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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2009年01月18日
『闇の輩(ともがら)の肉宴〜淫水魔ファリス』 part1
いなづまこと様の第6作目です。毎週、本当にお疲れ様です。 
どうしてこんなに凄いSSを書けるのかと思ったら、
いなづ様は、いろいろな悪堕ちSS作品を書いている方でした。
そこで、いなづ様から許可をいただいたので、いなづ様が最近書かれたSS
「翔儀天使アユミ」も近々載せていきます。こうご期待!

いなづ様からひとこと 
「どうもこんばんはです。今回は前回眠落ちしそうなところでリクのあった
(実は勘違い)ファリス×レナです。 話の進行上堕ちなしエロ特化ですが」

それではどうぞ!


注意! この文章と画像には官能的表現が含まれております。
(ご覧になる方は、自己判断でお願いします。)






左(3Dあき様が作った淫水魔・ファリス) 右(Mizuha様が作った淫水魔・ファリス)
3Dあき様・Mizuha様いつもありがとうございます。



「ぷぅ……。じゃあレナ、早速他の国をダークサタン様に捧げに行こうじゃないか。どうせこの世界に俺たちに立ち向かえる人間なんてバッツとクルルぐらいしかいないんだ。
そして、バッツが俺たちの肉人形になっている現在、クルルのいるバル城さえ堕してしまえば、あとは簡単に全世界を淫に染めることが出来るさ!」
ああしようこうしようと勢いづくファリスだが、逆にレナは少し浮かない顔をしていた。
「そうね。でも……」
そう言って、レナはある館をちらっと見た。
それは、さっきセイバーとモンタが入っていった館である。
「一応、淫略は軍団長の指揮のもとに行われることになっていて…
で、今セイバー様はあの中に引き篭もって出てこないから……。今はちょっと……」
「なんだ、そりゃ」
時折ぎしぎしと軋む館を、ファリスとレナは呆れた顔で眺めていた。








『闇の輩(ともがら)の肉宴〜淫水魔ファリス


「じゃあ、俺たちは何をしていればいいんだ…?」
せっかく素晴らしい力と体を手に入れたのに、それを今すぐにも人間相手に奮いたいのにそれが叶わないなんて。
(ああちくしょう!早く人間を襲いてぇ!泣き喚く人間をたっぷりと犯し抜きてぇ!!)
そう考えただけでファリスの心は異常に昂ぶり、体の各部位が快楽を求めてうずうずと疼いてくる。
つい今さっき新しい体を手に入れたばかりのファリスだが、心に上書きされた淫怪人の本能が自分の体の新しい活用法を教えてくれている。
両手両足に伸びた爪にはクラゲの毒を何万倍にも強烈にした神経毒が常に分泌され、傷をつけた人間の動きをたちまちのうちに封じ込めてしまう。
首に形成されたえらは水に入った時に瞬時に呼吸器官を肺呼吸からえら呼吸に変更して、何時間だろうと水の中に入っていることが出来る。
その全てが鮫のような鋭い牙に生え変わった歯は、硬いものでも噛み千切るだけでなく噛んだ相手に淫毒を注入して淫の虜にすることも出来る。
両耳と肩に生えたひれは、水の中での姿勢制御もさることながらその鋭さから武器にも使え、さらには先端からは牙と同様の淫毒を出すことも可能だ。
体中に生えた鱗は半端な武器など通さないほどの硬度を持ち、常にぬめぬめと人間を発情させる粘液を滴らせている。
勿論淫怪人となったことでその体力、瞬発力などは人間の時の数倍にもなり、性欲、性感に至っては比べることもバカバカしいようなほど高まっている。
これほどの素晴らしいポテンシャルを秘めた体をもちながら、こんな狭い洞窟の中でじっと待たなければならないなんて、到底ファリスには堪えられないことであった。
「ちっ、なにが勝手に出来ないだ。たかだか人間を襲って犯し潰すだけじゃないか。もうこの周りには人間なんていやしないんだから、とっとと出ちまえばいいのによ…」
このタイクーン城がある一帯は、人々が集まって暮らしているところはタイクーン城あたりしかなく、そこは先日レナの契約によって攻め込んできた淫魔竜軍団によって犯しぬかれ殺され尽くしている。
つまり、このへんにはもう淫略が出来るほどの人間は残ってはいないのだ。
だからこそ、さっきファリスはレナにバッツを連れて自分たちだけで他の地域を淫略しようと提言してみたのだが、暗黒火竜になっても根が真面目なレナはあくまでも軍団長であるセイバーの許可を得ないとダメだと言って聞かなかった。
そして今館の中にいるセイバーは、自分が出てくるまで誰も声をかけてはいけないと厳命している。
だからレナは正直にも、セイバーが出てくるまでじっと待つつもりのようなのだ。
厳密に言えば、淫水魔であるファリスは淫水魔軍団長であるアティの傘下に入るのでセイバーの命令に従う義務はない。
だが、自分ひとりでいくというのも何か味気ないものである。せっかくいつも一緒になって行動してきたのだ。やっぱり三人一緒になって人間を犯し、グチャグチャになって愉しみたい。
「まったく、レナの奴もバカ真面目なんだから……」
ファリスは館の周辺でうろうろとしているレナを呆れた目で見た。あまりにも長く館から出てこないセイバーに、レナのほうもどうやらやきもきしているようだ。
「………レナ……」
そんなレナを見ているうちに、ファリスの淫怪人としての本能がちくりと刺激されてきた。
(あれ?レナってあんなおいしそうな体していたっけ……?)
いや、人間の時だってレナは十分魅力的な体をしていた。がさつな自分と違って女性的な魅力に溢れたレナを、時折ファリスは羨望の眼差しで見ていたものだ。
だけれどそれは性的なものではない。あくまでも羨ましさ、悪く言えば妬ましさから来るものであった。
が、淫怪人となったファリスの目に映るレナはそれはもう妖しいくらい蟲惑的な香りを纏っている。
なんでこんな極上の肉を目の前にしながら、今の今まで黙って見過ごしてきたのだろうか。
「あぁ……レナァ……」
レナを見るファリスの金色の瞳は激しい欲情から爛々と輝き、上の口からも下の口からも粘り気のある涎をダラダラと垂らしはじめている。
そうだ、こんな時間をただ無為に過ごしているのは勿体無い。せっかく淫怪人になったこの体、一通り試してみないと気が済みそうにない。
「へ、へへへ…。レナ、お前が悪いんだぜ…
そんないやらしい身体を俺の前にぶら下げているから、俺が我慢できなくなっちまうんだ…」
ファリスは着ている邪魔な服を鋭い爪でビリビリと引き裂くと、熱く疼く股間を指で慰めながらふらふらとレナに近づいていった。


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