「『仕事・働き方』クイズ3」を公開しています。
今回は,、100円均一ショップで業界トップを行くダイソーについてです。
『百円の男 ダイソー矢野博丈』を参考文献にしています。
価格:1760円 |
問題は、「トラックに雑貨品を積み、集客施設などで移動販売」していた
ダイソーが、販売商品をすべて「100円均一」にした理由です。
どのような理由から、「ダイソーは100円均一」で
商品を売るようになったのでしょうか?
@ABの中から正解を1つ選んでください。
@意図しないきっかけから「100円均一化」
開店準備に手間取っていると、待っていたお客様が次々に
「これ、なんぼ?」と問いかけてきます。
商品点数が何百もあり対応できなく、全て「100円」と応えます。
このような意図しないきっかけから「100円均一」を始めました。
A商材の仕入れ交渉の効率化
お客さんにとって魅力的な商材の拡大が常に必要です。
商社や問屋なとの仕入れ先との交渉で100円均一販売を明示すると
仕入れ商品が絞り込め商談が効率化します。
Bスーパーから「100円均一」の提案
スーパーでの店頭販売や催事販売で、「『100円均一』
にするとチラシのインパクトがあり、集客力が高まるとの
提案があり「100円均一」にしました。
日用雑貨の移動販売をしていたダイソーに幸運を
もたらしたのはスーパーかもしれません。
1957年、日本で最初のスーパー・ダイエーが出店されます。
1960年代後半から1970年代にかけ、スーパーが全国展開されます。
1970年代前半から、ダイソーは移動販売で「100円均一」の商売を始めます。
このころの移動販売は、主に屋台を使い各地の施設で行われていました。
出店場所の集客力が重要となっていたようです。
そんな時、会社の火事でピンチだった
ダイソーが目をつけたのはスーパーです。
広島が本社だったダイソーは、地元大手スーパー・イズミに
お願いして店頭販売をします。
スーパーですから集客力があったのでしょう
「100円均一」の店頭販売は大成功します。
次に、広島・ニチイでも店頭販売を行い高い評価えます。
広島での「100円均一」の店頭販売が好評だったことで
北千住のイトーヨーカドーから出店の要請を受けます。
その後、店頭での移動販売は、店内での催事販売へと
恵まれた場所を与えられるようになります。
すると、愛知県の「ユニー・江南店」から
スーパー4階売場に常設店を開くように要請されます。
常設に不安を感じお断りしますが、どうして開いてくれと依頼を受け
開設すると、人気店になります。
ユニーの成功により、1991年香川県高松市に
ダイソー直営の常設店1号店を出店します。
このような流れからすると、ダイソーは集客力のある
スーパーでの店頭販売がきっかけで
成長軌道に乗ったように見受けられます。
それでは解答です。
正解は、@『意図しないきっかけから「100円均一」化』です。
結果的に、「100円金一化」は、従業員のためになりました。
従業員は、夜遅くまで翌日の販売準備として、値札づけをしていました。
100円均一にすると値札付けの作業がなくなり
前日準備の軽減化が図れました。
ダイソーにとってスーパーは、よきビジネスパートナーといえます。
2000年「大規模小売店舗法」が改正され
スーパーなど大型店の店舗面積の制限がなくなりました。
各スーパーは、超大型店やショッピングモールを出店していきます。
その店舗のテナントとして出店するケースが増えているようです。
なぜなら、今や「ダイソー」は超人気店で
テナントに入ってもらえれば集客力が高まるからです。
解答の詳細については「スゴロクで学ぶユーチューブ No.51」の
「『仕事・働き方』クイズ3「100円ショップ・ダイソー。
どのような理由から『100円均一』の商売を始めたのか」をご覧ください。
なお、「ダイソー矢野さんの働き方」については
「スゴロクで学ぶユーチューブ No.2
夜逃げ1回、転職9回《100円均一販売で、売上4000億円を達成》」
で公開していますのでご覧ください。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image