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ν賢狼ホロν
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2008年12月23日
『闇の狭間の淫略〜淫機人ナコルル』 Part1
はい! いなづまこと様の第2作目です。
それではどうぞ♪

注意! この文章には官能的表現が含まれております。
(ご覧になる方は、自己判断でお願いします。)



『闇の狭間の淫略〜淫機人ナコルル』

いなづまこと様作


昼間とはいえ一寸先も見えないような濃霧が立ち込める蝦夷地の森林。巨大な倒木や泥濘で覆われた湿地。そして弱肉強食の理の中に生きる動物達。そのいずれもが、脆弱な人間の侵入を拒み続け、何百何千年もの間静寂な空間を作り続けていた。
ところが、その中を今一人の少女が息を切らしながら走っている。その姿は蝦夷地に住む土着民族・アイヌの服を纏い、艶やかな長い黒髪に赤いリボンを締め利き腕には切れ味鋭そうな短刀を握り締めている。

「ハアッハアッハアッ……」

少女はまるで何かに追われるかのように時折後ろを振り返りながら、まるで原野を走るが如くの速さで森を駆け抜けていた。
普通に考えれば、何も知らずに森に迷い込んだ哀れな少女が手痛い大自然の報いを受けている図に見えるだろう。
だが、彼女はいわゆる『普通の少女』ではなかった。
彼女の名前はナコルル。アイヌの大自然のカムイ(精霊)に仕える巫女であり、彼女の一族はカムイの声を聞くことが出来る能力を代々受け継いできた。
そんな彼女は大自然と心を通わせることが出来、彼女は草木や動物達を守るためにその剣を振るい、替わりに草木や動物達も彼女のことを守ってきていたのだ。だから、森の中は彼女にとって安らぎを得られる空間であるはずなのだ。
が、今のナコルルは明らかにこの森の中から逃げようとしている。まるで、ここが敵地であると言わんばかりだ。

「なんで……なんでこんな……」

逃げるナコルルの顔には明らかな戸惑いの表情が浮かんでいた。彼女自身、いま自分の身に起こっていることが信じられないのだ。

『ギャース!!』

その時、横の茂みを割って体長1.5mを越えそうな大鹿が角を振りかざしてナコルルに飛び掛ってきた。
「くっ!」
ナコルルは体を捻って鹿の体当たりをかわし、体勢を立て直しつつある鹿に神剣チチウシを構えて対峙した。
『グルル…グルルル……』
低く唸りながらナコルルを睨む鹿は、明らかに普通ではなかった。
普段、鹿は異常なまでに臆病で出来る限り争いごとを避けるはずなのだが、目の前の鹿は眼は異常な
までにぎらつき全身の毛がざわざわと逆立ち、今にもナコルルに襲い掛かろうとしている。
それが邪魔者を排除するという行為に基づくならまだ説明もつく。だが、牡鹿の股間に粘液を滴らせ
ながらそそり立つ巨大なペニスは、あきらかにそれをナコルルの中に突っ込まんという欲望を示している。
「やっぱり……この子も……」
ナコルルは自分への獣欲を隠そうともしない牡鹿を見て、思わず呟いてしまった。

ナコルルがこのような獣に相対したのはこれが最初ではない。
それはつい一刻(訳二時間)ほど前のこと、大自然の声が突然聞こえなくなったかと思うと、羆やら狼やらがまるで自分を犯さんと襲い掛かってきたのだ。
中にはナコルルが見知っている動物達もいたが、それらは一つの例外もなく欲望に身を支配されナコルルにその身を埋めようとしてきたのだ。
いくらナコルルが話し掛けても答えることはなく奇声を発しながら襲ってくる動物達に、ナコルルは迷わずその場を逃げ出した。万が一にも動物を傷つけることは出来ない。自分がカムイの巫女であるという自覚が、ナコルルに剣を振るうのを躊躇わせていた。
だから、今目の前にいる鹿にもチチウシを構えてはいるがそれを振るう気はなかった。剣の気配に感づき、できることなら鹿に逃げて貰いたかったのだ。

