脱・糖尿病 〜106kgからの挑戦〜

脂肪の塊といっても、もちろんモーパッサンの短編名ではありません。右膝のことです。

今日はこの前撮ったMRIと、今日新たに撮ったレントゲンを見ながら近くの大きい病院で医師の説明を受けました。しか私の視線は膝そのものよりも膝の周りの脂肪に釘づけになってしまいました。まるで梱包用のプチプチで私の右膝を隙間なくギッシリと何層にも包み込んだようになっていました。できるものなら、1個ずつプチプチ、プチプチとつぶしていきたい気分です。

脂肪の実態というか、リアルに脂肪の塊を目の前につきつけられると、肥満ということがどういうことかわかります。画面に黒く映っているのが筋肉で、真ん中にいかにも骨の形をしているのが骨で、本来の脚の形だと思われる脚の周りに分厚く、骨と同じくらいの量ビッシリとへばりついているのが脂肪なのでした。

この脂肪の大半はなんの役にも立たず、本来体が持つしなやかな動きを妨げ、ずっしりとした重みで心肺機能にも負担をかけているのです。

医師に画像写真を撮ってもいいか伺ったところ「どうぞ」と言ってくださったので、膝というより脂肪の写真として撮影しました。戒めのために時々眺めようと思います。

結局、今日も再びレントゲンを撮りCTも撮りました。結果は来週です。

昨日、災害用保存食の整理していて缶詰のパンを見つけました。賞味期限も近いので今度食べようと思って机の上に1種類ずつ出しておいたのですが、今日の午後、缶詰を眺めていたら無性に食べたくなって、1度に2缶食べてしまいました。最初は1/3だけ食べようとか、半分だけにしようとか思ったのですが、例によって何も聞こえない状態になり（というより何も聞こえない状態を作り上げて）、一気に食べてしまいました。

でも、今回はもういちいち後悔や反省はしないことにしました。どうしても食べたいのならば自由に食べさせてあげようという気持ちになりました。そして、all or nothing ではなくて、パンは2缶食べたけれど、夕飯はうまくカロリーコントロールができたと言えるようになろうと思いました。そして実際、夕飯には豚肉と小松菜をゴボウと炊き合わせ、冷奴と納豆と一緒にいただきました。