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2024年08月14日

魚料理がメインの居酒屋系の店が、サイゼリヤのような「製造直販体制」を作りました。 自ら漁に出て魚を取り、それを加工して店でお客様に提供する仕組みで他の居酒屋と差別化!

「ビジネス成功者の仕事ゲーム」で
ぜひスゴロク化を図りたい経営者がいます。

「SANKO MARKETING FOODS」
(旧社名は「三光マーケティングフーズ」)の長澤成博社長です。


「SANKO MARKETING FOODS」の創業は1975年
神田のガード下の食堂「三光亭」が始まりです。

1998年、東京・新宿で業界初の個室居酒屋「東方見聞録」
2008年リーマン・ショックを機に全品270円均一の店「金の蔵」を開業します。

2011年、「東京チカラめし」1号店を開店、急速展開します。

しかし、店長の育成が追いつかず破綻
数店舗を残して売却せざるを得ませんでした。


創業者の平林さんは、東京・新宿の大繁華街に
「金の蔵」「東方見聞録」「月の雫」など大型の店舗40店
合計1万席以上の店を集中的に出店した方です。

新宿なら、賃料は高くても集客に困ることは少ないと予測します。

しかし、営業力と体力のある大手居酒屋チェーンとの価格・
サービス競争が激化、100〜300席の店を満席にするのが難しくなります。


閉店と業態転換による企業再生に取り掛かりますが
2020年2月コロナに襲われます。

4月「緊急事態宣言」が出され、小池東京都知事は
新宿・歌舞伎町の汚染拡大を指摘します。

これで、新宿の居酒屋は壊滅的な打撃を受けます。


そこで、新宿を中心に展開していた直営40店舗を閉店します。

今回のコロナで創業者の作ったビジネスモデルが破壊されます。

2019年6月期で107億円あった売上高は
2021年6月期で71%減の21億円に激減します。


「SANKO MARKETING FOODS」は
沼津漁業協同組合で最古参の沼津我入道漁業組合と
業務提携し自社の事業として水産業を立ち上げました。

その事業は、漁業から店舗まで
一貫した流通を自社でやることになります。

その最大の成果が、2021年マグロ・魚介類・解散物小売り
卸売業などを行う「海商」(売上高約30億円)の買収です。


「海商」はスーパー、飲食店などに得意先を持つとともに
マグロの目利き、加工技術を持っていた。

「海商」の買収を引き金に、マグロの調達力と
加工工場での自社加工が可能になります。

さらに、漁船を取得、漁にも出ることができます。

魚を前面に押しだした商売が可能になりました。


漁協とのプロジェクト第1弾として、沼津漁協に新しい形の
魚屋食堂「まるが水産」沼津本店を開業します。

第2弾は、本格寿司・しゃぶしゃぶ食べ放題の
「まるがまる 横須賀本店」です。

そして、バイキング寿司居酒屋
「沼津漁港直送 まるがまる」高田馬場店をオープン
これによって「水産業の6次産業化」が始まります。


この仕組みは、どこか「サイゼリヤ」に似ています。

「サイゼリヤ」は、業者から仕入れていた食材を自社生産するなど
従来の飲食店の枠組みを超えた製造直販体制を確立しています。

この体制により、ミラノ風ドリアが300円で販売できています。


「SANKO MARKETING FOODS」は
自ら水産会社を経営することで魚を看板商品にする個性的な
飲食店づくりが可能になりました。

魚の製造直販体制を確立した
「SANKO MARKETING FOODS」の
復活に大いに期待したくなります。

どうやら、「東京チカラめし」も復活しているみたいです。
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