だが、鹿はそんな真似はしなかった。
なにしろ鹿の目的はナコルルの体なのだ。そんな一振りの剣に尻ごみして目の前の肉体を逃すなんてもったいないことをするわけがない。
『ギエーッ!』
どう考えても鹿が発することはないと思われる雄叫びを上げ、鹿はナコルルに覆い被さろうと跳躍してきた。
一旦捉えられたらナコルルの小さな体では鹿を跳ね飛ばすことは不可能だ。為すすべなくその身を蹂躙されてしまうことは疑いの余地は無い。
「今!」
しかし、ナコルルも鹿の行動を見越していた。
ナコルルは身を低く構えると、チチウシを前に突き出しながらカムイの力を借り一足飛びに跳躍した。
「アンヌムツベ!」
普段なら相手の足元を刈る技なのだが、今回はそのまま茂みへと突進し鹿の視界から一瞬にして離れることを目的にしていた。
『ガ?!ガッガッ!!』
案の定、鹿はナコルルの居場所を見失いおろおろと首を回しながらナコルルを探し当てようとした。
が、そのときナコルルはすでに鹿から20m以上も大きく離れ、安全圏へと避難していた。
「ふぅ…、もう大丈夫ね……」
牡鹿を撒いてナコルルは安堵の吐息を吐いたが、同時に言いようの無い不安がその身をよぎっていた。
「こんなことが、いきなりおこるなんてありえません……
きっとこの地にウェンカムイ(悪神)が降りて、何かを狂わせているのね……」
だとしたら一刻も早く元凶を探り当て消滅させないと、この狂った森は永遠に元に戻らない。
カムイの声が聞こえなくなっているナコルルにとって、この広大な森からその原因を探すのは容易なことではない。ただでさえ未踏の地が多くある上に、普段は自分の味方である動物達はいずれも恐るべき敵と化しているのだから。
「でも…弱音を吐くわけにはいきません!」
だが自分はこの自然を守る巫女。例えどんな困難であろうと、この身にどんな禍が降りかかろうと自然を害する輩を放っておく訳にはいかないのだ。
ナコルルは周囲を警戒しながらその気配を出来る限り小さく搾り、前に進まんと一歩踏み出した。
その時

「あははっ!さっすがは姉様。一刻以上も淫獣の襲撃から逃げることが出来るなんて!」

ナコルルの後ろから、妹であるリムルルの声が聞こえてきた。
「えっ?!」
これはナコルルにとって全くの予想外だった。今日家を出るとき、確かにリムルルはまだ部屋の中でくぅくぅと寝息を立てて眠っていたはずなのだ。
まさかあの後、自分の後を追いかけてきたのだろうか。だとしたら、この危険な森の中に入れておくのは危険すぎる!
「リムルル!!すぐにこの森から………っ?!」
慌てたナコルルはリムルルにすぐにこの森から出て行くようにと釘を刺そうとして振り返り…言葉を失った。
「うふふっ。どう?姉様…。リムルルのこの姿……」
ナコルルの目の前にいるリムルルは、ナコルルが知っているリムルルではなかった。
ナコルルと違い、淡い栗色をしていた髪の毛は赤橙色に染まり、こめかみの後ろあたりから先端が黒くなっている狐を思わせる耳がにょっきりと生えている。
5月とはいえまだ寒い森の中で、その身には一糸も纏わず手足と胸、下腹部は頭髪と同じ色の長毛が生えそろい、お尻からはやはり狐のようなふさふさの尻尾が伸びていた。
その姿はどう見ても、人間と狐が融合したものにしか見えない。
「あ、ああ……リムルル、どうした の……。それ は……」
「ふふ…すごいでしょ。リムルルがね、姉様の後を追って森の中に入ったらね……



2008年12月23日
『闇の狭間の淫略〜淫機人ナコルル』 Part2
リムルルの前に突然そびえ立ったもの。
それは、桃色とも紫色ともいえない多量の触手がうねうねと蠢く高さ3mはあろう異形の怪塔だった。
生物のところどころにある窪みからはピンク色の霧が絶えずプシューと噴出し、周囲に濃厚な甘い香りを放っている。
「ひぃぃ…、ね、姉様ぁ……」
あまりの恐怖にリムルルはその場で失禁し、腰が抜けてぺたりとしゃがみこんでしまった。
おしっこに濡れた服がべちゃりと皮膚に不快な感覚を与えるが、今のリムルルにそれを感じる余裕は無い。

