2019年12月21日
スイスのスーパーマーケット
土曜日は、マクドナルドの後にスーパーマーケットに寄ってきました。
スイスは日本と違い、駅や空港や観光客の多い地域(ツェルマットやグリンデルワルド)以外は、日曜日はどこもかしこもお休みなんです。平日もほとんどのお店は18時30分には閉店。土曜日は17時30分。もっと田舎の町だと16時ごろには店じまい。もちろんコンビニなんてありません。しかも、レストランまで日曜日がお休みのところが多いんです。ただ、今はクリスマス前の繁盛期なので、スイスでも流石に今週日曜日はオープンしているデパートやスーパーも多いです。
スイスに来たときは驚きました。私はカナダで8年過ごしたのですが、カナダも夜遅くまで開いているところが多く、まして日本なんてほんと年中無休が当たり前ですもんね。
でも慣れてくると、これは最高です。日曜日に外を歩いている人は散歩が目的。みんなの〜んびりリラックスして歩いてます。車の量も激減で本当にRUHIG(静か)でみんな家族で過ごせます。お母さんもスーパーやブティックでパートもありません。(ガソリンスタンド附属のキオスクなどは例外で開いてますが)
この静けさは一週間の疲れを癒してくれます。とっても大切なことですよね。働く人の味方です。
さて、今日はスイスの三大スーパーマーケットをご紹介しましょう。
これは今年発表した、2018年度のマーケットの規模を示しています。
スイスの大手小売業者の市場シェア ランキング
第1位 MIGROS (ミグロ) 36.39%
お酒やタバコは販売していない。半分以上は独自の製品
第2位 COOP (コープ) 32.3%
ミグロより少し高め。7割近くが大手別会社の製品(ブランド)
第3位 DENNER (デナー) 8.31%
ミグロの傘下。25%ぐらいが独自のオリジナル商品。
第4位 Aldi Suisse (アルディ スイス)5.11%
ドイツのスーパー。安い商品でここ数年で急成長。
第5位 Volg-Gruppe (フォルググルッペ)3.75%
小さな村などに小規模な店舗を点々と営業している。
これを見ても分かるように、ミグロとコープは圧倒的に大きいスーパーです。
中間ぐらいの大きさの街なら、必ずミグロとコープの両方があります。
MIGROS ミグロ
ミグロは1925年にチューリッヒでGottlieb Duttweilerさんが仲介業者なしで低価格に販売するために、一つ一つの村に直売して回ったところから始まり、いまではスイスではトップのスーパーになっただけでなく、世界のトップ40の小売業に仲間入りしています。スイスなんて人口850万人ぐらいの小さな国なのに、すごいです。(これは知らんかった。。。)ミグロではお酒やタバコは一切買えません。(お酒いりのチョコレートはOK)これがミグロの揺るぎない方針なようです。イメージ的にもいいですね。スーパーの他にも、フィットネスセンターや語学・ビジネスなど様々なことを学べる「ミグロクラブ」もあり、人々の生活の中に深く浸透しています。ミグロなしではスイスは語れないほどですね〜。
何と言ってもミグロは安い。私もほとんどミグロにお世話になっています。低価格なのにフレッシュ。この前聞いた話ですが、フルーツや野菜に余計な保存スプレーなどをまかないので、体にも優しい。その代わり、たまにフルーツのセットパックを開けてみると下の方が悪くなってたりということはありますが、まあ気にしない気にしない。「Budget バジェット」という独自の一番低価格のブランドも作って、さらに安い商品を宣伝しています。、最近になってコカコーラやリンツなど他社の製品も販売するようにはなったものの、独自で生産した商品がほとんどの商品棚に所狭しと並んでいます。
ミグロのロゴは M 。Mが一つだと、小さめの店舗。商品も最低限必要なものが売られている。まあ、これでも十分。
