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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2009年02月12日
『闇に抗う自動人形(オートマタ)』(後編) part5
二人を縛るぶよぶよとした触手の先から笑い声が聞こえる。
暗闇から出てきたその先には、タコのような触手を全身に生やした淫水魔と、蛾の様な羽と触角を伸ばした淫怪蟲が姿を表していた。
「うふふ。あなたたちがお父さんが作ったお人形なの…あらやだ、私そっくりじゃない…」
長く伸びた触手でハクとコクを拘束している淫水魔・さやかは、自分と同じ顔形をしている二人を見て気持ち悪いものでも見るかのように顔を曇らせた。
「まあ、あの二人は健三さんの遺伝子を使って作られたんですもの。言ってみればあなたのお腹違いの妹になるわけですから、似ていてもおかしいことはないわよ?」
そんなさやかを母親である淫怪蟲・純は、羽から燐分を振りまきながら宥めた。
「ご、ごめんなぁ……ハク、コク。本当に、すまないなぁ……」
健三は顔を笑っているのか泣いているのかよくわからない顔で二人に詫びていた。
「でもなぁ…、し、仕方が無いんだよ。すまないと思っていても、もう体が逆らえないんだよぉ…
淫怪人の中で出すのがあれほど気持ちいいなんて、思いもしなかったしさぁ……
久しぶりに抱いた純の体が、あんなに気持ちよかったなんて考えもしなかったからさぁ……
自分の娘であるさやかの中に射精するのが、あんなに気持ちいいなんて、想像もつかなかったからさぁあっ……っ!!」
健三の声は最期のほうは思いっきり上ずり、秋子に抱えられた体がビクビクと震えたかと思うと思いっきり張った股間に真っ黒な染みが浮かんできた。
どうやら妻と娘を貫いている時を思い出し、それだけで射精をしてしまったようだ。
「ふふふ、健三さんったらすっかり淫らになっちゃって…。まあしかたないわね。私たちの体を味わったんですから…」
「そうよね。お母さんと二人掛りで淫力漬けにして、体の中にたぁっぷりと魔因子を注ぎ込んであげたんだもの。
おちんちんもどんどん大きく硬くなって、私も最後はトンじゃったもの。
ホント、私のお父さんにふさわしい、いやらしくて元気なお父さんだよね。くくく!」
純もさやかも、自分たちの手で夫を、父を犯しぬいたことを本当に愉しそうに話している。
「それで、今度は貴方達二人の番。今度こそダーククロスの軍門に降ってもらうわよ、お二人さん」
秋子は拘束している二人に余裕綽々といった態度をとっているが、淫怪人三人に囲まれ、しかも拘束されていてもハクとコクは動じた様子は見せてはいなかった。
「…ハク、ダーククロス淫怪人確認」
「…ダーククロス、殲滅します」
例え丸腰になっているとはいえ、ハクとコクの戦闘能力は通常の淫怪人の比ではない。正面の秋子はともかく、後ろの淫怪人二体は歯牙にすらかけないだろう。
だが、二人が身を翻そうとした時、二人を拘束しているさやかの触手がズルズルズルッと二人の体の正面をなぞった。
今までならこんなものどうということはなかったろう。しかし、

ゾククッ!

「「??!!」」
その瞬間、ハクとコクの体に電撃にも似たような甘い痺れが走った。
「…想定外の感覚…」
「…これは…、理解不能…」
ハクもコクも何が起こったのか全くわからなかった。何しろ、自分が今まで感じたこともない痛みとも痺れとも痒みともとれない、全く未知の感覚だったからだ。
「創造主、これは……」
コクの問いかけに、健三は引きつった笑いを浮かべながらたどたどしく口を開いた。
「さ、さっきな…お前達二人に施した調整。あ、あれはなぁあ…
お前達二人に、『快楽』を感じられるように切っておいたか快楽中枢のシナプスを再生させぇる措置だったん、だぁよぉ…!
これで、おお前達は快楽を感じることが出来、結果ダーククロスの淫力を体に感じることが出来るようになるんだよぉぉ…!!」
「ダーククロスの力を」
「感じる……?」
それは、ハクとコクにとっては自分たちの存在意義すら危うくするものだった。
彼女達はダーククロスの淫力から身を守るため、快楽を感じることを出来なくなっていた。
淫力が人間の快楽中枢に作用して理性を薄め、脳内を犯して魔因子を取り込ませるダーククロスの手法を真っ向から否定させるこの措置があってこそ、ハクとコクはダーククロスに対し有利に戦うことが出来たのだ。
それなのに、快楽中枢が正常に働くことができるようになってしまっては、その優位性は損なってしまう。
そうなってしまっては、いかに淫怪人を上回る戦闘能力を持つハクとコクと言えど、その辺の同世代の少女となんら変わりはしなくなる。
「まあぁ完全に再生させることは不可能だろぉうけれど、以前に比べたらずっと感じるようにはなっているんだぁぁ。
これで、お前達にもやっと幸せをあげることができるんだよぉぅ…!」
「そうなのよ。だから私が、あなたたちを思いっきり可愛がってあげる!」
その顔を淫靡に染めたさやかが、体中から生える八本の触手を縦横自在に伸ばして二人に纏わりつかせてきた。
「んっ!」
「くぅっ!」
さやかの触手はハクとコクの体の上を駆け回り、ある触手は乳首をずるずると擦りある触手は腋の下をにゅるにゅると行き来し、ある触手はお尻をくりくりと弄り、ある触手は股下をごしごしとブラッシングした。
そのどれもが、今まで性の感覚を知らなかったハクとコクに、わずかではあるが感応の並を送り込んでいる。
「………っ!」
「………っ!!」
その今まで知らなかった肉体の反応に、ハクもコクも顔を僅かだが赤く染め歯をきゅっと食いしばっている。
「ふふふ、我慢することは無いのよ。ここは私たちしかいないの。思いっきり声を出し、思いっきり感じていいのよ」
純がハクの顔を両手で持ち、その口を強引に開かせる。
そして純も口を開き…、その口の中から蝶の口吻を思わせる細長い管状の舌が伸びてきた。
「んっ!んんっ!!」
そしてそれはハクの口の中へと沈み込んでいき、ハクの口の裏をつんつんといじり、喉の奥をころころと刺激し、食道の粘膜をずるりずるりと舐め上げた。
「ん!ん!んんん!!!」
そのおぞまし過ぎる感覚に、ハクは目を見開いて何とか逃れようと体を蠢かせたが、さやかの触手に蹂躙されている体がろくに動かすことも出来ず、言い様に純の舌に征服を許してしまっていた。
「んぐぐ〜〜〜っ!!」
見ると、コクの方にはさやかが唇を重ねて口内を貪っている。コクの顔もそれまで感じたことのなかった快楽に戸惑いながらも流されかかっている、もどかしい表情を浮かべている。
前のほうでは創造主の健三が裸に剥かれ、秋子に馬乗りにされていた。
その顔は心底幸せそうな壊れた笑みを浮かべている。
(コク……、創造主………)
自らも口内を犯される感覚と戦いながら、ハクは今にも快楽に呑まれそうな自分の心を必死に繋ぎとめていた。



