2008年05月15日
脳力革命
書店に行っても、ネットを検索しても脳に関するものが多くなった。脳ブームである。
「脳年齢鑑定」 「脳の性別診断」 「右脳と左脳」 「脳トレ」 「ゲーム脳」 「脳内汚染」・・・。脳に関してこれほど多くが語られることが今までにあっただろうか。
たまたま書店で購入したのが、文藝春秋5月号。総力特集は「脳力革命〜脳を鍛えれば世界が変わる〜」。
科学ジャーナリストの東嶋和子さんが、茂木健一郎(脳科学者)、川島隆太(東北大学教授・医学博士)、神山潤(東京北社会保険病院服院長)、藤原正彦(数学者・お茶の水女子大学教授)の4氏に取材している。興味深く読ませていただいた。
そもそも私たちはいったい脳の何処で感じ、思い、考えるのか。脳を持つ自分は一体何者なのか?脳への関心は、デカルト以来、いや人類の歴史が始まって以来、私たちが抱き続けてきた疑問である。
この難問に答える術は僅かしかなかったのだが、21世紀になって脳科学は一気に開花しつつある。「脳の世紀」と呼ばれるように、脳に関する常識が覆され、日々新しい「脳地図」が描かれている。
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