41回目の今回は、「カジュアル衣料の SPA=製造小売業を実現」
した(株)ファーストリテ イリング ( ユニクロ )
創業者の柳井さんが主人公です。
『ユニクロ世界 一をつかむ経営』『ユニクロの光と影』
などを参考文献に制作しています。
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ゲームの主な内容は
1アメリカ視察で、ユニクロの原点を発見
2バブル崩壊で銀行融資が厳しく黒字倒産の危機
3業績の低迷、SPA(製造小売業)への挑戦
4フリースが大ヒット、急成長とその反動
5新社長指名も、3年で自ら社長に復帰
62009年最高の売上を達成、売上5兆円宣言
・・・になります。
柳井さんは、父が創業した山口県宇部市の衣料品店を引き継ぎます。
海外視察したアメリカで
大学生協のセルフ式・カジュアルショップに注目します。
これがユニクロの原点になります。
1984年広島の市街地にユニクロ1号店を開きます。
ストアコンセプトは「カジュアルコンビニエンス」で
「低価格のカジュアルウェアが週刊誌のように気軽に
セルフサービス買える店」です。
お店は話題になりますが、商品の品質に不満を持ちます。
高品質の商品を低価格で販売するため
SPA(製造小売業)化を計画します。
1991年、社名をファーストリテイリングに変更
3年間で100店舗、売上300億円を目指そうとしますが
バブルが崩壊します。
バブル崩壊で金融機関の貸付けが厳しくなり
出店に伴う資金繰りで苦戦します。
新規店の売上現金と商品代金の支払い期間の差を利用した
自転車操業で資金手当てをして危機を乗り越えます。
1994年、広島証券市場への株式上場に伴い130億円の資金を調達
黒字倒産の危険性がなくなり、順調に店舗を拡大します。
しかし、1996年から3年間、業績が低迷します。
既存店の売上がダウン、「ユニクロ限界説」がつぶやかれます。
外部の優秀な人材をスカウトして、経営の強化を図っていきます。
1998年 フリースが大ヒットします。
1年間で50万枚売ればヒットとされる業界で
1998年200万枚販売します。
そして、2000年までの3年間で3650万枚の大ヒットになり
ユニクロは急成長します。
しかし、フリースの大ヒットにより
「ユニクロ離れ」という現象が発生、再び業績は低下します。
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柳井さんは経営に関する自信を失ったのか社長を
退き会長に就任しますが、「ヒートテックのヒット」がヒット
再び社長に復帰します。
「ブラトップ」もヒットして、ユニクロは再び業績を拡大していきます。
この間、優秀な外部の人達をスカウトして役員にきようしましたが
結果的に大半の人が退社しています。
2009年、創業60周年、柳井さんは「世界制覇宣言」をします。
今「ファーストリテイリング」社の業績は
2022年2月期で海外事業も入れ全社売上は
2兆3011億円(国内は8102億円)です。
ゲームを通じ、 柳井さんが社長として数十年にわたって
「どのような問題意識でユニクロを成長させたか
その働き方を学ぶことができます。
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つい最近、ユニクロの新社長が誕生しました。
あくまでもユニクロの社長であって
経営母体となるファーストリテイリングではありません。
柳井さんは親族を後継者にしないと宣言してきました。
はたして、ファーストリテイリングの後継者はどうするのでしょうか?
いま、息子さん2人がファーストリテイリングの役員になっています。
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