2019年11月25日
チューリッヒ空港で手荷物受け取り、免税申告と到着ロビー
今日は前回の続きでチューリッヒ空港での入国時手続きについてお届けします。今日は、手荷物の受け取り・免税申告・到着ロビーの必要事項とスムーズな進み方を写真入りで詳しくお伝えしますね。
2. 手荷物受け取り
「Baggage Claim」の案内板に従って進んでください。近くまで行くと、電光掲示板に荷物の受け取りの番号が示しているので、その番号のあるターンテーブルに向かっていきましょう。
その番号には出発空港の名前が記している案内板が置かれていますので、今一度確かめてください。そこで荷物をピックアップしましょう。ピックアップの際には、預けた時のクレーム・タグで必ずチェックしましょう。
▼下の写真のように、Baggage Claimの画面の一番右側が荷物引き取りのステーションの番号です。
荷物が破損していた場合は、すぐ近くにあるバゲージカウンターに申し入れてください。保険で保障したり、航空会社に弁償してもらえるケースもありますので、かならず申し付けの際にそこでフォームをもらってください。荷物が見つからない場合は、荷物の追跡を申請してもらい、後で連絡をもらえるように連絡先を渡します。これからの移動の行程も伝えておいたほうがいいでしょう。こちらからの連絡先も聞いておいてください。
3. 税関申告
手荷物検査は特にありません。荷物が免税の範囲内であれば、特に何もする必要がないので、そのまま到着出口緑のランプに進んでください。
もし、免税の範囲を超える荷物がある場合は、赤のランプのゲートのカウンターがありますので、そこで申告してください。
免税範囲
* アルコール15%以上は1L、15%未満は2Lまで ただし、17際未満のアルコール持ち込みは禁止されています。
* タバコ200本、葉巻50本、刻みタバコ250gまでのいずれか一種類なら無税。 ただし、17際未満のタバコの持ち込みは禁止されています。
* 食品1日相当消費量とそれ以外の品物合計CHF300まで。
* 私物の携行品で持ち帰るもの。
スイス入国で持ち込み禁止の物
肉・魚製品・乳製品・野菜
アプリでクイック申告! QuickZollの申請方法
スイスに入国する時、税関の申告書類に記入したり、窓口に並んだりするのは疲れますね。これを解決! スイス連邦事務局(FCA)が無料スマートフォンアプリQuickZollを開設!
アプリの使い方は比較的簡単です。持ち込む商品の種類や量を登録し、提示してきた税金をスマートフォンで支払う。免税や支払い方法などの細かい情報は、アプリをダウンロードすればすべて記載されている。
まだこのシステムは始まったばかりですが、今の所は好調な滑り出しらしいです。まずは下記のアプリをダウンロードしましょう。2026年にはデジタル化する「DaziT programme」が採用されるらしいのですが、それはまだまだ先のことのようです。
クイック税関申告アプリ QuickZoll
App Store
4.到着ロビー
手荷物の受け取りが済めば、【Arrival】と書いた案内板に沿って進みます。右に税関申告カウンターを見て、出口を出るとそこが到着ロビーとなります。航空会社や日時によって、Arrival1と2のどちらかなのかが異なります。どちらの到着ロビーでも距離的にはそれほど変わりません。1と2の到着ロビーは徒歩で数分です。ちなみに到着ロビー1の前にはタクシーが停車していて、到着ロビー2の向かいには、鉄道駅やショッピングセンターの入っているエアポートセンターがあります。空港のフロアマップをご参照ください。
Zürich Airportフロアマップ
いかがでしたか。スイス に出発時にお役に立てたら嬉しいです。
明日は、チューリッヒ空港からの出国手続きや所要時間などをお届けします。タックスフリーのことについても詳しく説明しますので、また遊びに来てくださいね。よろしくお願いします。
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