昨年「超私的竹内まりやさんのお話」と言うタイトルでブログを書きましたが、その焼き直しです。(笑)
私が「竹内まりや」の名前を初めて知ったのはその当時某レコード会社に勤務していた父親が、それまでの洋楽部門から邦楽に移動になって、当時人気を集めていたニューミュージックの他レーベルのLPを参考として自宅に持ち帰ってきた何枚の中の一枚にこのアルバムがあった時でした。
正直言って、このアルバム聴いた感想はよく覚えていないのですが、慶応大学の現役女子大生で新人のくせして(すんません)LA録音、しかもバックミュージシャンが当時一世を風靡していたリー・リトナーをはじめ超一流を使ってと、なんかとても贅沢というか、RCAビクターは凄く彼女に入れ込んでるな、と思った記憶がありました。
当時音楽雑誌やラジオから聞こえてきた竹内まりや評は「アメリカに留学していたからリズム感がいい」という取って付けた様なものが多かったんですが、今改めて聴いてみると山下達郎全面プロデュースの「バラエティ」以前の音源も十分レベル高いですね。特に当時の所謂「ニューミュージックを標榜する歌謡曲」とは一線を画していました。なんてったってレコ大新人賞を争っていたのが「私のハートストップモーション」桑江知子だったくらいですから(笑)
また、嫁と付き合い始めた時にカセットに「2人のバカンス」と「モーニングローリー」をカセットに入れて「いい曲だから聴いてね」なんて言われたことを覚えてます、嫁は覚えているかどうか分かりませんが(^_^;
その後達郎さんと結婚のニュースを聞いた時、正直に凄く似合いだなと感じた記憶があります。
実はその当時、それほど達郎・まりや夫妻に入れ込んでいたわけでは無かったのですが、もしそうだったら自分達の披露宴の入場テーマにまりやさんの"LET'S GET MARRIED 本気でオンリーユー"使ってたんですけどね。
それはともかく、達郎さんプロデュース以降のアルバムはどれもいったい何回聴いたかわかりません。
自分がサンデーソングブックで達郎さんに初めてハガキを読まれたのも、まりやさんの「ミラクルラブ」についての感想でした。「目と目が合ったらミラクル」って牧瀬里穂に提供した曲のセルフカバーですね。
で、最近の「超私的」話題がございまして・・・
今年の山下達郎ライブツアーはNHKホールに観に行ったんですが、アンコールも近づいた頃ふと斜め後ろに目をやると、ワンピースを着た背の高い女性がすぐそばのシートにいらっしゃいました。え?!ひょっとして?
そうまりやさんが観客席に!さらにさらに「恋のブギウギトレイン」ではステージのコーラス隊と合わせて
立ち上がって思いっきり踊っていらっしゃる!
こちらとしてはもうステージよりも斜め後ろを凝視状態(笑)
普通はステージの袖とか、2階席の一番前とかでご覧になってるんじゃないかと思うんですけどね。
と言うわけで、まりやさんデビュー40年、おめでとうございます。
<ここからは、前回の焼き直しです>
そんな竹内まりやさんですが、私一度だけ間近でお目に掛かった事がありまして・・・。
シンコーミュージックの社長であった草野昌一=作詞家:漣健児さんが2005年にお亡くなりになられて、そのお別れの会が九段下のホテルグランドパレスで執り行われた際に、達郎まりや夫妻もいらっしゃいました。(漣健児さん訳詞の楽曲を多く唄ったカバーアルバム「ロングタイム・フェイバリッツ」をこの数年前にまりやさんがリリース)
この私もシンコーミュージックと雑誌の仕事をさせて頂いた関係上、お招きに預かった訳ですが、もうこれは100%確信犯、達郎さんまりやさんにお目にかかるために出席。もちろん単に一ファンでしかないワタクシはお声がけなど大それた事は致しませんでしたが、お二人のそばにへばりついて、耳ダンボ状態でお知り合いの方とお話しなさっていたのを一字一句逃すまいと聞いていたのは言うまでもありません。
まりやさん、黒のロングドレスにエルメスのHが燦然と輝くバッグを片手に、どちらかと言うとご自分が表に立って、一歩下がっている達郎さんを周りの方に紹介するといった感じで、ラジオの夫婦放談とはかなり違った印象でしたね。まりやさん本当にお綺麗だし背高いからカッコいいんですよ!
そして、達郎さんが極普通の黒の礼服に黒いネクタイってのが微笑ましかったです。
そして、まりやさんについては 私にとってあっと驚く出来事が起こりました。
2014年8月の事です。
これは、NHKホールで行われた山下達郎ライブの際に、ホールロビーでマイクを持った女性が近づいてきて・・・。
もっと上手くしゃべれたのになぁと後になって反省しきりですが、いきなりですもの。
それも殆どカット無し。そしてその後に続く神様イエス様マリヤさまのお言葉!「嬉しいお言葉じゃありませんか」
そのお言葉、そのまま竹内まりや様にお返しいたします。
本当に一生の記念であります。
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