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2017年03月18日

「カルタ」を安く販売するには、雑誌付録のように「切れ目入りのシート状」にした商品にすればいいのでは?一番コストがかかるのは、1枚ずつ帳合して箱詰めする作業では?

数年前にかるた制作の
お手伝いをした人から連絡がありました。

久しぶりに一杯飲みましょうとのお誘いです。

お会いすると、わざわざ雑誌『ねこのきもち』の付録

毛柄がいっぱい!ねこのきもち (ベネッセ・ムック ねこのきもちブックス)

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「ねこのきもチーかるた」を持ってきてくれました。
ネコカルタ付録全体.png

『ねこのきもち』は通信販売の雑誌で、書店にならばないのですが
ポストに入らないような付録がついたりするそうです。

「カルタ」は当然のごとく新年号の付録です。

まったく触っておらず、雑誌についていたままの状態です。

「カルタ」づくりの参考にということでもってきてくれました。


彼がカルタを作ったときも
印刷費が100万円以上かかった記憶があります。

その時も、安くする方法をいろいろ議論しました。

今回、付録流にすれば安くなるということに
気付いたということです。


実に当たり前のことですが
たしかに雑誌の付録仕様にすればやすくなります。

付録の場合、「カルタ」は切れ目加工した状態の
シートになっています。
ネコカルタシートA.png
1枚ずつの読札、取札にばらすのは
雑誌を買ったひとが自分ですることになります。

「カルタ」の箱も、自分で組み立てることになっています。
ケースネコかるた.png


読札と取札48枚が印刷されたシートの大きさは
縦440ミリ×横830ミリ前後です。

1枚のシートにすべての札を印刷するため
札のサイズはタテ74ミリ×ヨコ52ミリです。

名刺サイズよりも小さくなっています。


この仕様なら機械加工できる範囲の作業になります。

切れ目加工の型も、一つ作れば流用できます。

印刷所でコストがかかるのは、ここからの帳合い作業です。


1枚ずつバラして、「あ〜ん」まで順番に並べて
箱詰めといった作業が、ほとんど手加工になります。

この帳合い作業を自分でやるようにすれば
「カルタ」の製作費は大幅にやすくなりそうです。


買った人が、自分でシートをばらして
カードを帳合しても大した手間もかかりません。

買うのは、ほとんど1セットです。


「カルタ」は、シート状の切れ目加工で販売すれば
大幅にコストが下がるのは明らかです。

一度、印刷所の人に相談してみようと思います。

「奥野かるた店」にも、付録仕様での売り方について
意見を聞いてみましょうか・・・?

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