自分の仕事人生を考えるための材料できる
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」シリーズを制作しています。
成功者の生き方を参考に、
「自分の仕事理念=仕事を通じていかに社会に役立つか」
を考えてもらいます。
どのような人をテーマにするかは、経歴を基本にしています。
「家業をついた人、起業した人、就職試験を受けて入社した人」など
その仕事を始めるきっかけと、「職種」から人選しています。
職種的に、どうしても取り上げたい人がいます。
それは、企画関係の仕事にしている方々です。
若い人の間では、コンサルタント、企画
プロジェクト・マネジメントの仕事をしたい人が多いようです。
しかし、この種の仕事は守秘義務が関係してきます。
具体的内容については
明らかにできない点が多くなります。
実態がわからないのでゲームにするのは難しくなります。
材料探しに苦戦していたのですが
ようやくなんとかなりそうな事例が見つかりました。
スターバックスの日本上陸のケースです。
ラッキーにも、『日本スターバックス物語』
という本が出版されています。
日本スターバックス物語──はじめて明かされる個性派集団の挑戦 新品価格 |
この本を書かれたのは梅本龍夫さんです。
コンサルタントとして、スターバックスの日本上陸に関する
プロジェクトの責任者として仕事をしています。
その梅本さんをモデルにした《「スターバックス」の日本上陸を実現
プロジェク責任者・梅本さん編》が完成しました。
梅本さんは、コンサル会社から潟Tザビーに出向します。
そのタイミングで、サザビーがスターバックスの
日本進出に協力する話が浮上します。
経営企画室長の立場と英語能力から
スターバックス日本進出プロジェクトの総責任者になります。
潟Tザビーは1972年に設立され80年代に大ブレイクした会社です。
カジュアルウェアの「アニエスベー」との合弁事業
フランス料理をベースとする無国籍料理「キハチ」
生活雑貨の販売とティールームの複合ショップ
「アフタヌーンティー」などです。
衣食住の各分野で時代をリードする
クリエイティブな事業を展開しています。
梅本さんはプロジェクト責任者として
スターバックスのサードプレイス空間
(会社でない、自宅でない、自分を癒せる第3の空間)
提供によるコーヒービジネスが日本で受け入れられるかの
市場調査に始まり、合弁会社の設立に向けた契約交渉
1号店の出店と、ゼロからの取り組みを進めます。
この本では、スターバックスの日本進出にかかわった人たちの
仕事に取り組む姿勢・理念が描かれています。
スタバークス社長・サザビー社長をはじめロマンや理念を
大切にする人たちばかりだったようです。
彼らが主役だったからこそ、プロジェクトの詳細を
書いたこの本が日の目を見たような気がします。
日本上陸にあたって、どのような問題が発生し
どのように両社で協議していったかが書かれています。
『日本スターバックス物語』のおかげで
プロジェクトの仕事に関するゲームが制作できました。
プロジェクト・マネジメント、企画、コンサルの
仕事をしたい人に大変参考になるゲームです。
《「スターバックス」の日本進出を実現:
プロジェクト責任者・梅本さん編》ゲームは
「careergame-stores」で購入できます。
電子出版ですので、ゲームシートや関連資料はご自分で印刷し、
サイコロとコマも準備していただきます。
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