アニメ偉言

Vジャンプで連載中の漫画版「遊戯王ゼアル」の新刊が出た。
2月4日に発売された第4巻を入手したので紹介したい。

遊・戯・王ZEXAL 4 (ジャンプコミックス)


表紙を飾るのはアニメでもお馴染み、シャークこと神代凌牙（左）。

そしてもう一人、凌牙の右にいるのは瑠那（ルナ）という名の少女
漫画本編にはさらに、八雲興司（やぐも きょうじ）という少年が登場する

瑠那も八雲も、アニメには登場しない漫画オリジナルキャラだが…

三好直人「え?　なんとなく誰かに似てる?
あはは…そうかなぁ（汗）」

漫画版ゼアルの作画を担当する三好先生のコメント。
瑠那も八雲も誰かに似ていると、あえて漏らしてらっしゃる。
アニメ版にモデルがいるということね。


・瑠那

「月からの使い」を名乗り、凌牙に接近してきた。
元はDr.フェイカーの助手だったが、その野望（全世界滅亡）を知り、
ナンバーズの抹殺すべく凌牙を新たなナンバーズ・ハンターに仕立てる。

瑠那という名前は、アニメ版凌牙の妹「神代璃緒」と対になっている感じ。
しかし外見は、璃緒よりも真月 零を女性化したようなイメージだね。
「月からの使者」というのも、どちらかというと真月っぽい。
（目付きが真月。璃緒っぽい要素もあるといえばあるけど）


・八雲興司

凌牙とともに施設で育った孤児。
（漫画版の世界に璃緒は存在しない）

凌牙を凌ぐデュエルの名手だったが、
1年前に出場した大会で相手のデッキを盗み見てしまう。
その罪をあえて凌牙が被り、以来凌牙はデュエルの表舞台から姿を消した。

1年後、八雲はDr.フェイカーお抱えのナンバーズ・ハンターに抜擢される。
Dr.フェイカーは自分の思い通りにならないカイトに見切りをつけたのだ。
以後漫画版の世界では、八雲を中心にナンバーズ大戦が巻き起こっていく―


八雲のデザイン（特に目付き）は璃緒が基本にあるように思えるね。
逆立った髪型は、真月の要素も併せ持っているということなのかな。
設定的には、アニメのIV（フォー：トーマス・アークライト）も一部入ってる。
八雲の八（8）は、IV（4）の2倍（II：セカンド）という意味なんだろうか。


・影の道を往くシャーク

漫画版の凌牙はバハムート・シャークというエクシーズを使う。



そして、瑠那からNo.47 ナイトメア・シャークを受け取った。

アニメでは遊馬・カイトとともに三勇士として起った凌牙だが、
漫画ではナンバーズ・ハンターとして遊馬やカイトと敵対することに―


ナンバーズリストをまとめるために読み始めた漫画版だけど、
ここまで見事にアニメと異なる展開に突入することになるとはねえ。



5D'sは、アニメ終了後もこうしてオリジナル展開で漫画が連載中。
週一放送のアニメと、月刊の漫画とじゃ、そりゃ足並みも揃わなくて当然だけど。
漫画原作のアニメ化とは違って、アニメのコミカライズは比較的自由なのかな?

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