MM と二つだと、中規模の店舗になるので、少しチョイスも多くなってくる。そしてMMM と三つになると、レストランまで常設しています。レストランは低価格で大人気。お年寄りの憩いの場所であり、子供コーナーがあるので、子供連れの家族がいつも利用しています。その他オフィスのお昼休みにも多く利用されます。
COOP コープ
コープは比較的高めですが、フレッシュさや有名なマークの入った商品を売りにしています。コープでないと買い物はしない、という人もいます。ここではお酒やタバコも買えます。ミグロに対抗して独自の安い商品も開発しています。コープとミグロは永遠の天敵、ライバルなんですね。
今日はコープでお買い物をしたのでコープの中を覗いてみましょう。
買い物の量が多い時は、コープのメンバーカードをセンサーに翳して、バーコート器をゲットします。
ぴこぴこ電気のついたバーコード器を取り出します。(写真左)これでそれぞれの商品のバーコードにピッとすれば、レジでまた全ての商品を並べて支払わなくてもいいので楽チンです。
支払いは自分で済ませちゃいます。
今日はワインやサラミ、プロセッコなどなど、シルベスターパーティのお買い物をしました。
サラミはやっぱり、イタリア ミラノ産がいちばん!
プロセッコ 左上はRimuss。子供用でアルコールなし。
あ〜でもでも、コープはやっぱり高かったあ〜!
DENNER デナー
1860年に開業した老舗のデナー。コンセプトはデイスカウントスーパー。現在はミグロの傘下ですが、ミグロとはまた違った色のさらに格安を目指しています。ここではお酒もタバコも購入できます。日本にお土産でチョコレートやチーズ、ワインなどを買う場合は、ここオススメです。種類はミグロほど多くないですし、規模も小さいですが、同じブランドの商品が売っているなら、コープやミグロより安いことが多いので、一度覗いてみてください。
スイスは日本と違い、駅や空港や観光客の多い地域(ツェルマットやグリンデルワルド)以外は、日曜日はどこもかしこもお休みなんです。平日もほとんどのお店は18時30分には閉店。土曜日は17時30分。もっと田舎の町だと16時ごろには店じまい。もちろんコンビニなんてありません。しかも、レストランまで日曜日がお休みのところが多いんです。ただ、今はクリスマス前の繁盛期なので、スイスでも流石に今週日曜日はオープンしているデパートやスーパーも多いです。
スイスに来たときは驚きました。私はカナダで8年過ごしたのですが、カナダも夜遅くまで開いているところが多く、まして日本なんてほんと年中無休が当たり前ですもんね。
でも慣れてくると、これは最高です。日曜日に外を歩いている人は散歩が目的。みんなの〜んびりリラックスして歩いてます。車の量も激減で本当にRUHIG(静か)でみんな家族で過ごせます。お母さんもスーパーやブティックでパートもありません。(ガソリンスタンド附属のキオスクなどは例外で開いてますが)
この静けさは一週間の疲れを癒してくれます。とっても大切なことですよね。働く人の味方です。
さて、今日はスイスの三大スーパーマーケットをご紹介しましょう。
これは今年発表した、2018年度のマーケットの規模を示しています。
スイスの大手小売業者の市場シェア ランキング
第1位 MIGROS (ミグロ) 36.39%
お酒やタバコは販売していない。半分以上は独自の製品
第2位 COOP (コープ) 32.3%
ミグロより少し高め。7割近くが大手別会社の製品(ブランド)
第3位 DENNER (デナー) 8.31%
ミグロの傘下。25%ぐらいが独自のオリジナル商品。
第4位 Aldi Suisse (アルディ スイス)5.11%
ドイツのスーパー。安い商品でここ数年で急成長。
第5位 Volg-Gruppe (フォルググルッペ)3.75%
小さな村などに小規模な店舗を点々と営業している。
これを見ても分かるように、ミグロとコープは圧倒的に大きいスーパーです。
中間ぐらいの大きさの街なら、必ずミグロとコープの両方があります。
MIGROS ミグロ
