2017年07月22日
【雑談】人生を変える方法
人生は3つの時間軸
「過去」「現在」「未来」の3つが人生における時間軸です。
誰しもが一度は、人生を変えたいと願いますが、多くの場合は過去の時間軸から来る、観念が邪魔をして、現状を維持してしまいます。
どうすれば自分の願う未来に変えられるのか、人生に対する一つの考え方として受け取っていただければと思います。
今までと違った生き方をしたい
人生をやり直すからは、今までとは違う生き方をしたい。
ピンチはチャンスとも言いますが、私は幸か不幸か人生をリセットする事が出来ました。
そこで私は、簡単な自分のルールを作りました。
「嫌なことはせずに、迷ったら楽しそうなほうを選ぶ」
独り身でもあり、これで生きるのに必要な物は十分揃っています。
会社時代とは違って、人に合わすこともないので、来るべき人が来て、去るべき人が去ります。
人生をリセットする前と今とでは、人生は180度変わっています。
過去は、成功願望が強く、プライベートを犠牲にしてきました。尊敬する先輩に「プライベートを犠牲にしないと成長はできない」と言われたからです。
その先輩は、小さな会社を経営して、ようやく軌道に乗り始めたとき、持病が再発し、経営を弟へ任せました。しかしいま、その会社はありません。
いったい、彼の「成功」とは何だったのでしょう。
過去の私は、お金で手に入れれるものは結局すぐに飽きてしまっていました。
車も時計も服も、買った時は嬉しいものですが、数か月もすればすぐまた別の物が欲しくなります。
お金は当然必要な物ですが、今は価値基準が「お金」ではなくなりました。
自分にメリットがなければ、まったく動かなかった私ですが、今は、ギブアンドテイクを求めず、楽しそうなことなら動いています。
必要な時に必要な分はなんとかなると考えるようになった事で、なんでもかんでもお金に結び付けようとしなくなりました。
多くの人が、今のうちに稼いでおかないと、将来どうなるかわからないという不安があると思いますが、時が来て、それが必要な事なら自然にそうなると私は信じる事で、今のワークバランスを保てています。
お金への執着がなくなったことで、今自分のやりたい事へ進めているのかもしれません。
私は今、ある仮説を検証しようと思っています。
本屋へ行けば多くの、成功本があります。「目標を明確に」「一年後の自分」「目標を逆算して行動する」すごく理にかなっているとおもいます。私も実践していました。
それを試して成功する人もいると思いますが、最近では、本人も、気づかない、別の「何か」があるのではないかと思うようになりました。成功する人は、知ってか、知らずか、その「何か」を体得している気がしてならないのです。
ある程度のレベルまでなら、努力で何とかなるので、一緒くたに考えがちですが、物事が凄くうまくいくときは、努力とか方法とかではない、別の「何か」が作用している気がします。
人生を変える方法は、ものすごくシンプルなのに、成功本や自己啓発の類が、かえって人を成功探しに走らせ、複雑にさせてしまっているかもしれません。
「豊かさの定義」は人それぞれですが、私は特殊な豊かさなのか、お金や権力ではありません。
小さなテナントを借りて、カフェを経営している若者を見ると、とても豊かに見えます。
生活と仕事の垣根がなく、生き方そのものを仕事にしているように見えるのです。
私の考える「豊かさの定義」とはストレスだらけで月収100万円より、遊ぶみたいに働いて月収50万円の方が、今の時代、豊かなんじゃないのということです。
過去の私は、人生を変えるのに必要な何かを、完全に勘違いしていたのかもしれません。
なので、今は、成功本に書いてあることと、全く逆のことを実践しています。
願望を明確にしない、目標から逆算して行動しない、1年後の収入目標とか一切たてない。
その時々の体験から受けた気づきを大切に、ただ、漂流してみる。
ゴールを決めつけず、途中を楽しめば、自分の人生を成功本に頼り、こねくり回して、成功探しをするより、かえって選択肢が広がるんじゃないかと。
大型客船(世間)から見た私は、イカダで遭難しているようにしか見えないかもしれませんが、「今までになかった豊かさ」をテーマに漂流ライフを楽しんでいます。
人の本質とは何か?