『貴様の……名前は……?』

それは声ではなく、直接リムルルの頭の中に響いてきた。今まで聞いたことも無いほど重く、醜悪で拒否や反論を許さない迫力を持った声だった。
「リ、リム…ルル…… で  す……」
恐怖に歯の根が合わない中、リムルルは何とか自分の名前を言うことが出来た。

『リムルル、か………悦べ。貴様はダーククロスによるこの方面の大地の支配の先兵として選ばれた』

「し はい……?せん ぺ ぇ………」
意味がわからない単語に首を傾げるリムルルの眼が、次第に光を失ってきている。
見れば、触手から放たれるピンク色の霧…ダークサタンの淫力がリムルルに纏わり付き、その体内にどんどん吸収されていっている。
「………あはぁ……」
それまで恐怖の色しかなかったリムルルの表情に、次第に別の色が浮かんできている。
(あぁ……なんだか、体がうずうずするぅ……お股のあたりがちくちくするのぉ……)
まだ成人の儀式の年齢にも達しないリムルルは、当然性の知識などまったく持ち合わせていない。
が、ダークサタンの淫力はリムルルの無垢の心に強引に性の開花を迫っていた。
自然と手が熱く疼く股間へと伸び、おしっことは別のもので濡れた陰唇をちゅるっと撫でる。
「ひゃう!」
それだけで、まるで飛び上がらんばかりの快楽がリムルルの体を突き抜けていった。
「あぁ……っ!すごい!これ気持ちいい!!」
一旦その快楽を知ってしまったら、もう後戻りすることは出来ない。
リムルルは両手で自らの股間をぐちゅぐちゅとかき回し、その度に体に走る痺れるような快感に酔いしれていった。
「ああんっ!手が、手が止まらないよぉ〜〜っ!!」
生まれて始めてのオナニーの快感による歓喜の涙で霞むリムルルの眼に、うねるする触手が飛び込んでくる。
さっきまでは単に気持ち悪いものでしかなかったが、今はとっても魅力的なものに見えてきている。
その弾力がありながらしなやかな幹。先端からどろどろとこぼれる粘液。
そのどれもが自身をとっても気持ちよくしてくれるというのを、リムルルの牝の本能が告げていた。

『さあ、このダークサタンにその身を捧げよ。
貴様が我が物になるならば、至上の快感と無敵の肉体を授けようぞ……』

ダークサタンの触手が、リムルルに決断を迫らんと迫りリムルルの周囲を囲んでいる。
その中にしゃがみこむリムルルはオナニーの手を止めると、腰紐を外して纏っているものをすべて脱ぎ捨て、壊れた笑みを浮かべながら地面に寝転がり下の口を両指で大きく開いた。
くちゅっと淫らな水音と共に開かれたそこは、ついさっきまで自慰すら知らなかった少女のものとは思えないほど熱く熟れていた。
「どうぞ、ダークサタン様……。リムルルの体、存分にお召し上がりください……」
機体に潤むリムルルの視界に、触手が一杯に迫ってきた……



で、リムルルはダークサタン様に魔因子と魔精を戴いて、淫獣人・リムルルとして生まれ変わったの。
そして、この大地をダーククロスのものにする使命を授かったの……。凄いでしょ、姉様?」
自分の体を誇示するようにしならせているリムルルを見て、ナコルルは眩暈がしてきた。
ほんの僅かな時離れた間に、妹が人ならざるものに変化してしまっていた。
「姉様、リムルルはね体から出るバーサク・ウィルスで森のみんな達をダークロスの下僕である淫獣に作り変えることが出来るんだ。
淫獣になったみんなはね、次々に人間を襲って犯し淫力漬けにして淫隷人に堕すことができるの。
あ、淫隷人っていうのはね、ダーククロスの最底辺の構成員で交わうことしか考えられない……」
「もうやめて!リムルル!!」
つらつらと意味不明のことを口走るリムルルに、とうとう我慢できなくなったナコルルは大声を上げてリムルルの言葉を遮った。
「ねえさま……?」
「リムルル!あなたはウェンカムイに操られているのよ!お願い!心をしっかり持って!!
ウェンカムイの邪悪な力なんか跳ね飛ばして、元のリムルルに戻って!!」
ナコルルとしては、僅かに残っているかもしれないリムルルの心に望みを託しての願いだった。

