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2017年03月07日
他を類推
助詞を教えていたら、
他を類推させる働きの副助詞が出てきました。
「水さえ喉を通らなくなった。」の「さえ」、
「こんな簡単な問題、猿でも解けるよ。」の「でも」、
「親友にまで裏切られた。」の「まで」
が、他を類推させる副助詞なのですが、
意味が分からない、という人がいるので、
ちょっとここで説明します。
まず「類推」とは、
類似の点をもとにして、他を推し量る
という意味です。
具体的にみてみましょう。
「水さえ喉を通らなくなった。」というのは、
水が喉を通らないんだから、
まして固形物なんかは喉を通らないだろう、
と、水以外のものが当然喉を通らないということを、
推測させますね。
「猿でも解けるよ。」というのは、
猿に解けるんだから、
まして猿より知能が高いはずの人間には解けるだろう、
と、猿より賢い者が当然解けるということを、
推測させます。
「親友にまで裏切られた。」というのは、
自分が信じていた親友が裏切ったんだから、
まして仲良くない人は裏切るだろう、
と、親友ほど仲良くない人も当然裏切ったいうことを、
推測させます。
つまり、ある事柄から程度の違う何かを想像させる、
という働きなのです。
「さえ」「でも」「まで」
を押さえておけば、多分「他を類推」はバッチリです。
◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育
【スクールZ】第一ゼミナールの授業を自宅で!
他を類推させる働きの副助詞が出てきました。
「水さえ喉を通らなくなった。」の「さえ」、
「こんな簡単な問題、猿でも解けるよ。」の「でも」、
「親友にまで裏切られた。」の「まで」
が、他を類推させる副助詞なのですが、
意味が分からない、という人がいるので、
ちょっとここで説明します。
まず「類推」とは、
類似の点をもとにして、他を推し量る
という意味です。
具体的にみてみましょう。
「水さえ喉を通らなくなった。」というのは、
水が喉を通らないんだから、
まして固形物なんかは喉を通らないだろう、
と、水以外のものが当然喉を通らないということを、
推測させますね。
「猿でも解けるよ。」というのは、
猿に解けるんだから、
まして猿より知能が高いはずの人間には解けるだろう、
と、猿より賢い者が当然解けるということを、
推測させます。
「親友にまで裏切られた。」というのは、
自分が信じていた親友が裏切ったんだから、
まして仲良くない人は裏切るだろう、
と、親友ほど仲良くない人も当然裏切ったいうことを、
推測させます。
つまり、ある事柄から程度の違う何かを想像させる、
という働きなのです。
「さえ」「でも」「まで」
を押さえておけば、多分「他を類推」はバッチリです。
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