2014年04月14日
ストロベリーナイト
姫川(竹内結子)と菊田(西島秀俊)と牧田(大沢たかお)の三角関係が普通のサスペンスにないような色と深みを与えていて面白かった。
ひたむきに姫川を支える菊田の実直さと牧田の深い闇の対比。
姫川の闇を象徴を雨に表現している。
少し映像もストーリーもドロドロしている感があるが、時折でてくる甘いケーキやイチゴミルクのジュースなんかのコントラストでのバランスの取り方が、すごく印象に残った。
確かにリアリティに欠ける部分もあり、この作品を斜に構えて愚作だというレビューも見かけたが、フィクションである事をわかって客は劇場に足を運ぶわけだから「刑事だって人間なんだから」というセリフにあるように、もっと寛容に観ないと損すると思う。
レビューより自分の感性の方が大事。
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