が、これは全くの逆効果になった。
「リムルルが、操られている………?!」
ナコルルの前でリムルルの顔が、みるみる怒りで醜く歪んでいっている。その顔は確かにリムルルの顔なのだが、ナコルルはどこをどうしたら今のリムルルの顔になるのか、全く想像ができなかった。
「バカ言わないで!リムルルは自分の意思でダークサタン様にこの体を捧げたんだよ!
それをなに?!リムルルが操られているから目を覚ませ?冗談じゃないよ!
姉様はまだ人間だから、ダークサタン様の素晴らしさ、ダーククロスの素晴らしさがわからないだけ!
姉様もダーククロスの一員になれば、すぐにそのよさがわかるんだからぁ!!」
「リムルル……」
半ばムキになって怒鳴り散らすリムルルを見て、ナコルルはもうリムルルを説得するのは不可能だと確信した。
今のリムルルは身も心もウェンカムイに支配され、いいように操られている。
この呪縛を脱するには、リムルルをこんな姿に変えた根元のウェンカムイを断つしかない。
(そのためにも…、まずはリムルルを動けないようにしないと!)
意を決したナコルルは、リムルルに向けてチチウシを構えた。
とりあえずは脚の腱を切れば、リムルルは自分に追いつくことは不可能になるだろう。
「あっ姉様、やるの?ヤルの?犯るのぉ?!
うふふっ!それで姉様の気が晴れるならいいよぉ!淫怪人になったリムルルの力、魅せてあげる!!」
姉の本気を感じ取ったリムルルは、面白いことになったとはしゃぎその両手の爪を大きく伸ばした。
「この爪で、姉様の服と皮膚をザクザクと切り裂いてあげる!
あははっ!真っ赤に染まった姉様の体、きっとすっごく綺麗だよ!!」
その目を破壊衝動でぎらつかせたリムルルは爪を長い舌でべろべろと舐めると、ナコルルへ向けて両手をがばっと広げた。
「さあ姉様!どこからでもかかってきなよ!」
リムルルは向ってくるナコルルを迎撃しようと両手を振り上げて踏ん張っている。
言い換えれば足元が疎かになっておりナコルルの思惑を実行するには都合がいい。
(この間合いなら、アンヌムツベで一気に詰められる!)
腰を低く落としたナコルルは、なるべく前動作で気取られないようにしながら一気にアンヌムツベでリムルルの腱を切り裂こうとした。が!


2008年12月23日
『闇の狭間の淫略〜淫機人ナコルル』 Part3
「アンヌ…!」

「なぁ〜〜んちゃって!」

ナコルルの頭上から突然何かが急降下し、チチウシを持っている手の甲に体当たりしてきた。
「あっ!」
気がついたときにはもう遅い。チチウシはカランカランと乾いた音を立てて手元から転がり、ナコルルに突進してきたものはチチウシを素早く脚で掴むとリムルルのほうへと飛んでいった。
その正体は…
「ママハハ?!」
ナコルルは思わず叫んでしまった。自分の攻撃を妨害したのはカムイの使いであり苦楽を共にした愛鷹・ママハハだった。
「なんで……ハッ?!」
何が起こったのかわからないナコルルは、ママハハの眼を見てハッと思い至った。
自分を見つめるママハハの目。それは間違いなくこれまで幾度となくナコルルに襲い掛かってきた淫獣と化した動物のものと同じものだったのだ。
「そんな……ママハハまで……」
「そうだよ姉様。とっくの昔にママハハもリムルルのウィルスで淫獣になっていたんだよ!
姉様は物凄く強いから、いくら淫怪人になったリムルルでも無傷で勝つことは難しい。
だから、隙を見てママハハに姉様のチチウシを叩き落とすように命令していたんだ。
リムルルの目的は姉様を殺すことじゃないからねぇ!キャハハハハッ!!ギャーッハッハッハァ!!」」
姉を出し抜いたことがよほど嬉しかったのか、リムルルは腹を抱えて狂ったように大声で笑った。
心なしか、肩に止まっているママハハも笑っているように見える。
「く、くうぅ……」
ママハハの体当たりでまだ痺れる右手を押さえ、ナコルルは悔しげに顔を歪めた。
「それにね、リムルルの下僕になっているのはママハハだけじゃないんだよ。ほら!!」

