2014年07月12日
レオン リュック・ベッソン
中学3年のころ、授業のホームルームみたいな時間に映画を観るてことになり、クラス全員でパソコンで観た映画だ。
内容が少し過激で人があっさり死に、歳の離れたいびつな愛の関係に、共学だったのでなにかハラハラしながら観た記憶がある。
それでも、ストーリーの展開と、俳優の演技、監督の画力に、一瞬で引き込まれた。
そして、この映画をチョイスしたのは、先生ではなく映画好きな男子クラスメイトだった。
その子は、そんなに目立つタイプではないが、頭が良く、映画はもちろん、音楽から政治に至るまでいろんな物事に精通していてみんなに一目置かれていた。
そして「レオン」観賞後は、いいセンスの選曲でフロアを盛り上げたDJさながらに、賞賛の声を受けていた。
そんな力を持った映画だった。
僕らの世代で『好きな映画は?』と聞かれればフランクダラボン監督の「ショーシャンクの空に」かこの映画「レオン」だった気がする。
同時期に「フォレストガンプ」や「スピード」なんかも大ヒットしていたが、先にあげた二つのが、内容では優れてるのではないかと個人的に思う。
こんなにヒットした映画でも観てない人は、たくさんいる。
そもそも映画に興味ない方もいるだろうし、20年近く前の映画なのだから、若い子なんかはなおさらその可能性は高い。
僕らの時代は良かったみたいな、くだらない世代間差別をいう人もたまにいるが、そんな世代を飛び越え、さらに僕らの死後も語られてもおかしくない映画の一つになってもおかしくないと思う。
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この前GAOの配信で久々にこの映画を観て、自分の青春時代を思い出してブログ更新する気になった。
内容もさることながら、[STING]の「Shape Of My Heart」のトランプに関する歌詞の思慮深さに再感銘した。
観てない方はぜひエンドロールまで観てもらいたい。
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