66回目(前編)に続く、「ジャパネットたかた」の後編です。
今回のゲームテーマは
《テレビショッピングで年商2500億円の通販会社に成長》で
主人公はジャパネットたかた・創業者の高田明さんです。
『伝えることから始めよう ジャパネットたかた創業者
高田明』を参考文献にしています。
スゴロクの主な内容は
1ラジオショッピングの全国ネットを実現
2テレビショッピング事業に進出、売上増加
3テレビショッピングの生放送、MCは1人
4顧客情報流出も、お客様からの信頼で業績回復
5事業のスピードアップと社内の活性化を推進
62012年度「チャレンジデー」企画を実施
72013年度過去最高益を達成、社長退任を決意
・・・になります。
高田さんは、1994年ラジオショッピングの全国ネットワークを
完成させると、テレビショッピングに乗り出します。
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テレビショッピングも軌道に乗り増収増益で成長していましたが
2000年代に入り2つの大きな危機に直面します。
1つ目の危機は 顧客情報の流出事件です。
2004年、テレビショッピング10周年記念キャンペーン中に
顧客情報の流出が明らかになります。
キャンペーン用に商品は何十億円も発注しており
テレビの放送枠もおさえていました。
流出事故の責任から「営業自粛」を決定します。
大量の商品、放送枠の問題をかかえることになりましたが
関係者の協力をえて乗り切ります。
ただ、2004年度の売上は前年705億円から663億円にダウンします。
2つ目の危機 テレビ売上が960億円からの大幅な減少です。
2010年、過去最高売上1759億円を記録します。
売上増の最大要因は、2009年からスタ―トした
「家電エコポイント制度」と「地上デジタル放送完全移行」でした。
この2つが追い風になり、2010年度のテレビ売上は
960億円で全社売上の50%でした。
ところが地デジ・エコポイントの特需が終わった翌年以降
テレビが全然売れなくなります。
全社売上も2012年度1170億円まで減少します。
売上減少のピンチにおいて、東京オフィス・スタジオを建設します。
その目的は、ぬるま湯的体質に陥った社内を揺さぶり
東京と佐世保間で競争させることでした。
さらに、創業以来初めて目標数字を設定
達成できなければ社長を退任すると発表します。
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社長退任宣言の効果か、全社員の努力で目標利益を達成します。
30周年記念で社長を退任するつもりでしたが
元気なうちに後継者に引き継ぐという考えで
それより1年早く社長を長男に譲り引退します。
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会長にも就任せず、すべてを次の世代に託し
悠々自適の生活を始めます。
このゲームでは、高田さんの「『今を一生懸命に生きる』
精神による働き方」について学ぶことができます。
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