「仕事や働き方・クイズ11」を公開しています。
今回クイズのテーマとなった会社は「JR九州」で、
主人公はJR九州・元社長の唐池さんです。
JR九州は、国鉄の民営化によって大聞く変化します。
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問題は、JR九州は、特急「ゆふいんの森」から
豪華寝台列車「ななつ星」まで観光列車の宝庫ですが
「どのような視点から開発されたのか?」です。
@ABの中から「不正解」を1つ選んでください。
@九州に新しい列車を走らせたかった
国鉄時代、九州は「車両の墓場」と呼ばれていました。
九州の列車はすべて関東や関西のお古の列車でした。
JR九州の初代社長は、真っ先に新しい列車の開発を指示します。
A鉄道を移動手段から観光資源に変える
1989年、博多〜由布院間を走る特急「ゆふいんの森」が運行を始めます。
「ゆふいんの森」は、高原列車らしく森をイメージしたデザインでした。
この特急の人気から、「D(デザイン)&S(ストーリィ)列車
=車両デザインと地域の物語」の視点から観光列車の開発を進めます。
これらの観光列車は、移動手段というより
乗車することが目的になるほど魅力的な列車でした。
B九州新幹線の開業に伴い南九州の観光開発を進める
2004年九州新幹線が部分開業(鹿児島〜熊本八代市間)します。
この開業に合わせ南九州の観光を盛り上げる企画が検討され
その一つが豪華寝台列車「ななつ星」の開発でした。
回答です。
@ABの中で、間違いはBです。
豪華寝台列車「ななつ星」の計画は
九州新幹線と直接的に関係なく
2009年6月・唐池さんが社長就任1か月に出された指示でした。
唐池社長が「豪華寝台列車」の構想を抱いたのは
営業本部副課長(1988年頃)でした。
いつかチャンスがあれば、実現させたいと
思っていた計画を、社長になって実現しました。
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新幹線開通にともなう観光開発については
2003年JR九州はは南九州観光開発に向けて
「南九州観光調査開発委員会」を設けます。
2005年、委員会の成果として
「さすが南九州格付けガイドブック」を出版されます。
ただ、この本では「ななつ星」の議論はでていませんでした。
JR九州の観光列車開発を推進したのは
JR九州・初代石井社長です。
「グッドデザイン イズ グッドビジネス」を唱え
デザインの重要性を主張します。
石井社長は、1988年リゾートホテルの
完成パーティで水戸岡さんと出会います。
デザイナー・水戸岡さんを高く評価し
JR九州の列車デザインを依頼します。
その最初の列車が「アクアエクスプレス」で
全て窓の方に向いた座席でした。
ここ開発から、JR九州の列車デザインは水戸岡さんが行います。
JR九州の優れた観光列車開発は
石井社長と水戸岡さんの出会いから始まりました。
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クイズの詳細は、「スゴロクで学ぶユーチューブ64
《仕事や働き方・クイズ11》」をご覧ください。
なお、「JR九州の詳細ついては「スゴロクで学ぶユーチューブ」
のNo.60『「ゆふいん特急」や豪華寝台「ななつ星」を運行
JR九州を株式上場』でご覧いただけます。
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