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2019年11月26日

チューリッヒ空港での出国手続きの流れと所要時間







こんにちは。寒くなってきたなあ、と思っていたら、あれよあれよという間にすっかり冬景色となりました。
街中では雪は積もっていないものの、3000メートル近くの山合いは白肌の景色を美しく見せてくれます。

さて、今日は「チューリッヒ空港での出国手続きの流れと所要時間」について詳しく追跡してみましょう。



1. 出国手続き


出国手続きは簡単に済みますが、混み合うことも多いので、時間には余裕を持って出国手続きカウンターまでお進みください。スイスには出国カードはありません。出国審査のカウンターでパスポートと搭乗券を提示してください。日本人のパスポートを所持していれば、あまり多くのことは聞かれずに、簡単に通過できます。


出国審査に必要なもの

出国審査に必要なものは、パスポートと搭乗券のみです。家族でのご旅行の場合は、夫婦と子供達全員でカウンターに進めます。


出国審査で聞かれること
 
出国審査ではあまり質問を受けることはありません。審査員から「ありがとう」や「さよなら」などと言ってくれることもあり、和やかな環境です。

 

2.  免税申告(タックスフリー)
 

滞在中に買い物などをして申告するものがある場合は、この時申請の手続きをしてください。付加価値税(VAT)の申請書類を準備しておきましょう。


免税手続きをするタイミング

1. 保安検査を通り抜けてからで、そこを過ぎてから右手に進んでもう一度右折すると、税関の部屋が見えます。

2. 税関「Customs」という案内板に従って進んでください。

3.「Zoll Douane Dogana Customs」(ドイツ語、フランス語、イタリア語、英語)で書かれた扉の向こうが税関です。中では撮影が禁止となります。そこで商品と書類、それからパスポートを見せて、スタンプをもらいます。

4. 他の乗客と同じように、セキュリティーを通ります。

5. 税関でスタンプを押印された書類を、購入した店からもらった封筒に入れ、税関の後ろにある黄色いポストに投函すれば終了です。

6. Global Blueの代行業者を利用して免税手続きをする場合は、スタンプをもらったあと、Global Blueのカウンターに行き、カードへの払い戻し手続きをおこなってください。


税関申請書類の準備

免税加盟店は店先に「TAX FREE」と提示しています。しかし、免税は自己申請なので、購入時に「タックスフリー、プリーズ」と申し出ないといけません。
免税の条件は次のようになります。

要項        条件・詳細
VAT税率       7.7%
免税対象額     300スイスフラン(CHF)
還付率       4.4%〜6.2%
税関印受領期限   購入日から30日以内
払戻申請期限    購入日から4年以内
必要な税関印    スイス又はその他の国の税関

※18歳以上でなければ、申請できません。


税関申請の方法

品物を購入時に店で受け取った申告書の入った封筒とその品物を空港の税関の係員に提示します。そこでスタンプをもらい、前もって購入店から受け取っている封筒に入れて、税関近くにあるポストに投函します。緑色の書類は自分の控えとして、大切に保管してください。

免税手続きカウンターは混み合うことあるので、十分な時間を見込んで早めに申告カウンターに進んでください。日本に帰国してからでは免税の申請はできません。


免税払い戻し

日本に帰国後約3ヶ月以内の払い戻しとなります。クレジットカードで購入した場合は、そのカードの口座に払い戻されます。空港待合場内に払い戻しの窓口があるので、そこでの換金も可能です。


3. 出発ゲート


チューリッヒ空港の出発ゲートはチェックイン1とチェックイン2、チェックイン3(エアポートセンター内)の建物に分かれています。どの建物も隣接していてとても便利です。

通常は、スイス航空(LX)・ルフトハンザ航空(LH)・オーストリア航空(OS)のみがチェックイン1と3(どちらでも可能)で、その他の航空会社はチェックイン2となります。しかし、変更もよくあるので、必ずご利用の航空会社と便名でチェックしてください。ネットでも確認できますので、チューリッヒ空港のホームページからご参照ください。

ZurichAirport出発情報ぺージ


チューリッヒ空港.jpeg




出入国の際の注意点


スイス出国の際、EU内で購入したものに関しての免税手続きは不可能です。スイス旅行の後にEU国に戻らない場合は、スイス入国前にEU圏内にて手続きをおすませください。 隣国から列車でスイス入国し、そのまま鉄道でスイスから帰国の場合、国境駅で税関の申告ができませんので、免税手続きは難しくなります。

スイスへの旅行には、入国時のパスポートの残存有効期間は3ヶ月以上必要となります。スイスへ出発の前にもう一度パスポートをチェックしましょう。

スイス出国の際、とても混み合うことがあります。出国手続きは早めに済ませましょう。

スイス航空やルフトハンザ航空でチェックイン1より出発の方へ。 荷物を預けるカウンターはありますが、チェックインカウンターはありません。オンラインチェックインを48時間〜24時間前までに済ませるか、各自でチェックインできる機械がありますので、そこでチェックインをお済ませください。ただし、日本語の画面がありませんので、外国語の苦手な方はオンラインチェックインをお勧めします。

また、混み合うことも多いので、時間に余裕のないことが予想される場合も、あらかじめオンラインチェックインをしてください。チェックイン2の建物のチェックイン(他の航空会社)の場合は、カウンターでのチェックインが可能です。


チューリッヒ空港 出国 3.jpeg



まとめ


チューリッヒ空港は「リーディング・エアポート」賞を長年に渡り受賞し、輝かしい認知度を保っています。比較的大きい空港ではありますが、空港内の表示や施設・サービスの充実さと簡便さに誇りを持つ心地よい空港です。きっとあなたの旅行をスムーズなものにしてくれることでしょう。

特にシェンゲン条約で結ばれている国同士の行き来に関しては(例えば、フランクフルト、アムステルダム、パリ、ロンドン、オーストリアなどを経由して入国する場合)出入国の面倒な手間がほとんどありません。スタンプも押してもらえる保安も通過しません。日本で国内の航路発着のような感じです。

日本からの直接出入国の場合は、税関は通りますが、日本人に関してはほぼ顔パスに近く、質問も簡単なものです。日本からの直接出入口はEゲート、ヨーロッパ内(シェンゲン条約国)はAゲートと覚えておきましょう。

EからAにはシャトルトレインに乗るだけの簡単さ。あとはゲート番号や税関・荷物受け取りの書いた表示に沿って進むだけです。きっと考えたよりも簡単に出入国ができることに驚かれることでしょう。


以上、チューリッヒ空港の出入国の情報はとりあえず終わります。
明日からはいよいよスイス 国内に入っていきます。スイスといえば鉄道ですよね。今週はスイス の鉄道について詳しい情報をお届けします。電車の乗り方、お得情報、時刻表の味方、などなど盛りだくさんてんこ盛りです。是非是非また明日お会いしましょう!お待ちしています!



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アキ
はじめまして。スイスに住んで21年。自分で旅行会社を立ち上げながら、年下の夫くんと、一人っ子息子くんの3人暮らし。10年前に乳がんを患いましたが、今では元気に過ごしています。スイスに興味のある方、どしどし質問ぜめしてくださいまし!お便りバシバシおまちしております!スイスより愛を込めて光るハート
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