546「突然の悲劇! 未来を閉ざす凶弾」より

ジンベエ「百日にも感じる一週間が過ぎていった…」

オトヒメ王妃が地上に世界政府との交渉に出て一週間。
一日千秋の思いで母の帰りを待つ、幼きしらほし姫たち。
ワンピース的には逆に、十年の連載で半年も経っていないという?

ジンベエ「魚人と人間、
その差別の歴史にわしらは目を背けておった。
しかし王妃自ら一歩踏み出すことで希望が生まれた」


オトヒメ王妃の賢明な説得に天竜人は折れた。
署名を集めれば、魚人島民の地上移民は夢物語ではなくなる。
ジンベエいわく、アーロンもこの王妃の姿を見ていれば考えを改めたかもしれない。
王妃に一歩踏み出す勇気を与えたのは、しらほし姫の能力だった。

オトヒメ「数百年に一人、海王類と
心を通じ合わせられる人魚が誕生するというのです。
―いつかその力を導く者が現れ、
世界には大きな変化が表れる」


しらほし姫の能力、海王類と心通わせる力。
それは「古代兵器ポセイドン」として恐れられる力だ。
「力」自体に善悪の区別はない。それを使う者の心次第で決まること。
しらほしを導くことになる者、そして世界に変革をもたらす者とは―

オトヒメ「犯人がどこの誰であれ、
私のために怒らないで下さい。
私のために怒りや憎しみに取り込まれないで…」


突如オトヒメ王妃を襲った凶弾。
大切な署名が燃えたことで見聞色の覇気が乱れたのか、
オトヒメ王妃は銃弾を避けることはできなかった。
しかし、「犯人」の気配(声)は感じ取っていたのだろう。

犯人は人間とされたが、実は魚人だということが後に明らかになる。
それでも、だからこそ、オトヒメは「犯人」を恨むなと子供たちに言い残した。
幼きしらほしも、この母の言いつけを守り続け、ひとり悲しみを秘めることになる。
しらほしの兄、ネプチューン三兄弟もまた、母の死を目の前に妹のために―

オトヒメ「もう一息よ…本物の、タイヨウの下まで…」

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posted by 偉言者Ω at 21:51 | ワンピース
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