ガサッ!!

リムルルの嘲笑を含んだ掛け声と共に、ナコルルの脇の茂みから黒い影が凄い勢いで飛び出してきた。
「っ?!」
咄嗟に反応したナコルルはチチウシを構え、突進をいなそうとした。が、
「あっ!」
チチウシはすでにママハハによって奪い去られていたのだった。
黒い影はそのままナコルルに突っ込み、ぎゅっと握られた拳が勢いよくナコルルの鳩尾(みぞおち)に吸い込まれた。

「ぐうっ!」

ドボッという感触と共にめり込んだ拳の感触を感じ、息が詰まったナコルルは殴られた勢いそのままに地面に転がり落ちた。
「ぐぇっ……ゲホッ、ゲホッ……!」
苦しげに歪むナコルルの視界に飛び込んできた自分を殴った当人は…
このところしょっちゅう自分の前に姿を見せる謎の少女、レラだった。
「レ、レラ………」
「………」
ナコルルを見るレラの顔には表情が全く無い。まるで面でもつけているかのような顔でナコルルを見下している。
さらに、黒いボロボロの布切れで覆われたレラの体からは今まで聞いたことも無い奇怪な音が耳に入ってくる。
それはきりきりと金属が軋む音やピュルピュルという耳に残る甲高い音。
シャーッと回転する音やキュインキュインと響く音だ。
心なしか、レラの瞳もその音にあわせて輝いているようにも見える。
「ど、どうしたのレラ……あなた、変……」
訳がわからず呆然とするナコルルを見て、リムルルはじーっと佇むレラに笑顔のまま言い放った。
「レラさん!ダーククロスの力で生まれ変わったレラさんの姿、姉様に見せてあげて!」
「畏まりました。リムルル様」
リムルルの命令にシュインという謎の音と共に頷いたレラは、羽織っている布切れを掴むとバッと脱ぎ捨てた。
「?!」
その下から出てきたレラの体は…
硬質化した肢体がまるでからくり人形のように各部位で分割され、関節から不気味な駆動音を響かせていた。
「レラさん。あなたは一体何になったの?」
「はいリムルル様。
私はダーククロスの淫略型淫機人・レラ。人間を襲い、淫略するのが私の使命です」
リムルルに応えたレラの喋り方は、まるで感情が無いかのような抑揚の無いものだった。
「ふふふっ、レラさんはリムルルがダークサタン様から戴いた淫魔卵を寄生させて、ダーククロスの淫機人として生まれ変わったの。
今のレラさんは下らない人間の感情とかはもっていない。あるのはダーククロスへの忠誠心と、その身に与えられた使命を果たすことだけなのよ。うふふ…」
「リ、リム ルル……。あな   なん て、こと……」
息が詰まってまだ声がまともに出せないナコルルは、出来る限りの声をあげ妹の行いを批判した。
「面白かったよ姉様。あのいっつも澄ましたレラさんが、私の淫力に惹かれて自分から服を脱いで体を晒したのよ。
それがあんまりにもかわいいもんだからさ、まんこがメチャクチャになるまで犯しちゃって、最後のほうではレラさん、頭がぶっ壊れちゃってただ『オマンコして。オマンコして』ってしか言わなくなっちゃった。
見せたかったな姉様にも、あの時のレラさん……。くひゃはははっ!
気持ちよかったよねレラさん!淫怪人とのオマンコ、最高に気持ちよかったでしょ!!」
「はいリムルル様。私は今まであのような快感を与えられたことはありませんでした。
私に最高の快感をおあたえになり、この身を素晴らしき淫機人にしてくださったリムルル様への感謝は絶えません」
心なしか、感情が無いはずのレラの顔が赤く火照っているように見える。それとも、普通の感情は消え去っているが快楽に関する感情だけは残っているのだろうか。
「さ〜て姉様、そんなところで不様に寝っ転がっているかわいい姉様?!
そろそろ姉様にもダーククロスの素晴らしさを教えてあげないとかわいそうだよね!」
リムルルは、実の姉であるナコルルを酷く性的な視線で見つめていた。今にも飛び掛ってその肢体をしゃぶり尽くそうとしているように見える。
同性による近親相姦。その考えにナコルルはザッと血の気が引いた。
「だ、だめぇ……。リ ムル…ル、私たち は姉妹な  のよぉ……」
神さえそのおぞましさに引きかねない禁忌に、ナコルルは動かない体を必死に動かしリムルルの元から離れようとした。
だが、リムルルはそんなナコルルをニヤニヤと眺めるばかりだ。
「やだなぁ姉様。そんなことリムルルがするわけないじゃない」
どうやらリムルルにはナコルルを犯す意思は無いようだ。そのことにナコルルが少しだけ安堵すると、途端にリムルルはその顔に邪悪な笑みを満面に浮かべた。
「だって、姉様を犯したいものはこの森にいっぱい、い〜っぱいいるんだからぁ!!」

