2009年01月18日
『闇の輩(ともがら)の肉宴〜淫水魔ファリス』 part4
「んんっ?!」
レナの口の中に、ファリスの乳首からドバッと媚乳が噴出してきた。甘く暖かい味がレナの舌と喉を包み込んでいく。
(えっ?!こ、これおっぱい?!)
考えてみればファリスは淫水魔なので体内の体液を操るなど造作もないことなのだが、あまりに不意をついたことなのでレナはファリスから母乳が出たことに一瞬呆けてしまった。
「………んぶっ!げほっ!!」
しかもその量が半端ではなく、一気にレナの気管まで乳液が流れ込んでしまい、レナは派手にむせて思わず乳首から口を離そうとしてしまった。が、
「ダメだ。全部飲むんだ!」
ファリスがレナの頭をがっしりと抑えて離さず、片手で乳房をぎゅっぎゅっと扱いてレナの口の中にさらに媚乳をどぼどぼと送り流した。
「んっ!んんんっ!んぶぶぅ〜〜〜っ!」
止め処なく口の中に流れてくる母乳を、レナは息が詰まらないように必死に飲み込んだ。それでも全てを飲みきれず、口から溢れた母乳がブシュッと噴出していた。
「あははっ!どうだレナ、俺のミルクの味は!やめられなくなるぐらいうまいだろ!
俺のミルクをこれだけ飲めば、もう身体が辛抱たまらないはずだ。今すぐにでも犯されたいだろ。そうだろ?!」
ファリスがようやっと乳首をレナの口から離したとき、レナの瞳はすっかり曇り、口からは溢れた母乳と共に切ない溜息が漏れていた。
「うぁっ……、ね、姉さぁん……。私……うっ!うはぁーーっ!!」
体内に流し込まれた媚毒が一気に活性化したのか、レナは背中の翼をバサッと広げ腰をガクンと落とした。
ファリスに支えて貰わなければ立っていられないほど体中からグニャグニャと力が抜け、下腹部からはまるで間に合わなくて漏らしたように大量の愛液が零れ落ちていた。
「ふふふ、もう体中が疼いて疼いて我慢できないだろ…。ここもまるで湧き水のようになっているぜ」
ファリスはレナを抱えたまま、もう片方の手で熱く濡れそぼったレナの秘部に指を突っ込んだ。
そこは何の抵抗もなくファリスの指を受け入れ、くちゅくちゅといやらしい水音を立てている。
「ひいぃっ!……っかはっ……」
そして、ただそれだけのことでレナは軽く達してしまい、ファリスの手を噴出した潮でべとべとに濡らしてしまった。
「ん?触っただけでイッちまったのか?そうだろそうだろ。
俺の淫液をあれだけ飲めば、普通の人間ならとっくに廃人だ。セックスのことしか考えられないケダモノになっちまう。
まあ、レナは淫怪人だからそこまではなりはしないが、どうだ?したいか?」
「あっ!!ああっ!!姉さん、私、体中が熱い!燃え狂いそう!!したい、したい!したい!!
思いっきり挿されて、擦り切れるまでハメたいぃ〜〜〜〜!!」
淫毒に全身を冒されたレナは、ファリスの問いかけに痛々しいまでに血走った瞳をぎらつかせ、自分の秘部をまさぐるファリスの腕をがっしりと掴みながら恥も外聞もなく喚き散らした。
もうレナの頭にはどろどろに蕩けた子宮に肉棒を突き刺してもらうことしか考えられない。
「して!姉さんセックスして!!私の体メチャメチャにして!!
胸の奥のドロドロしてつっかえているものを、全部外に吐き出させてぇ〜〜っ!!」
ファリスとしても、ここまで乱れ狂い泣きを入れてくるレナを見るのは初めてで、人間だったレナの
時からは想像も出来ない有様に非常に興奮していた。
(う…レナかわいすぎるぜ…!お、俺もレナの中に入れてみてぇ…)
ファリスの心にレナを征服してみたいという気持ちが湧きあがるのも、ごく自然の成り行きだろう。
だが、淫水魔であるファリスは牡の器官は持っていない。淫怪人の中には自分でペニスを作り出したりあるいは元々持っている者もいるらしいが、ファリスにはそういったものは実装されなかった。
だが、今のファリスはレナを犯したくて犯したくてたまらなくなっている。
(じゃあいっそのこと、この舌で嘗め回して……うっ?!)
