2013年10月14日
アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎
アヒルと鴨のコインロッカー
このタイトルをツタヤで見つけた時、???
てなりながら「神さま、この話だけは 見ないでほしい」
というジャケットに書かれた言葉に惹かれて手にとった記憶がある。
全て見終わった後はタイトルの意味も神様の意味も全部理解でき、伊坂幸太郎にはまるきっかけになった作品だ。
原作はもちろんだが、キャストを含め監督からボブ・ディランの「風に吹かれて」まで全てがハマってて何度も観た。
つい先日GyaOで無料でやってたので記憶を辿りながら。
ひとつ言えることはとりあえず観て、というしかない。
邦画はつまらいなんていうのは迷信だと思えるし、この映画はネタバレせずにみてほしい。
ただ、再び見ると、当時記憶に残ってないシーンが印象に残ったりする。
以下ネタバレありなので、まだ観てない方は飛ばしていただきたい。
・瑛太のブータン人として泣く演技がうますぎる。当時はストーリーがメインだったが、
こういう役者の演技も作品を引き立ててると改めて思った。
・関めぐみ「ことみ」が「神様を閉じ込めとこう」というセリフと浜田岳の終盤でのセリフが重なる所が印象的。
・ことみがはねられて捕まってた犬が逃げてるのみて安心して弱々しく笑うシーン。
やっぱりいい映画や作品は何度も見るべきだ。
テレビなんかでやるロードショウも一度観たからいいやとスルーする人もいるだろうけど、
当時、見落としてる部分であったり、当時と違う自分の視点から観る醍醐味は必ずあると思う。
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