アニメ偉言

部員5名と顧問と部室。
晴れて活動を開始できる宮地学園カードファイト部。
生徒会からの最後の指示として、部長・副部長の選出をすることに。

部長には満場一致でアイチが就任。
うっかり昔の引っ込み思案が出かけたけども。

で、副部長に立候補したのはシンゴだけ。

シンゴ「僕が副部長になった暁には、このカードファイト部を、宮地学園の花形とするべく、まずは部員の人数強化。今月の目標は百人!　そして中等部初等部にもカードファイト部をつくり、未来の宮地ファイターを教育します。さらに、宮地だけでなく、地域密着型部活動として、近辺の住人をもこの部に取り込み、果ては全国!　そして!　世界を!!　この宮地学園カードカードファイト部で繋ぎ、世界平和のために、尽力致します」

グローバルにしてワールドワイドなビジョンのシンゴ。
だが先生は副部長決定を一旦保留。
一晩かけた中村橋口論議先生のお考えは…?

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アカリ「じゃあ副部長はミサキね。だって先輩だし、
後輩に仕切られちゃうのって嫌じゃん」

アカリ「それに部長と副部長ってまとめ役として、
特別な感じになっちゃうじゃない」

微妙にその存在をプッシュされてるミサキの親友、四会アカリ。
アカリは、乗り気じゃないミサキを副部長にプッシュする。
部長と副部長は特別な感じに、って、ミサキとアイチをそうさせたいのか。

アカリ「もうムリしちゃって〜いいトシなのに」

アカリはカードキャピタルにも来たことがあるようで、シンとも顔見知りだった。
わざとかそうでないのか、アカリはシンの心を抉るような一言。
いずれにせよアカリって、常に人の心をざわつかせる存在なのね。
ちょっとしたトラブルメーカーの資質あり。

タクト「じゃあ
やってみればいいじゃないですか。
やったことがないんだから、
何をするのか分からないのは当然です。
だからやってみればいいんです」

コーリンも副部長の件で悩んでいた。
そんなコーリンにタクトが分かりやすい一言。
ついでにコーリンとアイチをくっつけようと?
あっちもこっちも恋愛要素が芽生えつつある??


翌日。

シンゴだけではなく
ミサキもコーリンもナオキでさえも
副部長に立候補してきた。

当然決着はカードファイトでつける。


副部長の座をかけた第一試合はシンゴ対ミサキ。
シンゴも粘ったが、実力差でミサキに敗れた。
第二試合はナオキ対コーリン。
こちらも同様にコーリンの勝利。

女同士、火花散る戦いが始まろうとしたが…

ナオキ「情けねえ。
情けねえぜ、俺って奴ぁ。やっと…
熱くなるものが見つかったのに、それなのに!
まったく!　情けねえんだよこの俺」

ナオキ「アイチ!　俺、昨日、副部長の話になった時、
めんどくせえって思っちまんたんだ。
熱くなるために、この部に入ったのに、
めんどくせえだなんて…」

ナオキ「でも…一晩考えて、やっぱり副部長になりてえ
って思ったんだ。この部のために、何か俺もやりてえなって。
なのに!　負けちまって、二重に情けねえぜ」

ナオキの熱い後悔が、ミサキとコーリンの火花に水を差した。
ミサキもコーリンも他人（アカリ&タクト）に言われてちょっとその気になっただけ。
本心では副部長にそれほど固執しているわけではなかった。

一人で、本心から思い直したナオキこそ、
副部長に相応しいとミサキもコーリンも認めた。

なら最初に立候補したシンゴの立場は…

その場は女性陣の剣幕に負け、シンゴもしぶしぶ
ナオキを副部長と認めるのだった。

ナオキ「宮地学園カードファイト部!
副部長、石田ナオキは!　カードファイト部の発展と、
楽しく燃えるヴァンガードファイトのために、
闘って行くぞ〜!」

アイチとナオキが特別な関係に?
いやいや、そんな野暮な想像しないで。
宮地学園カードファイト部よ、青春を謳歌せよ!

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