「キャリア学習ゲーム展」を開いていました。
今年の展示会は、一般の方が多くお見えになりました。
その理由は、テレビの影響です。
先日、テレビ東京の「モヤモヤさまぁ〜ず」といった番組で、
「奥野かるた店」が紹介されました。
実際に、タレントの「ルー大柴」さんの「ルー語でかるた」
を楽しむシーンもありました。
その関係で、12月6・7日の土・日曜日は、
大勢の方がこられたわけです。
テレビ番組で美味しいグルメや商品を紹介すると、行列ができます。
売り切れる商品がでると聞いていましたが、そんな状態でした。
実際、在庫も少なかったようで、「ルー語でかるた」は即完売です。
来店された多くの方が、2階の展示場に来られました。
なにか珍しいカルタやスゴロクでも
展示されていると思っていたようです。
ところが、並んでいるのは
「よくわからないスゴロクやカード」です。
当然、「これは何のゲームですか」という質問を受けます。
大学生などの「キャリア学習ゲーム」
「就活用のゲーム」と説明します。
すると、ほとんどの方が
「そんなゲームがあるのですか」と驚かれます。
カルタやスゴロクというと
遊びのゲームという認識のようです。
カルタやスゴロクで学習する
といった意識は全くないようです。
いま、「ドラえもん」などが読み札を読んでいく
CDつき百人一首なども人気です。
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日本語の美しさ、表現の多様性、
文脈の構成などを学ぶ使い方がされています。
価格が高い「日本史かるた」が、売れていたりします。
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スゴロクも、最初は仏教の布教用に作られたとか・・・。
スゴロクは、専門分野の知識を
マス目で一目瞭然に見ることができます。
知識の相互比較に大変有効です。
いずれにしても、カルタやスゴロクは
楽しく知識が学べます。
遊びのゲームということなら
テレビゲームのほうが圧倒的に人気です。
しかし、遊びながら学ぶということでは
カルタ・スゴロクだと思います。
今後のカルタ・スゴロク作りのコンセプトは
「学習の道具としてのカルタ・スゴロク」を徹底しようと感じました。
来年は、この考えでスゴロクを作っていこうと考えています。
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