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2024年06月05日

日本一のアイス『年間4億本販売のガリガリ君』を育てた赤城乳業・井上元社長は、社内で自由な発言の「言える化」を実現するために、「聞ける化=相手の話を最後まで聞く」を推進!

『スゴロクで学ぶユーチューブ』の71回目を公開中です。

今回のゲームは、片手で食べるアイス「ガリガリ君」を
年間4億本販売する赤城乳業についてです。

主人公は、赤城乳業の社長・井上秀樹さんです。

『ガリガリ君の秘密』を参考文献に制作しています。

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ゲームの主な内容は
1赤城乳業、カップ入りかき氷「赤城しぐれ」を発売

2片手で食べられるかき氷「ガリガリ君」を発売

3コンビニでの販売で「ガリガリ君」の売上拡大

4「ガリガリ君」発売記念キャンペーンの実施

5「言える化」「聞ける化」で若手人材を育成

6チャレンジした社員の失敗は罰金で清算

・・・になります。


赤城乳業は、1931年に井上秀樹さんの祖父・徳四郎さんが
設立した合名会社・広瀬屋商店に始まります。

天然氷の商いから始まり、後を継いだ息子・栄一さんが
冷菓の製造を開始します。

1964年、赤城乳業はかき氷をカップに入れた
「赤城しぐれ」を発売、大ヒットします。

東日本を中心とした営業網の整備で
1975年には売上が40億円を突破します。


順調に売り上げを伸ばしていきますが、1979年の
第2次オイルショックにより、エネルギーや原材料費の高騰
に加え消費の冷え込みで売上が低迷します。

収益に苦しみ「赤城しぐれ」の価格を30円から50円へと値上げします。

これが裏目に出て、売上は激減します。


苦しい状況を打破するため、当時専務の井上秀樹さんは
新商品開発に取り組み、1981年かき氷をアイスにした
「ガリガリ君」を発売します。

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売上拡大のため、新しい販売ルートとしてコンビニに注目します。

コンビニ用に、季節ごとにあたらしい味の商品を
出していき売上が増加していきます。


2000年、「ガリガリ君」は年間1億本の売上を達成します。

その後、「ガリガリ君」のリニュアールや
25周年・30周年発売記念キャンペーンによって、
「ガリガリ君」は国民的キャラクターに育っていきます。

売上本数も2007年2億本台、2010年3億本台
2012年4億本台を記録する人気商品となります。


「ガリガリ君」の大成功は
「言える化・聞ける化」の井上流経営の成果です。

井上秀樹社長は「言える化=年齢や肩書に関係なく
社員が自由に発言できる組織」の実現を目指します。

「言える化」を可能とするために
「言える化」と表裏一体になる「聞ける化」を推進します。

あくまでも、相手の意見を「聞く=聞ける化」があって
「言える化」が成立するとします。

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井上社長自身が、相手が誰であっても、会話の途中で
相手の言葉を遮らず最後まで聞き続けます。


井上さんの目指した会社像は、「強小カンパニー=小さくても強い
小さいからこそ強い会社の追求」でした。


このゲームでは、「強小企業を目指して独自の経営スタイルを
実践した井上さんの働き方」を学ぶことができます。
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