「ふふ…、そろそろいい具合に蕩けたみたいね」
あれからどれほどの時を経たのか、淫怪人に嬲られ続けたハクとコクはすでに息も絶え絶えになり全身から力が抜けている。
これがあれほどダーククロスに恐れられた白い悪魔と黒い死神とは、知らない人間が聞いたら絶対に信じないだろう。
「ダークサタン様、ご準備は出来ました。今ならこの二人、容易く我らの手に……」
秋子がダークサタンに心の中で呼びかける。
すると、研究室の床に亀裂がビシリと走り、下から赤黒いダークサタンの触手がニョキニョキと生え伸びてきた。
『ふふふ、よくやったぞ秋子!今回の貴様の働き、賞賛に値する!』
ダークサタンとしても、これまでのあまりにも不甲斐なかった部下のイメージを払拭する秋子の手腕に喜びを隠せずに入られなかった。
何しろ、自分ですら苦戦したこの二人を、こうまで追い詰めることが出来たのだ。褒めて褒めすぎると言うことは無いだろう。
『今回の功績で、お前の軍団長としての地位を筆頭まで昇格させよう。それが今回の働きの功績だ!』
「ひ、筆頭?!ありがとうございます!!」
筆頭と言うのは、現在六人いる軍団長の中でもっとも上と言う意味を持つ役職である。それまでは親衛軍の紫がその地位を占めていたが、ダークサタンはそれを秋子に変えるというのである。
これほど嬉しいことは淫怪人にとってない。ダーククロスの中で実質ナンバー2となるのだから。
「うふふ!嬉しいわぁ!これで、最前線に出ないで魔城に引っ込んでやりたい放題!ラララ〜〜ン!」
『………。さて』
浮かれて飛び回る秋子をあえて無視し、ダークサタンはその醜悪な触手をハクのほうに伸ばした。
『これから貴様の純潔を犯し、至上の幸福と悦楽の中で我が魔因子をくれてやる。
その時お前は後悔することだろう。我に抵抗し続け今まで味わうことすら出来なかった、我らダーククロスがもたらす肉の悦楽の素晴らしさにな!』
もはやぴくりとも体を動かさないハクの根元を、ダークサタンの触手の先っちょが捉えた。
『これを少しでも挿れてしまえば、もうお前は我らに逆らうことは出来ぬ。
その魂までダーククロスの淫力に染め上げて、忠実な下僕になるがいい!!
そして、向こうの黒いのは他ならぬ貴様の手で我らが仲間に変えさせてやる!ガハハハ!』
今まで与えられた屈辱をはらさんがため、ダークサタンの触手はひどくゆっくりと動きハクの体をこじ開けようとしていた。
「………」
その瞬間を、ハクは霞んだ瞳でじっと眺めていた。
体は慣れない快楽を強引に感じたせいで酷く重く、奥の芯がじりじりと熱持っているように感じる。
(これを挿入したら…私は……)
快楽の感覚が体に戻ったからなのか、今まで芽生えたことも無かった自我が、朧げながら形成されているような感じがする。
何しろそれまで自分がどうなるのかなんて考えたこともなかったのに、今はそれを思っている自分がいる。
(私がこうなることは…、創造主の思いのとおりなの……)
もし、健三がダーククロスと戦うためにある自分たちがダーククロスの手に堕ちることを望むなら、自分はあえてそれに従おう。
それが創造主の人形である自分の存在意義なのだから。
(でも、そうでなければ……)
そう思い、ハクはチラリと健三の顔を覗き見た。
その顔は、さっきから相変わらずヘラヘラと浮世から外れたような幸せそうな笑みを浮かべている。
まるで、今まで自分から捨ててきた幸せをようやっと手に掴んだような至福の笑みだ。




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