グルルル……
ケケケケケケ……
ブフォ、ブフォ……

「?!」
これまでリムルルやレラに気を取られ全然感じもしなかったが、いつの間にかナコルルたちの周りには様々な動物の気配に満ち満ちていた。
そのどれもがリムルルによって淫獣に変えられたもので、周囲に牡の匂いを振りまきながらハメ穴を求め、ここにたどり着いたのだ。
「あ、あぁ……。そんなぁ……」
彼らの目的が自分自身であること。ナコルルはそれがこれまでの体験で痛いほど分かっていた。
だが、身を守る神剣チチウシは奪われこの体は酷いダメージで動けそうに無い。

つまり、今度という今度は彼らから逃れることは出来ない。

同性の近親相姦という地獄から逃れられたと思った出口の先は獣姦&輪姦という更なる地獄の入り口だった。
「さあみんな!姉様を存分に嬲り犯してその体を淫獣の精液でグチャグチャにしてあげて!!
そして姉様の『勇者』としての力を欠片も残さず壊しちゃって!」

『『『『『グオーッ!』』』』』



2008年12月23日
『闇の狭間の淫略〜淫機人ナコルル』 Part4
まるでリムルルに導かれるかのように、その言葉と同時に蝦夷地に住む淫獣化した動物が一斉に仰向けに倒れたナコルルに襲い掛かってきた。
「キャアアアアーーーーッ!!」
狐が服を食い破り、栗鼠が細かく切り刻んで持ち去っていく。
狼がナコルルの四肢を抑え、のしかかった熊がスリコギほどもある逸物を強引にナコルルの中に埋め込んだ。
破瓜のものとも皮膚が破れたものともつかない血がだらだらとこぼれ、森の地面を濡らしていく。
「はぐぅぅーっ!!」
あまりの激痛にナコルルはくぐもった悲鳴を上げたが、その顔に狐が覆い被さり細いペニスをナコルルの口に捻じ込んできた。
「むぶっ!」
しかも狐だけではない。にょろにょろと這って出てきた蛇が同時にナコルルの口を侵しナコルルの舌や歯を長い舌でちろちろと嘗め回してきた。
ぷるんと出た乳首には、片方が兎、片方は栗鼠がペニスを刺し上下に揺り動き、羆と地面の間に僅かに見えるお尻には丹頂鶴が頭を伸ばして嘴を突っ込み、直腸内を舌で味わっていた。

