2012年12月16日
心臓病の検査方法の基礎知識
◆心臓病の検査法はどんな方法があるのか
心臓病がなんとなく気になる人や心臓に異常を感じる人は、専門医の検査を受ける必要があります。
心臓病の検査方法には、心電図、胸部X線写真、心臓カルテルの方法があります。
これらは、専門医による検査ですので、素人が知る必要はないのですが、簡単に内容を知っていたほうが安心と思いますので、簡単に説明しておきますね。
1.心電図
心臓の中で起こっているかすかな電気信号の変化を時間を追って記録する装置が心電図計ですが、心電図の記録の仕方にも三パターンがあります。
・安静時心電図・・・健康診断などで行う一般的な検査法
・運動負荷心電図・・・運動により心臓に負荷を加えて、運動中、運動前後の状態を記録する
・24時間心電図・・・携帯用の心電記録計を身に着けて、睡眠時間も含めての24時間の心臓の動きを観察する方法
【心電図で判ること】
・心臓肥大
・心筋梗塞
・心筋障害
・不整脈
2.胸部X線写真
・X線写真で判定する方法
【写真で判ること】
・心臓の拡大はないか
・心臓の形
・肺の動脈や静脈の太さ
・胸膜腔の水が溜まっていないか
・肺のうっ血
・大動脈硬化
3.心臓カテーテル
・血管の中に細いプラスティックの管を通して、心血管系の血圧や血流を調べる方法
・造影写真をとる
【判ること】
・冠動脈の状態の把握
・内科治療か外科治療かの判定
心臓病は、一般的な健康診断では発見しにくい病気です。
危険因子(高血圧、脂質異常、喫煙、高血糖)の数が多い人は、要注意です。
人間ドッグ等で、精密検査が必要です。
心配な方は、精密検査をお奨めします。
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