ヒトの本質は何かって聞かれたら「意識」と答えます。肉体はあくまで器です。
人生は何を「意識」するかで、向かう方向が決まると考えているからです。為替相場の本質も「意識」です。意識の向かう先へ値が動くのは、紛れもない事実です。
「意識」は過去に植え付けられた、「感情」でできています。これは観念ともいいますが、過去の経験、環境、知識によって刷り込まれた記憶です。
「感情」は、記憶に紐づけられています。お金がないときの感情、病気のときの感情を記憶していて、同じような目に遭うと、不安や恐れの感情パターンが現れ、現実化します。
これに対し「無意識」は、しばしば、別の名前で呼ばれます。潜在意識、魂などなど。
いづれにしても、自分と思っている意識とは、別の意識があって、それが人生に大きく関わっていることは間違いなさそうです。
意識が先で、現実が後
意識が先で、現実が後です。
例えば、宝くじが当たり、1億の借金が1千万に減ったA氏と、今この瞬間、亡くなった親の借金が1千万あることを聞かされたB氏では、借金の額は同じですが、意識は大違いです。
A氏は暗闇に希望を見つけ、B氏は目の前が真っ暗になり絶望します。借金1千万円という現実は同じなのに、意識によって、希望と絶望の現実が生まれ、未来へ影響されます。
現実はとても刺激的ですが、一瞬かつ一過性のものです。終わったものは消えていき、後に残るのは意識だけなんです。終ったものは消えるだけ。反応しても比較しても仕方ないことです。
逆方向に引き寄せる
多くの人は、望まないものに意識を向けています。
健康でありたいと強く意識すれば、病気なったら嫌だ、怖いという、刷り込まれた観念が強化されるだけです。そうなると、善悪の判断ができない無意識は、不安や恐怖を、精神や肉体に与えつづけ、病気という現実を引き寄せます。
ガン保険のCMを毎日見せられることで、ガンは治療費もかかるし、家族も悲しむ、自分も苦しい、ガンはホント怖いという観念が根付きます。保険のCMも、健康番組も、不安の種をまくようなことは、一切やらない方が、病人は減るでしょう。意識は器となる肉体とつながっているので、心配のあまりホントにガンになってしまうかもしれません。
病気は治る、治らなきゃ寿命とぐらいに考えておく方が気楽です。
お金の問題に関しても同様です。お金が欲しいのは、今、無いからです。欲しいと意識するほど、お金がない現実が続きます。さらには、これは自分のせいだと責め、鬱になってしまうかもしれません。
お金がなくても「必要なら勝手に入ってくる」ぐらいに考える方が気楽です。
呼吸を整えようとすると、息が苦しくなる。眠ろうとすれば、眠れなくなる。どれも、同じ原理です。
慣性の法則という物理法則があります。動き出した物質は、何か別の力が加わらない限り動き続けますが、これは、感情や思考、つまり意識にもいえます。一度動き出した意識はしばらく止まりません。止まらない限り、同じような現実が続きます。
現実を変えようと意識するほど、変えられない現実が続くのです。
今という未来を変える
過去は終ったことです。あるのは記憶だけで、もうどこにもありません。未来もまだありません。あるのは「今」という瞬間だけです。
過去でも、未来でもなく、「今」を変えないと、未来は一向に変わりません。未来を良くしたいなら「今」をどう変えればいいか考えるべきです。
目に見える現実を変えようとするから難しいだけで、目に見えない意識を変えるなら簡単です。無意識は「今」しか機能しないので、「今」を変えないと、未来は変わりません。
現実という外界からの刺激が、過去からの感情パターンを呼び起こし、内面意識が気分を感じる。この気分が、現実をつくります。いい気分は、いい気分の現実をつくり、悪い気分は、悪い現実をつくります。今が次の瞬間の未来にコピーされてしまうのです。
意識が先で、現実があと。内面が先で、外面は後。
現実はあなたがつくったものだし、カタチのない意識なら一瞬で変えることができるはずです。
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