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2017年05月05日

日本製にこだわるヤイリギター K.Yairi

メイド・イン・ジャパン Made in Japan にこだわるメーカーとして有名なのがK.ヤイリです。

ビートルズのポールマッカートニーさんや桑田佳祐さんなど多くのミュージシャンに愛用されています。


歴史は古く、1935年に矢入儀市氏が矢入楽器製作所を創業しました。

本格的にギター製作に取り組んだのは、2代目社長の矢入一男氏でした。

30才で渡米し本場のギター作りを学び、帰国後1965年に株式会社ヤイリギターを設立したのです。

”K.Yairi"ブランドの誕生です。


1970年にはアメリカの楽器商と契約し、輸出用ブランドの”アルバレイズ・ヤイリ A.Yairi ”が誕生します。

その後も1972年には永久保障システムというサービスを開始しています。

それは、職人気質のこだわりのギター作りをしている証だろうと思われます。


残念ながら矢入一男氏は2014年3月に永眠されましたが、その魂は後輩たちに受け継がれているようです。

岐阜県可児市の工場で約30人の職人たちにより手工生産を続けられています。


YouTubeに「ヤイリギターができるまで」という動画が投稿されてました。
ご覧ください。





私が気になってるのは、小ぶりなボディーのRFシリーズです。
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丸いボディーが独特な感じで、いいですよね。

その中でも気になっているのがRF-120というモデルです。

RF-120はトップがスプルース単板、サイド&バックがローズウッド単板のモデルです。
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ポールマッカートニーさんが所有しているというYD-88BKというモデルも気になります。
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さらに、ユニークな独自の試みも行っています。

2002年には沖縄のミュージシャンであるビギンさんの発案で「一五一会」という気軽に演奏できる弦楽器を発売しました。
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人差し指1本でコードを押さえられ、気軽に演奏できるということらしいです。

どうなんでしょうね。


Sヤイリ S.Yairi というブランドもありますよね。

こちらのメーカーは矢入儀市氏の弟である矢入貞夫氏が1938年に設立した矢入楽器製造がルーツです。

1960年代後半にギター製作を開始し、当初は職人によるハンドメイドを謳ったギター作りをしていました。

しかしながら、フォーク氷河期の1980年代に入ると生産中止に追い込まれてしまいます。

現在はキョーリツコーポレーションが製造・販売を行い、安価な中国製のギターを取り扱っています。

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posted by acousticguitar at 12:17 | TrackBack(0) | メーカー
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