ミグロは1925年にチューリッヒでGottlieb Duttweilerさんが仲介業者なしで低価格に販売するために、一つ一つの村に直売して回ったところから始まり、いまではスイスではトップのスーパーになっただけでなく、世界のトップ40の小売業に仲間入りしています。スイスなんて人口850万人ぐらいの小さな国なのに、すごいです。(これは知らんかった。。。)ミグロではお酒やタバコは一切買えません。(お酒いりのチョコレートはOK)これがミグロの揺るぎない方針なようです。イメージ的にもいいですね。スーパーの他にも、フィットネスセンターや語学・ビジネスなど様々なことを学べる「ミグロクラブ」もあり、人々の生活の中に深く浸透しています。ミグロなしではスイスは語れないほどですね〜。
何と言ってもミグロは安い。私もほとんどミグロにお世話になっています。低価格なのにフレッシュ。この前聞いた話ですが、フルーツや野菜に余計な保存スプレーなどをまかないので、体にも優しい。その代わり、たまにフルーツのセットパックを開けてみると下の方が悪くなってたりということはありますが、まあ気にしない気にしない。「Budget バジェット」という独自の一番低価格のブランドも作って、さらに安い商品を宣伝しています。、最近になってコカコーラやリンツなど他社の製品も販売するようにはなったものの、独自で生産した商品がほとんどの商品棚に所狭しと並んでいます。
ミグロのロゴは M 。Mが一つだと、小さめの店舗。商品も最低限必要なものが売られている。まあ、これでも十分。
MM と二つだと、中規模の店舗になるので、少しチョイスも多くなってくる。そしてMMM と三つになると、レストランまで常設しています。レストランは低価格で大人気。お年寄りの憩いの場所であり、子供コーナーがあるので、子供連れの家族がいつも利用しています。その他オフィスのお昼休みにも多く利用されます。
COOP コープ
コープは比較的高めですが、フレッシュさや有名なマークの入った商品を売りにしています。コープでないと買い物はしない、という人もいます。ここではお酒やタバコも買えます。ミグロに対抗して独自の安い商品も開発しています。コープとミグロは永遠の天敵、ライバルなんですね。
今日はコープでお買い物をしたのでコープの中を覗いてみましょう。
買い物の量が多い時は、コープのメンバーカードをセンサーに翳して、バーコート器をゲットします。
ぴこぴこ電気のついたバーコード器を取り出します。(写真左)これでそれぞれの商品のバーコードにピッとすれば、レジでまた全ての商品を並べて支払わなくてもいいので楽チンです。
支払いは自分で済ませちゃいます。
今日はワインやサラミ、プロセッコなどなど、シルベスターパーティのお買い物をしました。
サラミはやっぱり、イタリア ミラノ産がいちばん!
プロセッコ 左上はRimuss。子供用でアルコールなし。
あ〜でもでも、コープはやっぱり高かったあ〜!
DENNER デナー
1860年に開業した老舗のデナー。コンセプトはデイスカウントスーパー。現在はミグロの傘下ですが、ミグロとはまた違った色のさらに格安を目指しています。ここではお酒もタバコも購入できます。日本にお土産でチョコレートやチーズ、ワインなどを買う場合は、ここオススメです。種類はミグロほど多くないですし、規模も小さいですが、同じブランドの商品が売っているなら、コープやミグロより安いことが多いので、一度覗いてみてください。
価格:19,470円 |
Lindt Milk Chocolate Reindeer 100g クリスマス チョコレート リンツ トナカイ スイスチョコ【英国直送】 価格:2,250円 |
イタリア/ミラノサラミ原木(生ハム類)【4,500円(税別)×約1.2kg再計算】現在ビラー二社製の商品に変更となっております。【冷蔵/冷凍可】【D 0】 価格:5,832円 |
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9507962
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック