では、宇宙人ジョーンズ「銭湯」篇の視聴後の感想とＣＭソングの記事へとまいりましょう。
視聴後の感想
◆30秒Aバージョンのドラえもんの入浴カットはレアなシーン？
「ドラえもん」の入浴シーンというと、プロフィールでは１日に３回お風呂に入るというしずかちゃんでおなじみですね。
声優でいうと、かつてはフジテレビの国民的長寿アニメ番組「サザエさん」で磯野ワカメ役の声を担当していた野村道子さんのころが思い浮かびます。
しかも、ドラえもんの人気ひみつ道具である「どこでもドア」で、のび太が、しずかちゃんが入浴中のお風呂に着いてしまったときに、しずかちゃんが、
「キャーッ！ のび太さんのエッチ！」
と叫ぶのがお約束ともなっていました。
そんなしずかちゃんの入浴シーンはともかく、今回の「銭湯」篇30秒Aバージョンの最後で、下の画像にもあるドラえもんとサルが一緒に温泉に入っていたカットはある意味レアと言えそうです。
しかも、テレビでオンエアされているＣＭバージョン（おそらくBバージョン）では見られないカットでもありますからね。
◆夢のようなリモート温泉の実現は可能か？
上の画像にもあるように、今回のリモート温泉のシーンは、まさに夢のようでもありました。
銭湯を経営している方にとっては、実にいいアイデアだと感じた方も多かったはずです。
では、ＣＭでは実現できたリモート温泉を、実際の銭湯に導入することは可能なのでしょうか？
これについては、リモート温泉を実現するために必要な巨大モニターの設置もそうですが、モニターのディスプレイが、果たして男湯と女湯の湯気に耐えられるのかどうか。
それに、何よりも問題となるのが費用でしょうね。
あのような巨大モニターを男湯と女湯に設置するとしたら、一体いくらの費用がかかるのか？
仮に設置できたとしても、果たしてたくさんのお客さんが来てくれることで採算が合うのかどうかも気になるところでしょう。
◆女湯で映っていた富士山の映像は捨てがたいかも
とはいえ、リモート温泉を実現させるために数々の問題はあっても、女湯の巨大モニターに映っていた富士山の映像は捨てがたいものがありました。
しかもそれが、まさにリアルタイムでモニターに映し出されている富士山だったとしたら、それ見たさに銭湯を利用する人もいそうです。
富士山は四季に応じていろんな姿を見せてくれるからです。
まあその際、リアルタイムではなく録画でもいいですけどね。
◆ＣＭソングは井上陽水の「夢の中へ」
そして「銭湯」篇のＣＭソングは、ベテランフォークシンガーの井上陽水さんが、１９７３年にリリースした６枚目のシングル「夢の中へ」であったことがわかりました。
この曲といえば、１９８９年に、当時女優で歌手でもあった斉藤由貴さんが、崎谷健次郎さんプロデュースよる１３枚目のシングルで「夢の中へ」をカバーしたことが思い出されます。
カバー曲はもとより、手足を前後に動かしながら歌う独特の振付も特徴的でしたね。
斉藤さん自身が主演を務めた、１９８９年５月〜７月まで「土曜グランド劇場」で放送されていた日本テレビ系ドラマの「湘南物語」の主題歌や、ＮＥＣのバーソナルコンピューターのＣＭソングでもあったそうです。
上記したのを斉藤由貴バージョンとするならば、１９９８年にはテレビ東京系アニメ「彼氏彼女の事情」のエンディングテーマで、主演声優の榎本温子さんと鈴木千尋さんとのデュエットによる「彼氏彼女の事情」バージョンがあったことが判明。
もちろん、他にも様々な音楽アーティストがカバーしていました。
また井上さん自身も、２０１７年２月に「夢の中へ」のリマスターバージョンをリリースしています。
「夢の中へ」の曲は、下にYouTubeからのリンクをご用意しましたので、ぜひ試聴してみてくださいね。
●夢の中へ ２分46秒
作詞・作曲：井上陽水
歌：井上陽水
私にとって「夢の中へ」の曲と言えば、たとえば家のどこかに必ずあるはずなんだけれど、探してもなかなか見つからないと言った、まさに現実的な“探し物”をしているときに、よく頭の中で「♪探し物はなんですか 見つけにくいものですか」のＡメロの部分が流れている曲でもおなじみです（笑）。
でも、「夢の中へ」の歌詞にある「探し物はなんですか」は、実は非常に抽象的で奥深いものなのかもしれませんね。
下にご紹介のリンクは、１９９９年７月２８日に発売された２枚組のベストアルバムのＣＤで、全３５曲のうち、「銭湯」篇のＣＭソングである「夢の中へ」の曲はDisc1の８曲目に収録されています（紹介サイト内では試聴もできます）。
GOLDEN BEST [ 井上陽水 ]
