前回書いた幼馴染ですが、彼の家庭環境が興味深いんですね
彼の祖父になる方が、旧日本軍の海軍航空隊の飛行士だった
そうです。戦闘機であるゼロ戦を操っていたそうです。

彼のお爺さんは旧日本軍の軍人にしてはユーモアのある人
だったと教えてもらいました。当時のアメリカ軍の戦闘機に
イラストが書かれていたのをみて、自分が搭乗するゼロ戦
になんと「のらくろくん」のイラストを描いたそうです

戦時中だったこともあり、上官にひどく怒られてしまい
しぶしぶ消したそうです。怒られただけで処罰はなかった
そうなんですが。。。なんかいい人ですねと僕は思ってしまいます

大戦末期、若い命が散っていった特攻隊の命令が下り
彼のおじいさんも出撃することになったそうです
遺書となる手紙も両親に書き、覚悟を決めたそうです

出撃の日、なぜかエンジンが不調で出力が上がらず
飛びたてなくなって、整備士と一緒に原因をさぐったのですが
さっぱり解らない、そうこうしているうちに日本の敗戦の
知らせが届き、おじいさんは飛び立つことなく帰郷したそうです

それから、彼のお父さんも事業用操縦士として、パイロット
だったそうです。親子3代に渡ってパイロットなんですね
子どものころから青空と飛行機が大好きなのは
きっと受け継がれたＤＮＡなんじゃないかなって
僕は思うんですけど。。。。。

彼のおじいさんがよく言っていたそうです
「同じ土俵にいる相手には、3倍努力すれば必ず勝てる」
だそうです。でも真面目一辺倒ではなく
ちょっと、笑ってしまうユーモアも持ち合わせています

また会いたいですね、積もる話をしながら酒でも酌み交わしたいなあ