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

全身くまなく満遍なく与えられる陵辱に、ナコルルは拘束された全身を狂ったように揺らしながら悶え、その身を淫獣たちの欲望の捌け口にされ続けた。
しかも、射精して満足した淫獣がどいたかと思いきや、また別の淫獣がやってきてナコルルの体を責めぬいていく。
「んんぅ……。うふ、うふふふぅん………」
終わりの見えない快楽地獄に、いつしかナコルルは壊れた笑みを浮かべていた。
止め処なく放出された精液に含まれる淫力に心が蕩け、淫獣による性交を至福の快楽としてらえるように精神が改変されてしまい、自ら体を預けるようになっていった。
「んはぁ……。みなさぁん、私の体、きもちいいですかぁ……?
私も、とってもきもちいいんです……もっともっと、みなさんの精液を私にそそいでくださぁい……わたしもがんばって、みなさんをきもちよくさせますからぁ……あははは……」
後から後からやってくる終わりの無い淫獣たちを目にして、ナコルルは満面に幸せ一杯の笑みを浮かべた…



「あひ…あひいぃ……。もっとぉ……もっと、くださぁい……」
その後ナコルルは何刻過ぎたかが分からないほど淫獣たちに犯されぬき、獣の波が引いた後に取り残されたナコルルは、穴という穴を刺し広げられ全身を淫精液塗れにしながらケラケラと壊れきった微笑みを浮かべ、もう一匹もいない淫獣たちを求め腰を揺すっていた。
「うふふっ。姉様ったら……、完全に淫力の虜になってしまったみたいだね。
もう姉様の体の中には、勇者の資格なんてこれっぽっちも残っちゃいない……ク、ククククク!」
事が完全にうまく運び、リムルルは勝ち誇った邪悪な笑みを浮かべた。これでもうこの地に、ダーククロスの淫略を防ぐ者は存在しない。
「じゃあ最後の締めにしますか。レラさん、姉様の中に淫魔卵を寄生させてあげるのよ」
「畏まりました。淫略型淫機人・レラ、インサートプリケーション起動。淫魔卵セット、スタンバイ」
レラは地面に力なく横たわるナコルルに近づくとしゃがみこみ、起動音と共に瞳が明滅したかと思うとその股間から粘液と共に肉色の筒状のものがにるにると競り出して来た。
レラが変えられた淫略型淫機人は、その腹部に多量の淫魔卵が搭載されたタイプだ。その淫魔卵を無機物有機物問わず寄生させてダーククロスによる淫略を容易にするのが淫略型淫機人に与えられた役割である。
「んっ……はぁぁ……。そ、挿入用ディルドー、展頂終了……」
レラの体の中から出てきた挿入用ディルドーは、普通の男性器とは異なり雁首はついておらずまるで腸詰のようにのっぺりとしている。
別に快楽を与える必要はなく、淫魔卵を発射するためだけにあるので余計な機能は省かれているのだろう。
「対象ターゲット膣口確認。挿入用ディルドー、挿入」
ディルドーをナコルルの陰唇にぴたりと当てたレラは、そのまま腰を落しディルドーをずぶずぶとナコルルの膣内へと埋めていった。
「あっ、あ!また入ってきたぁぁ……!き、きもちいひぃぃ……」
今再び子宮を抉られる感触にナコルルは歓喜の悲鳴を上げた。が、快楽に浸っているのはナコルルだけではない。
「くっ…ふうぅ……挿入深度70…80…90…挿入、か、完了…」
感情が無いはずのレラも、ナコルルの膣内に埋める快感に顔を赤らめ切ない笑みを浮かべていた。
淫機人も快楽が支配するダーククロスの一員だけあって、快楽に関してだけは欲望や感情といったものが蘇るようだ。
「い、淫魔卵…並びに着床用低粘度ジェル、発射…します……!」
ついダーククロスの本能に基づいて腰を揺すりたくなる衝動を強引に命令によって打ち消し、レラの体の子宮が変化して構成された淫魔卵貯蔵庫からディルドーにセットされた淫魔卵がプシュッという圧縮音と共に体内から打ち出され、緑色の粘液と共にナコルルの膣内へと発射された。

ドプゥッ!