何か代替案はないかと頭を巡らしていたファリスだったが、そのとき不意に、子宮の奥に激しい疼きを感じた。
「な、なんだ!なんだこれぇ?!」
それはファリスの子宮の肉が突然こんもりと盛り上がり、ぶくぶくと太くなりながら子宮口を伝って外へと飛び出ようとぐいぐいファリスの中を進んでいる。
「あっ!あっ!!何か、何か出てくる!くるうわあぁーっ!!」
腰に走る強烈な快感にがくがくと腰を揺らし、ブチュッと愛液が吹いた後に出てきたものは、さっきレナがファリスを犯したのと同じ、ダークサタンの触手だった。
「ひ、ひあぁ……。お、俺にダークサタン様の触手がぁ……」
所々に太い血管が走り、淫液で妖しく濡れた触手をファリスは呆然と見ていた。
ダークサタンの触手は、現場で淫怪人が仲間を作るとき淫怪人に生やされるものだとされている。
だから、人間を犯す時にしか出てこないはずだ。
だが今、ダークサタンの触手はこうしてファリスの腰から生え伸びている。
(もしかしたら、ダークサタン様が俺の願いを叶えてくれたのかもしれない……
あ、ありがとうございますダークサタン様!俺は、俺は今一度ダークサタン様に永遠の忠誠を誓います!)
そういう考えに至り、ファリスはまだ見たこともない主のダークサタンにいたく感謝した。
「ふ、ふふふ…。レナ、見てみろよ……」
ファリスは悶えるレナの顔を強引に下に向かせ、自分の腰でうねうねと蠢いている触手を見せ付けた。
「あぁ…っ!姉さん……すごぃっ!」
それを見たレナの眼が燃えるような獣欲に彩られる。
「これでお前を、ガンガンに犯してやるぜ……。気持ちよすぎて、気絶するなよ?」
「う…うん、うん!!」
期待に胸を弾ませるレナは、こくこくと頷くとその場にぺたりと座り、太腿を大きく開いた。
「ね、姉さん!早く…早くちょうだい!!もう私のココ、挿れてもらいたくてウズウズしているの!!」
レナは指で膣口をぱっくりと開け、ファリスの触手を促していた。そこは淫毒に冒されたことで火傷しそうなほどに熱く潤んでいる。
「…だめだ、レナ。そんな格好じゃ挿れてやらねぇ…
四つん這いになって後ろを向き、ケツを高々と掲げてみな…。そうしたら、挿れてやるよ…」
だがファリスはせがむレナに対し、非常に恥ずかしい要求をしてきた。
当然のことながら、ファリスはペニスを使って女を抱くのは初めての経験だ。
なら、いっそのこと今まで自分がバッツに与えられた一番恥ずかしい経験をレナに与えてやろうと考えたのだ。
それが、人を淫らに堕落させる淫怪人としての初めてのセックスに相応しいと考えたからだ。
「こ、こうですか?!姉さん!!」
もう一刻も早くファリスに挿れて欲しいレナはファリスの言うことに反論もせず、くるっと後ろを向くとこしを高々と掲げ、ファリスの方へ挿入口をまじまじと見せ付けた。
「そうだ。そしてそのままケツの穴を弄り、腰を振りながら俺に挿れてくれってせがんでみな。
そうしたら、レナの気が済むまで犯してやるよ…」
おいバッツ、お前今まで一体どんなエロプレイしてきたんだ。羨ましい奴め。
「?!そ、それは…」
ファリスのあまりな要求に、流石にレナも一瞬躊躇った。だが、
「いやならいいんだぜ?そのまま誰にも相手にされずよがり狂ってな」
といってその場を立ち去ろうとしたファリスを背中越しに感じ、レナの僅かに残っていた羞恥心も全て吹っ飛んだ。
「あっ…、や、やる!私やる!!見て、姉さん!私のいやらしい姿、じっくりと見て!!」
レナは背中越しに腕を尻へと導き、中指を使って菊門をずぷずぷと弄り始めた。自分で弄っているはずなのだが異常な状況と淫毒の効果からかまるで別の触手が自分の尻を責めているように感じる。
「ひ…ひぃっ!!気持ちいい!お尻気持ちいい!!
姉さん、姉さん!!お願い!挿れて、犯して!!その太い触手ちんぽでガンガンに犯してぇ!」
しりから湧き上がる妖しい陶酔感に顔をうっとりと崩しながら、レナは言われたとおり腰をふりふりと振ってファリスにせがんできた。
そのあまりに淫靡な様に、ファリスは一瞬気が遠くなった。
(こ、こりゃあきつい…。バッツめ、俺にこんなことさせてやがったのか……)
確かにこんなことを目の前でされたら、気も昂ぶるというものだろう。実際今のファリスがそうなのだから。
「よぉ〜〜し、よくやった…。じゃあ約束どおりたっぷりと犯してやる!」
ふるふると動くレナの尻を両手で掴んだファリスはそのまま腰を落とし、触手ペニスをずぶずぶとレナの腰に沈めていった。
「ああぁーぅっ!姉さん!!姉さんが入ってくるぅぅっ!!」
待ちに待った貫かれる感触に、レナは歓喜の悲鳴を上げた。
だが、悲鳴を上げたのはレナだけではなかった。
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