「仕事や働き方に関するクイズの4回目」になります。
今回は、「JINS(ジンズ)の登場で価格革命」の
あったメガネについて公開しています。
「振り切る勇気 メガネを変えるJ!NSの挑戦」
を参考文献にしています。
【中古】 振り切る勇気 メガネを変えるJINSの挑戦 / 田中仁 / 日経BP [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 価格:493円 |
バブル崩壊以降、価格が大幅に下がった代表的な商品が
「紳士スーツとメガネ」かもしれません。
いずれも安くてもいいなら1万円を切ります。
紳士服は、いまでは紳士服量販店より
イトーヨーカドーや西友のような
大型スーパーの方が安いかもしれません。
スーツはビジネス用作業着という感覚の人なら
それなりに満足できる商品ではないでしょうか?
メガネ業界では、2001年から「JINS」が
一式5,000円のメガネを販売しました。
今回のクイズは、JINSのメガネ市場への参入についてです。
雑貨(エプロンやバッグなど)製造の小さな会社
ジェイアイエヌ(現・ジンズ)の田中社長がどのような発想から
格安メガネ市場へ参入をしかたかについてのクイズです。
@ABの中から正解を1つ選んでください。
@同じ信用金庫に勤めていた先輩の発想
信用金庫の先輩社員が会社更生法申請の
地元メガネ店再生のため出向します。
メガネビジネスに関し、業界全体で儲ける高い価格設定方式に
疑問を抱き、田中社長に「低価格メガネの事業化」を提案します。
A転職してきた元アパレル企画担当者の発想
雑貨事業の新商品開発に向け
アパレルメーカーの企画担当者を採用します。
彼は、樹脂系素材の商品開発が得意分野でした。
樹脂素材の用途展開として「低価格メガネ」を提案します。
B韓国旅行中にみた「格安メガネ」からの発想
韓国に同行の友人が「1本3000円」で
「15分引き渡し」メガネに感動します。
日本では、1式30,000円ぐらいで、複雑な流通で
高価格になる仕組みになっていました。
田中社長は、「格安メガネ」を販売すれば
「必ず儲かる」と発想します。
2001年 JINSは「1式5,000円と8,000円のメガネ店」
を福岡に開業しました。
当時、日本のメガネ価格は1本30,000円ぐらいだったそうです。
「5,000円のメガネ」のチラシをまいたりしたので
地元のNHKが取材にきます。
低価格メガネは大ヒットします。
その後、紆余曲折をへてメガネの全国チェーン店に成長します。
2022年8月期、売上669億円を記録しています。
それではクイズの解答です。
正解は、「B韓国旅行中にみた『格安メガネ』から発想」です。
友人と韓国観光旅行中に、JINS創業者の田中さんは
一式3,000円のメガネが非常に安いことを知ります。
儲かる匂いを感じます。
日本にもどり、国内メーカーに格安メガネのビジネスを相談しますが
まったく相手にされませんでした。
そこで、韓国のフレーム・レンズメーカーと交渉して
国内での販売を始めました。
何度か事業はピンチに陥りますが、ユニクロ・柳井社長の
アドバイスなどもあって事業を発展させます。
その後、パソコンのブルーライトをカットするPC用メガネの
発売などで、全国的なメガネチェーンに成長しています。
クイズの詳細については、「スゴロクで学ぶユーチューブ NO.52」
の「仕事・働き方クイズ4」、「メガネチェーンJINSは
格安メガネの商売をどのようにして閃いたのか」をご覧ください。
JINのメガネ事業の展開プロセスについては
「スゴロクで学ぶユーチューブ NO.48」でご覧いただけます。
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