「いひっ!!」
自分の体内に注がれた熱い大量の粘液の感触に、ナコルルは歯を食いしばりながら歓喜の声を上げた。
「あひゃあぁ〜〜〜ぅ!気持ちいい〜〜〜っ!オマンコさいこぉ〜〜っ!!」
ナコルルはその子宮に注がれた熱い迸りにすべての感覚を奪われ、それと同時に体内に入ってきたゴルフボールくらいの玉には気が及ばなかった。
そして、ナコルルの子宮に入った淫魔卵は着床用ジェルに包まれながらすぐに溶け、ナコルルの体内へ拡散していった。
「えへへぇ……。れらぁ、もっと、もっと………はぐっ!」
ナコルルが自分の体に変化を感じたのはすぐだった。
突然自分の全身に針が刺さったような激痛が走り、体の奥がゴリンゴリンと勝手にうねり始めた。
「あっ!あああっ、な、なにこれぇぇっ!!!」
あまりの痛さにナコルルは飛び跳ねてのた打ち回ろうとしたが、上でレラが挿したまま手を抑えているのでびくとも動かない。
「ああああああっっ!!!あぎえええぇぇっ!!!!」
痛み、痛み、痛み。ナコルルの脳内には痛みしか感じられていない。
そんな中で、ナコルルは頭の中から次第に大事なものが失われているように感じられていた。
(ああ…どうしたの?私の中から、色々なものがどんどん抜けていっている……)

父のこと 母のこと 祖父のこと 祖母のこと 妹のこと
村のこと みんなのこと 大好きなこと 大好きなもの
守るべきもの 愛しているもの 果たすべき使命  自分の こと

(ああうあううううぅぅぅぅ……)
「メインメモリーフォーマット完了。システムインストーラー起動。終了まであと、155.273秒」
意識が途切れる前のナコルルが聞いた最後の音声は、全く聞いたことの無い言葉を口走る自分の声だった。



「イーッ・ハイル・ダーククロス!!」
淫獣人・リムルルの前でナコルルが、習ったはずの無いダーククロス式の敬礼を掲げている。
その体は、レラのように硬質化して所々が分割され金属と人工繊維によって繋がれた淫機人に変化していた。
「おはようございますリムルル様。淫略型淫機人・ナコルル。ただいま起動いたしました」
その表情に感情はなく、ナコルルもレラ同様完全に淫機人化しているのは間違いない。
(うふふ…。あのいつも後ろを追いかけていた姉様が、私の下僕の淫機人になって私に忠誠の証を立
てている。うふ、うふ、うふふふ……)
自分に敬礼をし、様付けで呼ぶ姉の姿にリムルルは言いようの無い征服感と優越感を感じていた。
「おはよう姉様。もう淫魔卵も転送が完了した?」
「はい。起動終了後すぐに貯蔵タンクに40個の淫魔卵と着床用ジェルが転送されました。
今すぐにでもアプリケーションを起動し、人間に淫魔卵を寄生させることが出来るように設定されています」
ナコルルはリムルルに機械的に自分の状態を説明していった。
ただ最後に『人間に寄生』というくだりが出てきているところから、そのコンピューター化した思考の第一に『人間を犯す』という項目があるのは予想が出来るが。
「そう……。じゃあ淫獣たちと一緒に私たちの村を淫略しにいこう!
そして村を足がかりにこの蝦夷全部。隣の日の本も全部ダーククロスの支配地域にするの。
今ダーククロスの本体は他の地域に淫略しているからこの地で動けるのはしばらくはリムルルたちだ
けだからね。姉様、レラさん、がんばろう!」

「「イーッ・ハイル・ダーククロス!」」

リムルルの声に淫略型淫機人・ナコルルとレラは股間から挿入用ディルドーを展頂させ、ダーククロ
ス式の敬礼を高々と掲げた。





登場作品「サムライスピリッツ」

大きいサイズ http://www1.axfc.net/uploader/He/so/173287
PW akuoti





2008年12月23日
1日1曲 良サントラ【高音質】 007番 「ARMAGEDDON」
6分遅れですみません。
曲は、スーパーロボット大戦シリーズでおなじみ
「ARMAGEDDON」です。PSverからどんどん劣化していきましたねー。
OGverからやっとクオリティ高くなって嬉しい限りです。
スパロボのBGMはまだまだいくつか上げていくので期待しててね♪


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